もくじ
第1回占いおばちゃんとして30年 2016-12-06-Tue
第2回占いをはじめたわけ 2016-12-06-Tue
第3回道しるべになる占いをしたい 2016-12-06-Tue
第4回結婚線は自分次第 2016-12-06-Tue

日本文化と食と寅さんを愛する、87生まれ。サブカルから伝統文化まで、いろんなことを書くお仕事をしています。ロマンチックに生きたい、です。Twitterはここです。

占いおばちゃんのお話

担当・羽佐田瑶子

第3回 道しるべになる占いをしたい

占いってはずれることはあるの?
当たるのは8割、当たらないのは2割。
人生と同じで、絶対は占いにもない。
はずれたことでうらまれたりとか・・・
ないね~。
こっちも当てよう!と思って占うわけじゃないからね。
どんな気持ちで占うの?
いろんな選択肢があるよって思いながら占う。
たとえうまくいってなかったとしても、
本人の想いと、占いで少しでも可能性があるなら
できるだけ本人の想いが叶うようにしたい。
そして、結果を出したい。
だからお母さんは占い以外のオプションが多いんだ(笑)
でも占いも大事だよ。
昔、友だちの旦那さんの生命線をみて
当たってしまったことがあって、
それからは占いの力も信じるようになった。
そうだったんだね。
みえたものは伝えるのは難しいね。
すごくセンシティブなことだから言葉を選ぶ。
あなたの人生はこちらですって提示するのは怖いよね。
弱い線でもはっきり言うけど、
強い意志が本人にあれば占いの結果も変わると思う。
実際に結婚した女性もいるしね。
プロポーズした彼女は
私のアドバイスが本当に迷惑だったらしいけど(笑)
最後に決めるのは占いでもなんでもなくて、自分だから。
お母さんはよく、自分次第と占いはセットって言うよね。
手相は変わるし、運命も変わる。
あとはその言葉を、本人がどう受け取るかどうかだね。
あと、結婚はゴールじゃないから
これからが大変だってことも言っておいた。
そこは、おせっかいおばちゃんの側面だね(笑)

占いができるっていう理由だけで、
30年以上も占いをつづけられるものなの?
初めに占いができるようになった時にね、
いろんな選択肢があることを伝えられるかもって思ったの。
そう思いながら占ってるって、言ってたもんね。
私の時代は、女性は大学卒業してすぐ結婚が当たり前。
田舎だったから、結婚しない女性は売れ残りとまで言われたの。
でも私は仕事がしてみたかった。
自分の意志で仕事をするのに、それを認めてもらえないことが
苦しくてしょうがなかったの。
うん。
同じように苦しんでいる同年代の人に、
結婚だけが選択肢でないこと、
仕事や結婚、人生で悩む人に占いを通して
道しるべを示したい思いが強いんだと思う。
だからおせっかいにもなっちゃうんだ。
結果にもコミットします(笑)
(笑)

(つづきます)

第4回 結婚線は自分次第