いいものリレー

11人めのゲスト
野村 友里さん
おすすめ 01eatripのお茶漬けセット

野村さんのおすすめは、
「衣食住」の「食」からはじまります。
ご自分のお店でも販売している、
お茶漬けのセット。
特別なお米と、おいしいお茶と、
特製の調味料で、シンプルで贅沢な
お茶漬けをたのしめます。

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ゲストキュレーター野村 友里(のむら ゆり)
料理人。フードクリエイティブチーム「eatrip」主宰。
料理にまつわるさまざまな活動や、
雑誌やWEBマガジンの連載をしながら、
東京・祐天寺でレストラン「babajiji kitchen」、
東京・原宿でグローサリーショップ「eatrip soil」を営む。
著書に大人もおいしい子ども向けレシピブック
『とびきりおいしいおうちごはん』など。

日本の風景が見えてくる、
シンプルなお茶漬け

――
さて、まずは「衣・食・住」から、
「食」のおすすめを教えてください。
まずこの「黒豆のチュン」っていうのは
どんなものなんですか?
野村
これね、そもそもはうちのおじいちゃんが
ごはんの最後に食べてたお豆なんですよ。
お豆を煎ったあとにお醤油に入れると、
そのとき、チュンって音がするの。
そこから「黒豆のチュン」という名前になった。
――
あ、おうちで作っていた食べ物なんですね。
野村
そうなんです。
調べたら高知にもそういう食べ物があった。
「ちゅん豆」って、ほぼ同じもので。
でもうちのおじいちゃんは全然高知と関係ないから、
なぜそうなったのかよく分からないんだけど。
――
それを再現して、”eatrip food" の
オリジナルアイテムになったと。
煎り豆というのは‥‥硬い豆を煎って、
味を付けたものですか?
野村
そうです。
国産の黒豆と、小豆島の「菊醤」というお醤油で。
この潔い裏の表示見て、食材。こんな少ない。
――
原材料名は、素焼き黒大豆、しょうゆ。
以上。
野村
そう。それがすごい気に入ってます(笑)。
その潔さが。
――
ラベルもいいですね。
野村
それは盛岡の切り絵作家さん、
滝田雄依さんにお願いしたんです。
――
かわいいです。
おすすめの食べ方としては、
このお米と、ほうじ茶とセットということは‥‥?
野村
おわかりでしょうか、お茶漬け。
今、田んぼがんどんなくなっていて、
あとお茶畑もどんどん減っていってるんですよ。
日本の田んぼの景色と、お茶畑の景色も守りたい
という気持ちがすごくあって、
お茶漬けを食べることによって両方守られる。
それと、食べるときに景色が浮かんだらいいなと思って。

――
おいしくて、景色も守れる。
このお米とお茶はどんなところのものなんですか?
野村
お米は、千葉のつるかめ農園さん。
アメンボとかいっぱいいる田んぼなんですよ。
お茶はゲン君のお茶。
広島で茶畑から自分でやってる人で、
このほうじ茶もとってもおいしいんです。
――
体にもよさそうです。
野村
このお茶やお米をつくってる人たちは、
もちろん環境も考え、水源地に近く、
山の生態系も守ってやってる。
だからこのお茶漬けを食べるだけで
その全てを応援することになる。
でも、あんまりいろいろ言っても、
なんか喉を通らなくなりそうだから
おいしいお茶漬けセットとして。
――
さりげなく、ですね。
実際、おいしいものなんだし。
野村
「チュン」は、こんなにシンプルなんだけど、
チャーハンとか煮込み料理とかの調味料として
豆鼓みたいな使い方もできます。
お茶漬けというと、だしを使うことが多いんだけど、
だしが強すぎたりするんですよ。
実はほうじ茶とかが一番おいしかったりするの。
お茶って、なかなか自分のためにいれないけど
ごはんの最後がお茶漬けだと、お茶いれるでしょ。
それってすごくいいなと思って。
このセットで、温度感が少しでも伝わるといいな。
――
たしかにお茶をいれるのって、
なぜかあんまりしなくなってますね。
野村
みんなコーヒーにはお金出すけど、
お茶にはお金出さない。
タダで出てくるものだと思ってるみたいで。
だから、ちょっとそこにストーリーをつけた。
これを食べることによって、
田んぼや茶畑の景色までついてくるという、
けっこう熱い思いがあるんです。
――
日本人として、
日本の景色や食文化を支えたいですね。
すてきです。

