はじめての水掛け祭り。
2023-08-14
週末に、「富岡八幡宮例大祭」というものがありまして、
江戸三大祭りのひとつなんだってね。
通称「水掛け祭り」。
(三大祭りの他2つは、
赤坂の山王祭と、われらが神田祭)
前々から
「とにかくすごいから、みんなでやろうよ」
と誘ってもらっていたんだけど、
なかなかタイミングがなくて参加できなかったのよね。
そして、コロナ禍もはさんで、
今回が6年ぶりの開催。
子どもたちも少し大きくなってきたということで、
みんなで参加させてもらうことに。
子どもがいるひとたちは、
1日目の子供御輿の日に参加して、
2日目の本番は子守りしつつ、
交代交代で参加しようということに。
まず子供神輿は、
主にやんちゃな小学生たちが
わっしょいするので、
うちら小さい人たちは、その前の山車を引くことに。
神田祭を思い出す〜。
神田祭を思い出すがしかし、大きくちがうことがある。
それは、水を掛けられるということ!
歩いていると、ときどきある水スポットから、
バシャバシャと水が来る!
それがなかなか容赦ないのだ。
なんか、水鉄砲でピュッピュッみたいなこととか、
まあ、大きなホースで、雨を降らせるみたいなことかと
思いきや、ぜんっっっっぜんちがう!
ひょうきん族の最後のコーナーのように(昭和すぎる)、
バケツのかたまり水が、ビッシャーーー!
ホースでドバドバドバーーーーー!
想像していた、ピュッピュッは大間違いでしたよ。
小さい子どもは泣いちゃうというのも聞いていたけど、
われわれは少し大きくもなっているので、
オオヨロコビさ!
がんばって大きな声で
「わっしょい!」
と言いながら、
顔についた水を手でぬぐいながら、
歩き続ける姿に、じーーーん。
甲子園球児を見ているような感覚。(ぜんぜんちがう)
川遊びのときも思ったけど、
ほんとうに保育園のおかげだなぁ。
特に一人っ子だと、もまれないからさ。
乱暴に遊ぶ子とかもいるだろうし、
そういうのがあってくれて、ぜんぜんOKです!
そういうののおかげで、ヘッチャラっす!あざっす!

町内を練り歩きながら、水掛けられて、
麦茶飲んで、歩いて、
水掛けられて、すいかとかアイス食べて。
最後までやったら、お弁当とお菓子セットをもらって。
お家に戻ったら、庭に出したビニールプールで
1日中遊ぶ。
なんて夏休みなんだ!最高じゃないか。

▲いたるところに、足袋。
父たちは、運営の手伝いをしたり、
かついだり色々忙しくしていて、
母たちは、三食用意する飯炊きBBAと化す。
あんまりこういうこともないから、
たまにはこういうのもいいものだね。
と言いながら、エンジョイしていたよ。

▲50機以上のお神輿が出るんだって。すご!
2日目は、いよいよ本番、大人の神輿。
参加する大人たちを送り出し、
彼らの勇姿を見届けに行くために
子どもチームも家を出たはいいが、
前日の疲れもあるし、朝早いし暑いしで、
もうグダグダ。
うちのお嬢はずっとおんぶ。
つ、つらい・・・!
30分くらい?歩いてみたものの、
どうにもタイミングが悪く、みんなの勇姿に間に合わず。
子どもたちもどんどん不機嫌になるし、
ケンカとかも始まるし、暑いし、急な雨もきそうだし、
大慌て!
今来た道を歩いて戻るのは、ぜったいに無理。
一か八かで、タクシーを呼んでみるも、
お神輿優先で、道路が通行止めになったり、
解除されたりの繰り返しだから、たどりつけないんだよね。
わたしたちが乗るはずのタクシーが、
アプリの地図上でも見えてて、同じ道の上にいるのに、
「手配した車がたどりつけなかったので、
キャンセルします」
おおおおい!3回うまくいかず。
朝早くて、近くのカフェもやってない。
休憩することも許されない状態。
八方塞がりとはこのことや・・・。
泣きたい気持ちでいたら、急遽現れた「空車」!
ありがとうございます!
タクシーに乗った瞬間、子どもたちも元気になった。
やっぱり暑すぎたんだね。よくがんばった。
そんな、ちょっぴりトラウマになった午前の部。
午後の部は、なんとかして、ママチームも、
ちょっとずつかつがせてもらって。
やっぱり気合いが入って、最高です!
オットも、1日中かついでいたら、
棒で肩こりをほぐせたらしい。ほんまかいな。
もはや、祭りクレイジーです。

▲掛ける方も必死!
次は3年後らしいから、
今回の教訓も忘れないようにして、
次回は全員3歳大人になっているわけだし、
また次のレベルにいける予感だ。

▲6年前の足袋では、
途中で剥がれる人続出だったらしい。
#わたしの片っぽ番外編。
別の町会で参加してた友人が
「今日27000歩、歩いた!」
と、うれしそう(文字だけど)な連絡をくれた。
参加してる人はみんな、
どんな大変なことがあったか、どえらい目にあったか、
どれくらい痛いか。
肩の傷を見せたり、日焼けを見せたり、
そんなことを、とってもうれしそうに話すのが、
もうおかしくて。
情景が想像できて、共感してくれる人に向けて、
話すのがたのしいんだよね。
それを見て、
ふと、
「みんなどえらいどMだな」
って思っちゃったよ。
全国には、危険すぎて大きなケガをする
お祭りとかもあるじゃないですか。
危険だけど、たのしいんだよね。いきいきしてるもの。
世界中の祭りが、どれもこんなにつらいんだろうか。
うん、きっと、基本はつらいのであろう。
つらいは、たのしいんだよね。
一緒に乗り越えると、絆も深まるし。
大きな怪我も事故もなく、
たのしい祭り合宿!おつかれさまでした!
夜は、わたしの時間です。

すっぴんるるちゃん(仮)です。

さー、今週も、がんばりましょーーーー。

