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三菱地所×丸の内15丁目プロジェクト×ほぼ日 ものすごく気軽にラグビーを観にいこう。2019 たのしみたいには、上下はない!とっても気軽なラグビー観戦イベント。三菱地所×丸の内15丁目プロジェクト×ほぼ日 ものすごく気軽にラグビーを観にいこう。2019 たのしみたいには、上下はない!とっても気軽なラグビー観戦イベント。

2019年6月1日(土)14:15試合開始 ※雨天決行 東京。秩父宮ラグビー場 ヒト・コミュニケーションズサンウルブズvsブランビーズ 特典いろいろのチケットで3,000円(税込)

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サンウルブズの試合を
みんなで観にいった
試合当日のようすをレポート!

みんなでラグビー観戦をたのしむイベントを、
2019年6月1日(土)におこないました。
ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズの
2019年シーズン国内最終戦を応援するために、
「にわかラグビーファン」の
1410名がまとまって座って、
おそろいの帽子をかぶったり、カレーを食べたり。
「ものすごく気軽に」観戦してきました。
試合から時間がかかってしまいましたが、
たくさんの写真で、レポートをお届けします。
担当は、にわかラグビーファンの平野です。

  • 試合会場は、秩父宮ラグビー場。
    ほぼ日乗組員にとっては、
    「会社の目の前にあるラグビー場」として
    誰もが毎日見ている景色です。

  • 試合がはじまる前から門の前では
    「秩父宮みなとラグビーまつり」が
    開催されていて、大賑わいでした。

  • オフィスを出て試合会場に向かう
    にわかラグビーファンのほぼ日乗組員。
    黒いTシャツ姿の背中はみんな、
    使命感にあふれていました。

  • 「カレーの恩返しカレー」を運び入れるために、
    会場内の動線を最終確認します。

  • カレー運搬チームは、
    できあがったカレーをどんどん運び入れます。
    この日のために用意したカレーは、1500食分。
    会社の近さというメリットをフル活用して、
    「作っては運ぶ」を繰り返しました。

  • ほぼ日のみんながカレーをお渡しします。
    「RUGBY NIWAKA DE GOMEN」の
    Tシャツを着てお客さまを笑顔でお出迎え。

  • 三菱地所さんの案内チームも準備バッチリ。
    左の藤本さんは元ラガーマン。
    秩父宮ラグビー場は勝手知ったる場所です。

  • カレーを食べながら試合開始を待つみなさん。
    「おいしいものを外で食べると
    ラグビー観戦がピクニックになる」
    というのは糸井重里の提案です。

  • 試合開始の20分前、写真の左隅の場所に
    「ものすごく気軽にラグビーを観にいこう。」に
    ご参加いただいた1410名が集まっています。
    当日は16,741人のお客さんが入ったそうなので、
    計算すると、えーと‥‥、わっ、12人に1人の割合!
    にわかのみなさん、よくぞ集まっていただきました!

  • 試合前のラジオブースからこんにちは。
    会場限定で聴けるミニFMラジオ「秩父宮FM」に
    糸井重里と中竹竜二さんがゲスト出演。
    秩父宮FMのパーソナリティの丸山みづ紀さんと
    ディレクターさんといっしょに記念撮影。

  • ラグビーの試合では、
    試合直前のウォーミングアップのようすも
    目の前で観ることができます。
    秩父宮ラグビー場の観客席は、
    地面との距離が本当に近いです。

  • にわかなコメントで恐縮ですが、
    「えっ、練習からこんなに高く上げちゃうの?」
    と思ってしまいました。
    だって、仮に身長180センチと考えたとして、
    ボールの位置、3メートル以上ありません?
    それなのに、こんなにきれいに立てるのは、
    支える人との信頼関係がないとできませんよね。

  • 試合直前、サンウルブズが円陣を組みます。
    試合に臨む選手たちって、
    どんなことを話しているのでしょうか。
    五郎丸選手は試合前のロッカールームで
    泣くことがあることを教えてくれました。

  • さあ、キックオフ!
    赤いユニフォームのサンウルブズにとっては、
    今シーズン日本国内最終戦がはじまりました。
    そしてオーストラリアのブランビーズにとっては、
    グループの首位をものにするための大事な一戦です。
    グラウンドに立つ選手たちは、
    80分間でどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。

  • 試合がはじまってすぐ、
    ボールを持ったブランビーズの選手を目がけて
    サンウルブズの選手たちが襲いかかります。

  • ぐちゃあっっ!!
    さあ、サンウルブズが
    ボールをゲット!

  • フリーでボールを持ったところから
    キックを有効に使ってボールを前に運びます。

  • えっ?

  • あれ、もしかして?

  • わっ、決まったーー!

  • サンウルブズのサウマキ選手、
    いきなりのトライ!
    開始から1分も経っていません。

  • あっという間の出来事に、
    どよめきに近いような歓声が響きました。
    にわかのみなさんも、さっそくのトライを
    観ることができてよかった!

