アイツの気配。
2024-05-20
あれはゴールデンウィーク中の出来事。
「まま、うでのなか!」
と毎晩のように腕枕をリクエストするお嬢。
これも
「いつまで続けるのだろう・・・」
とちょっと気が遠くなったり、
「いつまでこうやって甘えてくれるんだろう・・・」
といつか必ずやってくるであろう未来を想像して、
勝手にせつなくなって、噛み締めたりする日々の中。
その日、スッと寝た彼女から聞こえてくる、
いびきの音が、とてつもなく・・・!
ねこがリラックスしたときや、甘えたとき、
落ち着きたいときに出す、
「ゴロゴロ」の音とまったく同じだった。
わたしの胸から肩にかけて乗っかって、
かたくなに目を閉じてゴロゴロ音をたてる、
あたたかくてふわふわで、
ちょっと口がくさくて、鼻がややつまっていて、
ときどきくしゃみや鼻水を、
わたしの顔にかけてくるアイツがここにいるみたいで。


すきあらば、わたしの顔を
ザリザリしたベロでなめてこようとして、
顔を手で覆うと、
その手をひたすらなめてくる。
初期の頃はよくわからずに、
すべてを受け入れていたら、
体育館で転んでできた擦り傷のようになって、
うっすら血がにじんだこともあったもの。
寝ていると・・・

こうやって乗ってきて。

こうなったりと。

なつかしや・・・。
ゴロゴロ音は、録音してあったり、
動画のおさまっていたりするから、
たびたび思い出してはいたけど、
何も介さずにリアルで、
こんなにそっくりな音が耳から聞こえてきて、
ほかほかとぬくもりもあって、あたたかくて。
自然と涙がツーッとした、夜。
ツーッとしたのも束の間。
ゴロゴロ音をかき消すかのように、
おとうさんのほうの轟き音がなかなかのもので、
どういうわけかどんどんエスカレートして、
そのか細くて愛おしいゴロゴロに
しっかりとかぶせて大音量になって、
わたしの静かな、ひとりひたりタイムも
ほぼ強制終了。
ほんとうに、のりうつったようですごかったなー。
気づけばミッツがいなくなり、
牛がいなくなって、もう丸3年たつ。
いつも近くにいる感じもするけど、
ひさびさに遊びに来てくれたのかななんてね。

「あおいもみじも、きれいだね〜」
と言おうとして、
「紅葉があおいって、んなわきゃないやろ!」
と自分でツッコミました。
ところが、「青もみじ」という呼び方がある。
ということを知った。
知らないことの方がいつまでも多い!
ぜったい一生!
さ、今週も、エイエイオーで参りましょう〜。