おいしいものを、
ストーリーといっしょに
たのしく伝えたい。

野村
今、気になってることがあって、
それは「個食」が増えてるってことなんです。
――
個食?
野村
個食、ひとりで食べるごはん。
――
なるほど‥‥。
ひとりの食事って、どうしてもテキトーになりがちです。
栄養も偏りそうで。
野村
でしょう?
うちの母なんかは、冷や汁が完全食って言うわけ。
スープもたんぱく質も全部入ってるから。
そう考えると、お茶漬けもそうで、
すごく理にかなってるわけなんですよ。
でも、食材が真空パックだったりすると、
寂しさのほうが勝っちゃうの‥‥。
ゴミも増えるし。
いろんなかたちで試したんだけど、うまくいかなくて、
最後、このセットを提案したら、
みんなおいしいって言ってくれて。
――
食材の作られてる背景も、伝えられるし。
野村
そう。このお茶を作ってるゲン君みたいに、
放置されたお茶畑を引き継ぐ人も出てきてる。
「チュン」に使われてるお醤油の鶴醤醤油さんも、
木桶で作る醤油屋さんで、醤油のクラブを作っていて、
すごい木桶醤油チームがあるんですよ。
全国から60人ぐらい小豆島に集まって、
みんなで木桶を作ったりする
大人のお祭りみたいのをやってて。
――
たのしそうです。
いろんな活動があるんですねぇ。
野村
そういう人たちが作ってるものは、
やっぱりおいしいんですよ。
おいしいのには理由があって、
安心というのも、おいしさにつながる。
あと気持ちよさ。
それは生き方とも一緒で、その人らしく、
それぞれがその土地に合った生き方をしてて、
そういう気のよさってけっこう伝わってくるから。
だから、おいしさの分解をいろいろ、
「だからおいしい」という話をなるべくしたい。
――
いいですね、おいしいのと、
ストーリも一緒に教えてもらえると。
野村
そうそうそう。
ごはんを食べなくなってる人がいるから
そういう人にはちゃんと食べてほしいし、
個食の人には楽しんでほしいし、
それと同時に田んぼやお茶畑を守りたい。

▲つるかめ農園の田んぼ(提供:eatrip soil)
――
野村さんは、いつもたのしそうに、
ほどよくやってらっしゃる感じがして、
それがみんなを惹きつけるのかなと思いました。
野村
イベントとかすると、「楽しい」が勝つから。
音楽と一緒にやって、ライブのレコードも出したけど、
それもレコードが出したかったというよりは、
「料理してる音がいいから、合わせてやっていい?」
って言われたんですよね。
でもね、料理って、じーっと音を聞きながら、
確かめるわけでしょ。観察だから。
そういうのが面白いから、なんか、
わりといい感じに循環するんですよね。
――
感覚が大事。
五感をはたらかせるってことですか?
野村
そうなの。
頭でやっちゃうと面白くないけど、カン、そう。
――
楽しむことが大事ですね。
ありがとうございました。

(次は、「衣食住」の「住」をご紹介いただきます)

野村友里さんのおすすめ01

野村友里さんのおすすめ01 黒豆のチュン

広島のほうじ茶

つるかめ農園の白米

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こちらの商品は4月26日〜5月3日の間、
TOBICHI東京でもご購入いただけます。
(4月27日(月)は店休日です)
※数に限りがございますので、
完売している可能性がございます。
あらかじめご了承くださいませ。

黒豆のチュンについて

DEAN&DELUCA と eatrip.野村友里との
共同開発で作られた『黒豆のチュン』は、
黒豆を丸ごと使い、
こだわりの調味料で仕立てた商品です。
「チュン」の原点は、
野村友里の祖父がよく食べていた「ちゅん豆」。

