ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

へとへと週末。

ふと気づくと、もう新しい1週間が
やってくるのだ。げつようにちはーっす。

娘が年長さんにもなると、
母子で出かけるのも、だいぶ楽になってきて、
自分も幼稚園生だった頃に、
電車で遠出したことなんかを思い出す。
あの頃はもちろんスマホもなく、
ただただ周りを観察したり、空を見つめたり、
絵本を見たりしていたんだろうか。
あんまり覚えてないけど。

週末は効率よく「やりたいこと」をできるだけ
たくさんつめこんでいきたいところではあるが、
お嬢のテンションや体力とのかねあいもあり、
出かけようとしても「おうちであそびたーい」とか
言い始めちゃうので、
そこのケアもしながら、もり立てたり、
プランBを用意したり、
こちらもかなり柔軟に動けるようになったものですよ。

出先では、おしゃれなお店で、
いっしょにお茶したりもしちゃって。

こんな日が来るとは・・・!
ファストフードやファミレスじゃないよ。
おしゃれカフェよ!
あたりを見渡せば、20代の女子のおしゃべりや、
30代のデートや、インバウントさんたち。
その中に、俺たちだぜ!信じられないぜ!
(浮いてたかもしれないけどね・・・)

もっと小さいときには、

「あれも行けなかった、これも行けなかった。
自分のやりたいことがぜんぜんできない!」

としょんぼりすることもあったけど、
そんな時期も過ぎてみれば、あっという間だ。
今では、お茶したりもできる!
子どもとこんなふうに過ごすのだって、
いつまで続くかわからないから、
ときどき、かみしめたりしている日々さ。

当の本人は自分の気持ちを
少しずつ言葉にできるようになってきて、
いろいろ達者になった分、複雑にもなってきて。

ただ「やだ」とかじゃなく、
「それはやめて」とか言ってきたり。
こちらが「笑う」ということに、良くも悪くも敏感で。
おもしろいことをやって「笑われる」ことが
よろこびなようで、
こっちが笑うと、どんどん盛り上がるんだけど、
ほんとにちょっとした失敗とか、間違いに対して、
「かわいいなぁ」という気持ちで、
ちょっぴり笑うと、それが気に食わないらしく、
怒ってきたりもする。

子「わらわないで!」

母「ごめんごめん、かわいくって」

子「やめて!」

というやりとりは、この週末も2回ほどあった。
わたしの顔がヘラヘラしているために、
笑ってないのに「笑った」ってことになっちゃって、
それに気分を害して怒ってくることも。

「えー?笑ってないよ〜」

と言いながら笑っちゃって、
ますます怒られるという悪循環なのです!
本人はものすごく真剣に怒っているので、
申し訳ないのだけど、
だめ、笑いがこみ上げてくる・・・!
抱きしめて、顔が見えないようにごまかしたりして。
あぁ、あの怒り顔ったら。
思い出すだけでニヤけちゃうわ〜。
イッショウケンメイに、涙浮かべて、かわいいんだ。
バカにしてるわけじゃないんだけど、
親バカでごめん。かわいいよ。
ニヤけた母でごめんよ・・・。

このニヤニヤは、もちろん彼女にも遺伝しており。
ちょっと前には、こっちが真剣に怒ってるのに、
ちょっとニヤニヤされて、2人で吹き出して、
笑って終わる。
ということもあった。
これはこれで、問題かも。
先生に怒られてるときに、
たとえば先生の耳の毛とかに意識がいっちゃって、
むしょうに笑いたくなっちゃうとか、ありえるぞー。
もっと怒られるやつだわよね。

先日、高速のサービスエリアのトイレ入口にあった
ノートに、感謝の気持ちをつづる5歳。

出かけた先で、おにいさんと
たくさん折り紙工作を作った。
(折ったのはもちろん、おにいさん)


▲とつぜんの英語で母の日!
おにいさんのはからい!?

出かけた先のお庭に落ちているもので作った、
すてきなもの。

充実の週末でございました。
なんかへとへとだなぁと思ったら、
連休明けのみょうな疲れ・・・。
さ、今週もがんばるどぉぉぉぉ。えいえいおおおーー!

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