ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

「せんとちちひろ」。

あらいやだ、気づいたら2月!
びっくりしちゃう。みなさま、お元気でしょうか。

ずっとふしぎなことがあって、
『千と千尋の神隠し』というジブリの映画は有名ですが、
うちの娘は「せんとちちひろ」と、呼ぶ。
小さいころからそう呼んでいたので、
かわいくて、そのまま放置していました。

彼女も小学生になり、
お友だちとの会話は、ますますはずみ、
キャッチボールも多くなり。

「「ちちひろ」じゃなくて、「せんとちひろ」だよ?」

と、つっこまれることになりました。
娘はわれら親類の中ではめずらしく、
謎に勝気なキャラクターなので、

「え、いいんだよ、ちちひろでも!」

と、すぐに言い返していました。
なにがいいのでしょうか。
わからないけれど、
小さな頃から、「それでもいいんだよ」と
いろんな場面で励ましてきたからだなぁ、きっと。
その場面に出くわした、その晩。
小さい声で、ひとりで何かを唱えている彼女。

「せんとち。ちひろ。
せんと、ち、ちひろ。せんとち、ちひろ・・・」

どんなにゆっくり、ていねいに言ったとて、

「せんとちちひろ」から、抜け出せないらしい。

「あの女の子は、ちひろ、っていう名前だよね」

と伝えてみるも、

「そうだよ。ちひろ。せんとちちひろ。せんとち、ちひろ」

大人からすると、不思議で仕方がない。
どうしてだ。
このことをXにポストすると、
とある方から、

「わたしは小さい頃、
伊勢丹のことを『イテタタン』と言っていました」

というお返事が。
もしかしたら、「タ行」にはそういう、
マジックがかかるのではないだろうか。
他に、そういう言葉ってあるかしら。

あ、はい!
・・・「タルトタタン」はどうでしょう。

千と千尋的にいえば、
タルと、タタン。
千と、ちひろ。
千と、ちちひろ。
タルと、タタタン。

そういうこと?
でよい?
たのしそうな響きだわ。もともとだけど。

リスの「チップとデール」も
ひっくり返して、「デールとチップ」と呼ぶときは、
「デールとチチップ」になるかな。
ハムチーズサンドイッチの場合、
ハムチチーズ?
ちゃうか?
「いったたんもめん」
「岡本た太郎」
「ももたたろう」
「まさかりかついだきんたたろう」
「ももたろうと さるとととりときじ」
あ!「となりのトトロ」は
だいじょうぶなんだけど、なぜなの?

あぁ、わからない。
chat GPTに聞いてみた。

いくつか説を教えてくれたのだけど、
「へぇ」と思ったのが、

2. 「ん」のあとに「ち」が続くと聞き取りにくい

「せんとちひろ」は音が続くと、

せんとちひろ
→ せんとちちひろ

のように「ち」が重なって聞こえやすいです。

日本語ではこういう音の変化が起こりやすく、子どもは特にそのまま発音します。

だそうで。
「イテタタン」も、今回のもあてはまらないのだけど。
「ん」の後に「ち」がつく言葉といえば・・・
ああぁ、もう、あれしか思いつかないよ。
もちろん、あれです。3文字の、あれ。
そのときには、ならなそうだけどなぁ。
謎ですのぉ。

子育てをしていると、
周りの子と比べてしまうことが、多々ある。
それは、「周りの子と比べないであげて」
という言葉だけが一人歩きして、
「比べちゃいけない!」って、
つい思ってしまうのだけど、
比べないと、彼女の持つ魅力も
わからないかもしれないじゃない。
普通のことだと思ってたら、
案外ひいでていたり、
そうじゃなかったり。
だったら、のばしてあければいいし、
その子の特別ななにかなのか、
よくあることなのか・・・。
どうしてあげたらいいのかなぁ。

などと、「ちちひろ」から始まり、
色々勝手に考えていた数日後、
図工で描いた絵を持ち帰ってきた。

新年の夢だか、目標みたいなお題で
描いてきたのが、

「つぎは せんとちちひろのせかい」

おーい、「ちちひろ」思いっきり描いてる!

「つぎはせんとちちひろのせかい」
「じぶりのせかいへようこそ」

ふと、「ジブリパークがあったら行ってみたいな」
と思ったらしく、それを描いてみたんだと。
行ったことはないし、すごく行きたがったこともないわ。
うん、それは、あるよある!存在してます!
そこには、「せんとちちひろ」のせかいも、きっとある。
今年のわが家の目標は、ジブリパークに行くこと!
にしました!
その前に、もう少し近い三鷹の森ジブリ美術館にも、
行ってみようかしらね。

そういうところに行くときは、
かならず「しおり」を作って、
もちものや、よていを描いて、
もくじもつけて準備するので、まずそこからだ。


▲こちらは最近少しずつ書きためている、
「キャラクター図鑑1000」。
中に描いたものを、表紙にも描いて埋めていく。
こういう、アナログなことを、
集中してたのしめている姿を見ると、
ほっとするわ・・・。

さてさて、今週もふぁいとぉ〜〜〜〜。がんばってくどー。


▲赤城の雪からひょこんと出た石たち。

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