煎ると香ばしさを増し、ほんのり甘みも感じられる黒豆。
その味わいをより引き立たせるために、
すっきりとした旨みの菊醬(きくびしお)で、
素朴ながら奥深い味わいに仕立てられました。
風味が豊かなので、おにぎりや豚肉の煮込み、
チャーハンに混ぜるのがおすすめです。
ごはんのおともに、日々の料理の調味料に、
さまざまな使い方でおたのしみください。

商品名:
黒豆のチュン

製造元:
丸三食品株式会社 田布施工場

内容量:
65g

原材料名:
素焼き黒大豆(国内製造)、しょうゆ(一部に大豆小麦を含む)

賞味期限:
2026年7月8日

あらかじめ知っておいてほしいこと

  • 直射日光および、高温多湿を避けて保存してください。
  • 開封後は冷蔵庫(10℃以下)で保存し、
    お早めにお召し上がりください。
  • お届けは国内のみで、海外への出荷はできません。

広島のほうじ茶について

2016年に広島県で設立されたTEA FACTORY GENの
ほうじ茶です。
伝統と自然に根ざしたお茶作りに挑戦されています。
茶畑の再生から無肥料・無農薬による栽培、
茶葉の加工・製造、パッケージング、販売まで、
全ての工程を自社で行い、
「あらゆる人に精神的豊かさをお届けする」という
ミッションを掲げ活動されています。

広島県世羅町にある、樹齢70年ほどの
自然栽培(無農薬・無肥料)のお茶の木から
収穫した茶葉を使い、
釜炒り茶を作った後に浅く焙煎して作られた、
ほうじ茶です。
この地域は昔から釜炒り茶の文化があり、
中国山地ならではの伝統的な製法に、
現代的なアレンジ加わることで、
香ばしさの中に華やかな香りが感じられるお茶に
仕上がっています。雑味がなく、自然栽培ならではの、
体にすっと染み込むような、透明感のある味わいです。
お茶漬けにはもちろん、
そのままでもお楽しみいただけます。

商品名:
広島在来釜炒りほうじ茶

製造元:
TEA FACTORY GEN

容量:
15g

賞味期限(開封前):
2027年2月

あらかじめ知っておいてほしいこと

  • 直射日光および、高温多湿を避けて保存してください。
  • お届けは国内のみで、海外への出荷はできません。

つるかめ農園の白米について

千葉県のいすみ市で「つるかめ農園」を営んでいる
農家の白米です。
お米界のレジェンド的存在で、
コシヒカリのお祖父ちゃんにあたる種「亀の尾」。
この米がなければ今のこしひかりはない原初の味。
また、日本酒好きで「亀の尾」を知らない人は
ほとんどいないほど、酒米(酒造好適米)として
使われることも多い品種です。
しかし、亀の尾も日常の食卓にのぼる「コシヒカリ」や
「ひとめぼれ」などと同じ、食べるお米(飯用一般米)。
白ごはんのままでもおいしく、またリゾットやパエリア、
鮨など、さまざまな米料理に合うと評判で、
日本酒以外でも注目を浴び始めています。

つるかめ農園では、農薬はもちろん、
肥料も使わない自然栽培という方法をもちいて
10年以上前からお米づくりに取り組まれています。
家畜の糞尿や堆肥など動植物質由来の有機肥料を使う
有機栽培とも違い、より自然の力だけで
植物を育てる方法です。
つるかめ農園は自然の調和と循環と常に向き合いながら
お米を育てられ、お米の収穫だけをみるのではなく、
お米の育つ土壌や環境と共に育くまれています。
そして、日本酒づくりではさまざまな賞を受賞し、
自然の恵みの象徴であるお米を通して、
活躍の幅を広げられています。

商品名:
亀の尾 白米(令和7年産)

製造元:
つるかめ農園

容量:
2合

あらかじめ知っておいてほしいこと

  • 直射日光および、高温多湿を避けて保存してください。
  • お届けは国内のみで、海外への出荷はできません。