  • 華麗な先制攻撃を見せたサンウルブズ、
    「今日の試合は勢いが違うぞ!」
    という意気込みが感じられました。
    試合再開し、ガンガンぶつかりにいきます。

  • これがラインアウトのプレー。
    ラグビーでは両サイドの線のことを
    タッチラインと呼んでいて、
    ラインの外側からボールを投げ込みます。
    公平性を重視するラグビーでは、
    両チームの中央に投げないといけない
    ルールがあるんだそうです。

  • ぽーん、とボールを
    まっすぐに投げ込むと‥‥

  • ただでさえ大きな選手が、
    味方のガタイのいい選手に支えられて‥‥

  • にょきにょきにょきにょき!

  • ブランビーズの選手が、
    しっかりとキャッチ!

  • 誰かがボールを持つと、すぐさま両軍による
    猛烈な押し合いがはじまります。
    ちなみに、密集したプレーにおいては、
    「押す」ことよりも「固まる」ことに
    意識をすると、相手に力が伝わりやすいそう。
    中竹竜二さんに教えてもらいました。

  • さあ、ここで問題です。
    選手たちは必死にボールを奪い合っていますが、
    この写真のどこにボールがあるのでしょうか。

  • ボールの場所、わかりましたか?
    写真の右側、こんなところにありました。

  • もみくちゃになっている中で、
    ブランビーズの選手は、
    こそっと味方にボールを渡します。

  • そこからブランビーズの反撃開始。
    前半9分、21分、29分と
    立て続けに3本のトライを奪います。

  • サンウルブズのプレーを観た糸井は、
    「キックの後に不利になっている」と気づきます。
    中竹さん「糸井さん、いい視点ですよ」
    丸山さん「ついに、にわか卒業じゃないですか?」
    糸井「イヤです。無責任なこと言っていたいんで」

  • ボールが落ちていない状態で密集して、
    ボールを取り合う「モール」。
    もみくちゃにされてどこにボールがあるのやら。
    中竹さんは「モールの中は闇の中です」と解説。

  • フォワード陣が押し合うスクラムに、
    解説席の糸井重里は
    「はじめて言いますけど『うみがめの産卵』みたい。
    たまごが後ろから出てくるし、
    選手たちも泣くほど痛いでしょうし」と表現。
    中竹さん「スクラムはぐちゃっとしてますけど
    うみがめはきれいだなあ(笑)」。

  • 前半の40分が経過して、
    サンウルブズ12-21ブランビーズ。
    ハーフタイムの間には
    サンウルブズの選手が観客席にTシャツを
    バズーカで打ち込んでいました。
    この日はヘンリー・ジェイミー選手がバズーカを担当。
    そして、サンウルブズチアリーダーズによる
    パフォーマンスで会場を盛り上げます。

  • そして後半がスタート。
    後半は、ほぼ日スポーツ担当の杉本が
    スポーツメディアのカメラマンに混じって
    グラウンドで撮影することができました。
    グラウンドレベルで
    撮影しているからこその迫力を感じます。

  • あっ、観客席の奥で黒いキャップを
    かぶっているのは、にわかのお客さんたち!
    こうして写真で見てみると、
    グラウンドに立っている選手たちが、
    いかに観客席の視線を集めているかがわかります。

  • ボールを持ってはぶつかられ、
    チャンスになっては崩されて、
    それでも少しずつ、
    前へ前へと進んでいく選手たち。

  • 肉弾戦を間近で観るとこんな感じ。
    ゴツンっ! とぶつかりあう音が
    聴こえてくる迫力です。

  • 選手の治療中に中竹さんは、
    こんな解説をしてくださいました。
    「ひと昔前のラグビーでケガをした時には、
    『やかん=命の水』というイメージがありましたが、
    現在はもうなくなっているんです。
    じつはこれ、やかんを持って走って行くときに、
    勢い余って選手にやかんの先の部分が刺さって危ない、
    ということが頻繁に起きていたんです」

  • ブランビーズの中でとにかく印象的だった、
    クリスチャン・リアリーファノ選手。
    正確なキックが持ち味で、
    この日も、何度も決めていました。

  • じつはリアリーファノ選手、
    20代の頃に白血病を患い、
    約1年間の闘病を経て
    2017年からスーパーラグビーに復帰したのだそう。
    チームのキャプテンを任されていて、
    ゲームを支配していました。

  • 試合展開としては、
    オーストラリア代表を擁する
    ブランビーズが随所で地力の強さを見せました。
    さすがはグループ首位に立つチームです。
    ミスが少なく、連携がスムーズでした。

  • 世界レベルの戦いを、選手を、
    目の前で「ものすごく気軽に」観られて
    ぼくたち、とっても幸せでした。

  • にわかラグビーファンのみなさん、
    たのしんでいただけましたよね?
    みんなでひとまとまりになって、
    カレーを食べて、黒い帽子をかぶって、
    わーーっと声も出せたでしょうか。

  • 80分間が経過し、ノーサイドの笛が鳴ります。
    最終的なスコアは
    サンウルブズ19ー42ブランビーズ。
    ついさっきまで全力でぶつかり合っていた選手が、
    お互いのプレーをたたえあいます。
    なんて美しいハグなんでしょう。

