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              | いよいよ土偶コーナーへ突入しました! 
 実は、プレス会は2時間という
 制限時間がありまして
 わたしと譽田さんは国宝コーナーまでで
 ほとんど時間を使い切ってしまいました。
 
 なので、
 ここからはカメラマンさんに
 把手、違う、撮ってもらった
 写真を見ながら、
 後日改めて見に行っての感想を
 お伝えいたします!
 
 最初のちいさいボディーは
 日本で最古と言われている土偶です。
 貴重です!
 わずか3.1cmです。
 孔も気になりますね〜。
 
 
 
                  
                    | ミミケンはじつはそこそこでかいです。こんなに小さいと、
 スソさんのカバンのなかでは
 行方不明になってしまいますからね。
 
 *土偶
 滋賀県東近江市 相谷熊原遺跡出土
 |  4人、いろんな形していますね。
 なかでも右から2番目は河童形土偶って!
 これがほぼ完形なんだとか〜
 顔や頭を作るつもりは
 なかったったらしいですよ。
 
 
 
                  
                    | 実に土偶はいろいろな形をしています。人のことというか、
 他の土偶のことを言えたもんでも
 ないんですけど。
 なにせミミズクですし……。
 
 *河童形土偶
 新潟県 糸魚川市 一の宮遺跡出土
 
 |  次の2人、筒形土偶とよばれています。お腹が筒形でしょ。
 右の人、どこかで見たような……。
 翼のような手をつけたら、
 もしかして太陽の……?
 
                  
                    | 岡本太郎さんの「太陽の塔」のモデルになったかも、
 という土偶ですね。
 知る人ぞ知る。
 太郎さん、ミミケンのことご存知だったかな〜。
 それだけが気がかりです。
 
 *筒形土偶
 左/茨城県那珂市 戸立石遺跡出土
 右/神奈川県横浜市 稲荷山貝塚出土
 
 |  まさにハート!先日この土偶が出土した
 東吾妻町へ行ったのですが
 岩櫃山(いわびつやま)が
 とても印象的でしたよ。
 
                  
                    | スソさんは、土偶や古墳があればどこにでもでかけていきます。
 実は、古墳っぽいものだと認定すれば
 海外だってOKです。
 ミミケンはエジプトも良いんじゃない?
 とおもっています。
 お墓じゃない説もあるらしいですが
 まあまあ、巨大建造物なかまですし。
 アラブ料理おいしいですし。
 羊料理、いいですよね。
 
 *ハート形土偶
 群馬県東吾妻町 郷原出土
 
 |  ちゅうちゅうータコ?配石遺構から出てきた土偶で
 とてもユニークな土偶。
 香炉風な頭から、煙が出てきそう〜〜。
 
                  
                    | いや、土偶をみて、びっくりするのは土偶の中が案外空洞なことですよ。
 じっくり観察して、
 作り方を考えてみると、
 それはもしや超絶技巧では?
 とおもえるものも結構あります。
 ちなみにミミケンはそうでもないです。
 たぶん。
 
 *土偶
 山梨県北杜市 金生遺跡出土
 
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              | 土器にも、人面付きとか 人形把手付きとかあるんです。
 これは、
 人形装飾付有孔鍔付土器
 (ひとがたそうしょくつき
 ゆうこうつばつきどき)
 っていう長い名前。
 
 有孔鍔付は、
 つばにあな(孔)があり(有り)
 っていう意味。
 
 革を張って、
 太鼓っぽく使っていたのかな〜
 と思いますよね。
 だって、このヒト歌ってるみたいに
 見えますよ。
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              | 鰐(ワニ)はいなかったので、蛇でしょうか。 ……余談ですが、
 ワニと呼ばれたサメはいました。
 
 蛇が毒を持っているコワイ生き物だからか、
 冬眠して春になって出てくる驚きからか、
 皮を脱皮して成長する不思議さからか、
 縄文時代のモチーフとして
 多く登場しています。
 
 わたしも、子どもの頃に
 トンネルの中で見た蛇のこと
 一生忘れないなーと思います。
 
 
 
                  
                    | ミミケンは爬虫類はわるくないとおもっています。
 蛇もすべすべだし。
 本当は飼ってみたいのですが
 そうすると蛇が苦手な友の土偶が
 ミミケンのうちに遊びにこれなくなるので
 控えています。
 というか、スソさんにまず
 「いや〜〜〜!」といわれますかね。
 
 *蛇体把手付釣手土器
 (じゃたいとってつきつりてどき)
 長野県諏訪市 穴場遺跡出土
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              | 土偶の中には、 なんだかコワイと感じるものがあるので、
 動物ものはほっとしますね〜。
 
 地元では「トリさん」と呼ばれています。
 高さ9cmで小さい土器。
 
 
 
                  
                    | 土器に土偶がくっついてるタイプのものが「縄文展」には結構ならんでいます。
 そのどれも、
 土偶部分がちょいっとついていて
 カワイイです。
 ミミケンはそれなりにでかいので
 かわいらしさという点では負けています。
 勝ち負けではありませんが。
 
 *鳥形把手付鉢形土器
 石川県 能登町 真脇遺跡出土
 
 |  コウモリかな〜ムササビかな〜〜。鼻の穴がイイネ!
 
                  
                    | あ、ぶたじゃないのね?ミミケンはてっきりぶたかと。
 
 *動物装飾付把手土器
 東京都府中市 武蔵野台東遺跡出土
 
 |  イノシシも縄文人の身近な存在の動物。おとなと瓜ぼう。
 同じところから出たわけではないのですが
 並んでいていい感じ!
 
                  
                    | あ、ぶたじゃないのね?こっちはイノシシね。
 あ、ほんとだ、筋が入ってる。
 ミミケンは、新鮮なイノシシが
 調理されている現場にいたことがあります。
 そのときは、
 スソさんはインフルエンザで倒れていたので、
 ミミケンだけこっそりと
 行動をしていたときのことです。
 脂肪分が歯に「サク」っ
 という感じで当たるそうです。
 あ、ミミケンは食べ物は食べられません。
 においがついてしまうので。
 なにせ土ですから。
 
 *猪形土製品
 瓜ぼう/北海道函館市 日ノ浜遺跡出土
 おとな/青森県弘前市十腰内(とこしない)2
 遺跡出土
 
 |  当時、北海道にはイノシシは棲息していなかったらしいので
 本州から舟で運ばれるなどした
 可能性があるんだって!
 
 他にも、もっといろいろあったのですが
 紹介しきれなかった!
 また何かの機会にはさんでいきますね~
 はー、それにしても濃かった!面白かった!縄文時代って、いろんな物が
 造られていたんだなーってことは
 よくわかりましたよね。
 どんな暮らしをして、
 どんなものを食べていたのか……。
 たくさんの謎が残っています。
 
 フフフ……。そこで宣伝タイム!
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              | 縄文時代の謎に迫りながら、それを研究している
 様々な分野の研究者たちにも迫れる
 内容となっています。
 あらー、私たちの先祖はあんなにも旅をして、
 こんなものを食べてきたのか!
 と楽しんでいただけたら嬉しいです!
 (譽田さんより)
 土偶だけをもっとしりたい!というかた。土偶が出土したときの様子は、
 こちらを読むと面白いですよ。
 あわせてどうぞ!
 
 さあーまだ観に行ってないかたは、今すぐ上野へゴー!
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