千葉で石枕を見る編 2石枕と立花の謎を解く?

千葉県立中央博物館にいます。

石枕展を見終わり、まだ時間があるので常設展へ。
海洋生物の部屋も楽しそうだけど、
古墳部的にはやっぱり歴史展示でしょ。




 
房総の歴史展示室へ
素敵な土偶がならんでいます!

千葉は古墳だけでなく、
加曽利貝塚などの縄文遺跡も多いですからね。

みこちゃんとの違い
 
みこちゃんは、埴輪。
このこたちは、土偶。
似ているけれど違うのよ。
みこちゃんは古墳に並べられてたもので、
土偶はほら、縄文時代のものだから。


 
千葉の土偶
うしろに立っているのは、
みみずく土偶です!

目がまんまるのかわいい土偶です。

みみずく土偶
 
みみずく土偶は、
縄文時代の後期から晩期に
関東で多く出土する土偶よ。
目と口が丸く表現されていて、
みみずくに似ていることから
そう呼ばれているの。
 
三角頭も
手前に三角頭のもいますね。
目は閉じていて細長い、赤ちゃんっぽい顔です。

かわいいのー
 
こんなCG動画を見つけたわ!
見て見て!
かわいいのーーー。


 
宮内井戸作遺跡から
小さなみみずく土偶! かわいい!
片足、折られた跡があるな~。

手前におもしろい形の土偶がいます。

地面から、にゅーっと出てきたような…
「ムーミン」に出てくるニョロニョロみたいですね。

宮内井戸作遺跡
(みやうちいどさく)って、
すごい名前なのねー。
 
ところでスソさん、
「ムーミン」って、なに?
土偶の一種?
‥‥あ、わかったわ!
ニョロニョロした土偶ね!


 
顔だけ
土偶は手や足を故意に壊されていることが多いけど
これはかなり粉々っぽい。

完成状態見たかったなー。

故意に‥‥
 
そうなの。
出土された土偶のほとんどは、
何らかの部分が破損しているの。
なので、「故意に壊して埋められた」
という説があるのよ。
ほんとだとしたら、かわいそーーー!




 
謎の土器
『異形台付土偶』と書いてあります。
『異形』って、何だかよくわからないときに
つけられるんです。

どうしてこんな形をしていて、
用途がなんだかわからないってこと。
もし作った人が知ったら、
「えー!?」って思いますよね。
「もっとちゃんとした名前にしてー」って。

口をちゅーっと出した顔に見えちゃうんだけど‥‥

そして、バカボンのパパの友達に
こんな人がいたような‥‥

あ、まじめに見ると、
金生遺跡の中空土偶に似ている、と思いました。

金生遺跡の中空土偶
 
山梨県北杜市の八ヶ岳南麓尾根上にある縄文遺跡よ。
配石遺構から出土した中空土偶は、
祭祀にかかわるものと考えられているの。
下の写真がそれよ。

ほんとだ!
口をちゅーっと出した顔に見える!

‥‥ところで、
バカボンのパパって何??
土偶?






 
縄文土器ずらりー
おお、縄文土器♪~
(レキシの歌が聞こえてきますね)

装飾や模様のバリエーションが豊富です。

注口土器は、現代の急須にとっても似ています。
お茶じゃなくて、お酒じゃないかなーと思いますが。

木の棒か縄をつけるところはカエルみたいな
飾りがついてます。
胴の模様は繊細な線で構成されています。
縄文後期かな~。
弥生土器に近い感じがしますねー。


 
お宝
千葉市有吉貝塚からでてきた装飾品です。

鹿角やイルカの骨で作った腰飾り
きれいですねー。
鹿角腰飾りは東北との交流を意味するのかな~。

千葉市有吉貝塚
 
JR外房線の鎌取駅南にある貝塚遺跡よ。
有吉貝塚公園として、
一部が整備保存されているの。
詳しくはこちらでー。
 
琥珀!
そして、縄文時代にはとてもめずらしい琥珀も!
琥珀は千葉の銚子市犬吠埼周辺で採れるんです。

ヒスイはやっぱり糸魚川産のものでしょう。

これだけの装飾品を持っていたということは
かなり栄えていたムラがあったのですね。


 
お疲れー
見応えありましたねー!
充実した気分で博物館の喫茶室で水分補給。

懐かしいクリームソーダをごくり。

あ、隣の人はビールだ!

なぜ途中?
 
スソさんはなぜ、飲んでいる途中の
クリームソーダを撮ったのかしら?
飲む前に撮れば
かわいいジュースの写真になったのに。
コップの中がグズグズになっちゃってる!
きっとスソさんは
喉がからからだったんだわ。
だから一気に半分まで飲んじゃったの。
で、思ったの、
「これも写真に撮らなくちゃ!」
で、続けて思ったの、
「ていうかビールにすればよかった!」




 
夕暮れタイム
閉館です。
博物館をあとにしました。

次シリーズへ〜
 
次は千葉の阿玉台(あたまだい)貝塚へ
行ってきたシリーズをお届けしますね。
阿玉台(おたまだい)土器を求める、
スソさんの日帰り旅行。
おたのしみにーーー!


 
石枕を見られる 展示会のおしらせ
上野の東京国立博物館で
石枕や立花が展示されています。

古墳時代の葬送儀礼

平成館 考古展示室  
2014年6月10日(火) ~ 2014年12月7日(日)

 写真は、
「石製勾玉 
 千葉県成田市高倉 高倉所在古墳出土
 古墳時代・5~6世紀 根本安太郎氏寄贈」

古墳時代中期に
東日本で出現する石枕と
滑石製模造品を組合せた葬具を用いた
葬送儀礼のあり方が展示されています。

興味のある方は、上野へ!

 
2014-06-29-SUN
 
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