ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

今年も、川へ。

ああ、なんて「夏」な日々なんだろう。
そういえば、学生時代の夏というのものは、
夏をたのしむことに必死で、
あっちの祭りだ、こっちの花火大会だ、
海水浴だ、旅行だ。
忙しくしていたことを、忘れていたよ。
「風物詩」好きの仲間たちと共に成長したから、
これが当たり前だと思っていたけど、
だんだん「そうでもない人もいるんだな」
ということも知り。
自分の辞書には載ってない
おたのしみを教えてもらったり、
出会ったりしながら、
わたしもここまで大きくなりました。わ。

去年はじめて行った川遊びが、
もんのすごくたのしかったので、
「今年もそんな季節だね」となり、日程も決め、
前回は初心者同士で行ったため、
右も左もよくかわらずだったところを、
今回はベテランたちと一緒に行くことに。
前回の写真を見ながら、

「イスを持って行ったんだ」

とか、

「コンビニが品薄の時間帯にぶつかって、
食料不足だった」

とか思い出しながら、
ああしようこうしようと、準備をして、
前回よりも各々のパワーアップをして、ゴー!

行ったらベテランチームは、
持ち物がぜんぜんちがった。
そもそも、カートっていうの?
ドナドナ風の牽引するもの(キャリーワゴン?)に
色々乗せている。
そして、けっこうアウトドアのセットを
ガッツリ持っていた。
たとえば、テーブルとイスと、テント。
それだけでもだいぶ荷物ですよ。
4人家族とかでさ。
でも、快適そうだし、たのしそうだなぁ。
川はやっぱりイスがないと、だわね。メモメモ。
先輩方、かっこいいっす。

今回は、家で使ってるカセットコンロと、
ボロボロの焼き網を持って行ってみたのが、
わが家のニュートライ。
どれも買わずに、家にあったものを持って行ってみて、
今後をどうするか検討しようと思ってね。
お湯をわかして、カップオンコーヒーなんて
淹れたりしてさ。
ウィンナーとパンを網に乗せて焼いたり、
ハムを乗せたりして、たのしかった。
やけにおいしかった。
アウトドアの気持ちになった。
なんだこの達成感!
外で、あたたかいものって、ありがたい。
朝、ジャムを瓶から、
サランラップに小分けしてるとき、
すっごいワクワクした!
急にその時間がやってきたんだよなぁ。
まあ、そのジャムは使わないままに、
どこかで淘汰されてしまったんだけどね。
それも思い出だ。

はーい、川遊び初心者が
次回に取り入れたいものを発表しまーす。

〈電動の小さい空気入れ〉
あんな小さいものが、しかも充電式で、
あるんだな!もうポチりました。
足で踏む、昭和からある定番のを持って行ったら、
もちろんそれなりに大変だし、
ゴツゴツした岩の上でやるのがけっこう大変。
異常にお嬢が気に入っちゃって、
パイプ部分をずっと持って、
ずーーーーーーっと川の水をポコポコやっていたり、
「これにつかまって〜〜〜!」
と、頼まれてもないのに、
誰彼構わず勝手にレスキューする
という遊びをえんえんやっており、
それはそれでだいぶたのしんだ。


▲「だいじょうぶー?いまいくからねー!」頼んでない。

〈ちゃんとしたマリンシューズ〉
石が入って痛い瞬間が親子ともども多々あるので、
これはぜったいにゲットしたいところ。
あんまり穴があいてないようなものがのぞましい。

〈イスとテーブル〉
最近は100円ショップとかにもあるらしく、
そういうのでいいので、必要。
テーブスはあきらめたとしても、イスが必要。
ゴツゴツしてて痛いから。

〈ボート〉
浮き輪は学生時代だったかに、選択肢がなさすぎて
選んだヒョウ柄のものをまだ持っているわたし。
気づけば、に、20年くらい経っている・・・!
(浮き輪って、どうしてほとんどが
ギャルっぽい柄なんだろう)
それはさておき、浮き輪はあるけど、
空気入れがあれば、ボートも欲しいところ!

お嬢も、同世代の子どもたちといっしょに、
考えられないくらいたくさん遊んだのが
とてもうれしかった〜。
去年も楽しんでたけど、川辺で石で遊んだり、
ちょっとやったら出てきちゃったり、
「ママと〜!」
みたいになっていたのが、
親そっちのけで、顔も髪もビシャビシャになって
思いっきり遊んでいた!
小学生のお兄さんのマネをして、
浮き輪に飛び乗るのを何度も練習してて、
どんどん上達していて、その姿がとてもまぶしかった。
1年でだいぶ成長したんだなぁ。
じ〜〜〜〜〜〜ん。いいぞいいぞ。
保育園で毎日のようにある、プール遊びのおかげも
あるのであろう。ありがたいことよ。


▲今夏一発目のセミすくい。

帰りに温泉からあがったあと、
駐車場で突然思い出してやった、ぬるいシャボン玉。
シャボン玉って、こんなにも忘れられちゃうことが
あるんだね。
キラキラしている君(シャボン玉)でも、
もっとキラキラしている大きなあいつ(川)の
おもしろさには、かなわない!

きみも、大自然のように、おもしろいよ。
(まだうちにいます・・・!)

ああ、7月も終わる・・・。
7月もおつかれさまでした、また8月に会おう!

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