  • これはニュースにもなっていた話ですが、
    ブランビーズのキャプテンである
    リアリーファノ選手は試合後のインタビューで
    サンウルブズのファンを褒めていました。
    「ワールドカップがこの日本で開催されることは
    もちろん知っていますし、
    今日のこの雰囲気を感じると、
    日本のファンは本当に素晴らしい。
    ワールドカップが開催されると、
    もっと盛り上がると思うし、
    日本に来た選手たちはエンジョイできると思うよ」

  • 最後に、みんなで記念写真。
    ラジオブースから中竹さんと糸井も合流して、
    はい、チーズ!
    満足そうな表情のみなさんに囲まれた糸井も、
    みんなでいい時間を過ごせて嬉しそうでした。」

みんなでいっしょに観るスポーツって、
いつも、本当にたのしいです。
今年はラグビーワールドカップもあることですし、
「NIWAKA」の仲間みんなで
日本代表や、世界からやってくる強豪チームを
会場やテレビで応援していきたいですね!
このレポートの締めくくりとして、
ご参加いただいたみなさんからいただいた
感想メールの一部をご紹介します。

サンウルブズの古参ファンの方が、
声援の送り方、相手チームや選手を讃えること、
いろいろ教えてくださったので、
ラジオがなくても楽しめました。
何より、思っていたより音も大きく聴こえるし
臨場感がたっぷりあって、
生観戦ていいなあと改めて思いました。
長野からほいほい遊びにいった甲斐がありました。
(ななこ・うづももさん)
私は約10年振りの秩父宮で、
学生時代にマネージャーとしてですが、
ラグビーに熱していた気持ちを思い出したりして、
やっぱりラグビーいいわ~と。
サンウルブズでも、ブランビーズでも、
相手陣内でのパスするタイミングとか、
プレー中にできたスクラムに入っていく
前列の選手の献身的なプレーとか、
生で観てぐっときました。
(Yさん)
生で見るラグビーは迫力満点でした。
選手たちが掛け合う声や
ぶつかり合う音が聞こえるんですね。
そして、芝生の綺麗なこと。
風にのって漂ってくる芝の香りも
テレビでは味わえない経験でした。
そしてテレビでは分からなかった
意外な一面も垣間見えました。
トライを決めた後のゴールキック。
今までは他の選手たちも固唾を飲んで
見守っているのかと思っていたのですが、
みんな円陣を組んで
次の展開の相談でもしているのでしょうか。
キッカーの選手は放ったらかしなんですね。
ちょっと笑えました。
(とももさん)
気軽にラグビー観戦企画を見た時に、
ぜひ参加したい! と夫を誘い申し込みました。
ラグビー経験者の夫がいつか観に連れて行くと
結婚前に約束して早30年過ぎ、
まったくその気配がないので
自分で行動を起こしました。
初めて生で観るラグビーはとても楽しかったです。
屈強な選手たちがぶつかり合う迫力に驚き、
ボールが出てからパスで繋いで
走り抜けてのトライに興奮しました。
野球は横浜ベイスターズのファンなので
ハマスタにはよく行きますが、
筒香選手がたくさんいるような
ラグビーも面白かったです。
ぜひまた観に行きます。
楽しい時間をありがとうございました。
(はまかぜさん)
今日は夫婦二人での観戦でした。
普段スポーツ観戦に行くことはないのですが、
子供が大学に入学したこともあり、
思いきって妻を誘いました。
妻が満足するか不安でしたが、
そんな心配はなくとても楽しんでくれました。
これから子供も少しずつ離れていき
二人の生活になっていく中で
今回の観戦はこれからのたのしみの
一つとなりました。
(Sさん)
ラグビーを観たあと、
「RUGBY NIWAKA DE GOMEN」の
キャップをかぶったまま帰りました。
東京駅からの電車の中で、
私のキャップを指差す体格のいいおじさんたちが。
なにかな? と思ったら
キャップのRUGBYに反応している模様。
おじさんは自分の服を指差しアピール。
どうやら、俺らもラグビー好きだぜ!! と。
着ている服(ユニフォームでした)を調べてみると、
ロンドンのラグビーチーム、
ロンドンワスプスのファンの方のようです。
キャップをかぶっているだけで
こんなことが起こると思っていませんでした。
言葉はほとんどわからなかったけど
コミュニケーションが取れました。
いい思い出になりましたー。
でもRUGBY以外の英文字を
どのように捉えたかは謎です!
(きりんのきりこさん)

長いレポートにおつきあいいただき、
本当にありがとうございました。
サンウルブズの国内初勝利は
残念ながら観られませんでしたが、
ワールドカップまでお預けということで。
「ものすごく気軽にラグビーを観にいこう。2019」
観戦レポートも、これにてノーサイド!

  • 2016年に「ほぼ日」が秩父宮ラグビー場で開催した観戦イベントのようすはこちら
  • ほぼ日イトイ新聞の、ラグビーにまつわるコンテンツ
©JSRA photo by H.Nagaoka