珍しいキノコ舞踊団?
最近よく耳にするんだなぁ、この名前。

ゆーないとさんとキノコに参加の巻


前回予告したように、今回の取材は、
助っ人と2人で行って参りました。
「ぼーっとした青春。」
でおなじみの、ゆーないとさんです。

ほぼ日のスタッフと、次はどうしようか?
と話していたら、誰からともなく、
「ウチにもキノコがいるじゃん!」
ってことになったんですね。
なんか、醸し出すものが似てるって、
ほぼ日スタッフ全員が気づいてしまったんです。

で、「どうよ?」って、ゆーないとさんに聞いてみたら、
「行きましょう!」って二つ返事だ。
「どうしたい?」って単刀直入に聞いてみたら、
「柔軟とか、いっしょにやる」。

間抜けでいいんじゃなーい? っていうことで、
ゆーないとさんとクサナギは、
連れ立ってでかけたのであります。

舞台で人前に立つような人たち、
とくに踊りなんかをやっている人たちは、
練習のはじめに、ものすごく入念に
アップというのをするんだそうです。
キノコさんたちは柔軟体操みたいなことを、
毎回、だいたい1時間くらいかけてやっています。
今回は、そこから参加させていただくことにいたしました。

キノコのメンバー6人は、
クラシックバレエ出身の方もいれば、
モダンダンス出身の方もいて、
その日によって持ち回りで、
柔軟のイニシアチブを取っているのだそうです。
今回はたまたま伊藤千枝さんの担当の日でした。
ヨガの要素を取り入れた柔軟です。

柔軟体操だなんて、あなどっていたら、
とんでもありませんでしたよ。
普段やらない動きでもって
体中の筋を徹底的に伸ばすっていうのは、
けっこうキツイということを身をもって理解いたしました。
親しみやすい風情のキノコさんだから、
ついつい忘れちゃいそうなんですが、
いやいや、みなさんダンスのプロなのでした(失礼)。
柔らかいこと柔らかいこと!

仰向けに寝っ転がって、膝を抱えるようにして胸に付けて、
ハイ、つま先を持ってそのままゆーっくり膝を伸ばす…
とか、
片方の足を大きく前へ踏み込み、
腰を低ーくして胸を反らしー、
そしてそのまま後ろに伸ばした足の膝をつき、
膝を折り曲げて両手で足先を持ち、足の裏をお尻に付ける…
など、
…何かが違う。
呼吸を楽に、なんて言われても、どうしても苦しい。
気持ちはダンサーなのに、体がどうしようもなくダサい。
どう見たって同じポーズじゃないのだ。
約2名だけ、ポーズが決まらずにゴロゴロ転がっている。
あまりのぶざまさに笑いが込み上げてきたので、
ゆーないとさんに目をやると、こちらも苦笑い顔でした。
もちろんキノコのメンバーは涼しい顔で、
気持ち良さそうですらあったのでした。

写真がないのが残念です。
とても集中してやらねばならない大切な時間なので、
撮影は遠慮したのでした。



代わりに、キノコさんたちの練習風景をご堪能下さい。

和やかな雰囲気のうちに柔軟を終え、
すっかりキノコ気分になったゆーないとさんとクサナギ。
じつは柔軟に続く練習で、
大胆にもキノコさんと一緒に踊ってしまったのです。
その様子は、次回、
ゆーないとさんにレポートしてもらおうかな?
乞うご期待!





「珍しいキノコ舞踊団」
フリル(ミニ)ワイルド in the Hara Museum Garden

2002年3月26日(火)〜3月31日(日)全6回公演

チケットは、すでに発売されています。
チケットの購入方法や会場へのアクセスは、
原美術館 http://www.haramuseum.or.jp/
をご覧ください。

「珍しいキノコ舞踊団」公式サイト
http://www.strangekinoko.com/

2002-03-04-MON

BACK
戻る