Ｍｙ恋歌ポイント

　ぎゅっと誰か抱きしめて
　あたたかい胸で泣かせて

強くはないんだよ、全然‥‥

女はぎゅっと抱きしめられたい動物だよ！

そういう私も姉御肌で仕切り屋で
ひとりでがんばって
生きていける女に見られていた。
昔から年下に慕われて
人に頼ることをあんまり知らずにいた。

その友人は今や商家の奥様。
３人の男の子の
肝っ玉母さんになりました。
私はと言えば、
結婚なんかしないと思っていたのに
いい年になってから
６歳も年下の男と結婚して
やっぱりよしよしと姉御肌を発揮している。

でもでも、やはりぎゅっと抱きしめられたい。
弱気なときに背中をとんとんしてほしい。
でもそれは多分
ずーっと叶わぬことだと思う。

だから友と二人、
たまに夜の町に出ては
そんな話をして歌を歌って
言いたいことを言い合って、
ぎゅっと酒杯をにぎりしめています。

はいはい、
今日はひなまつりですよ。
女の子の、おまつりですよ。
歌を歌って言いたいこと言って
酒のグラスと酒瓶を
ギュッと抱きしめましょう。

「強いから大丈夫」とか、
言われたくないですよ。
本音では、もう、そうです。
もっと言えば、
押せばよろける女の人のほうが
ホントは芯が強いってことを
なんで君はわからんのか？
「強い」と言われた目の前の女が、
ほら、ポッキリ折れとるやないの。
なんでわからんのか！

歌いましょう、強い女子たち。
岡本真夜さんのAlone、
めちゃくちゃいい歌です！

あ、トップバッターのスガノ、
だいぶ、抑えながら書いてますね。

最初からキレてもなんやし、
ということで控えてますけど、
ほんとは「かっちーん！」と来てるのが
行間からびしびし伝わりますね。

おいコラ男よ、
投稿に出てくる男だけじゃなく
全体的に男というものよ！
というふうなオーラが
ぎゅんぎゅん出てる気がしますね。

そういう意味では、すいません、
という気分なんですけど、
かんたんにすいませんとか言うと
「なんでもかんでも謝るな」言われますから
気をつけたほうがいいですよ、男子諸君。

あと、男子諸君、
こういう声をいいように解釈して、
「女性はほんまは弱いから
　ぎゅっとされたいはずや！」言うて
勝手なタイミングでぎゅっとしようとすると
「急になんやねん暑苦しい！」
ということになりますから、ご注意。

押したらよろけるようなはかなげな女性が
じつはめちゃめちゃ強かったりもするし、
いつもビシッとしている人が
急に、ふよっとなることもあるし、
そのあたりの男性側の解釈って
基本的にハズレ、というか、正しいわけがない。
もっというとそういう解釈って
たんなる「こっちの都合」であることが
ほとんどなんじゃないかなあ。

そういう意味では、すいません、
という気分なんですけど、
かんたんにすいませんとか言うと
「なんでもかんでも謝るな」言われますから
気をつけたほうがいいですよ、男子諸君。

まあ、あれだ。
言っちゃなんだが、
男も、なのじゃないか。
（ＧＯＧＯまま）さんの投稿、
男女逆転で読んでみてはどうか。

男だってぎゅっと抱きしめられたい動物だよ！

スガノ（含め女性たち）怒る？
‥‥でも、ここで
「いや女のほうが」
「とんでもない男だって」
と、言い合いをしていても埒が明くまい。

どっちもさ、
「自分が抱きしめて欲しい時」はわかるけど
「相手が抱きしめて欲しいと思っている時」が
わかんないわけだよね。
まあ、自分もわかんないんですけど。

やっぱ言うしかないんじゃないかなあ。

「あのさ！」
「なんだい」
「あのね」
「ん？」
「ぎゅっとして」
「え？」
「いいから、ぎゅっとして！」
「あ‥‥こう？（ぎゅっ）」
「ん」

現実はそうはいかないと叫ぶ
皆さんの声が聞こえる気がする。
どうよ山下さん。