ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

文字・ことば。

6月ももう半分ってまじかよにちわ〜。

最近、前のめりに教えてるわけでもないのに、
文字をぐいぐい読めるように、
書けるようになってきた、お嬢。
保育園や、タブレットのおかげだろうか。ありがたい。

お箸も、誘ってもあんまりやる気にならず、
どうしたものかなぁと思っていたら、
保育園で火がついたようで、
サクッとできるようになったり、
おむつ卒業も、もちろん苦労も色々あって、
げっそりしたりもしたけれど、
喉元過ぎればなんとやら。
いつの間にか、完了していたし。
いろいろありがとう、保育園。
ありがとう、お友だち。

文字は、ゆる〜くブームが続いてる感じで、
いい調子。
第一次ブームのときには、
毎日、あいうえおの積み木を横に置いて、
模写をするということを、
自発的にやっていて、
脳みそがぐんぐんと吸収している様子が
目に見えるようで、おもしろかった!

そのあとの第二次ブームのときには、
ひたすら、自分の名前と「まま」を
いたるところに書く。

第三次ブームでは、
町やまわりにあるひらがなに目がいくようになって、
色んな文字と出会った。
お店のメニューを、声を出して読んで、
大爆笑していた。
「の・・・げ!」
これは、「鶏の唐揚げ」。
「いかの・・・き!」
これは、「いかのバター焼き」。
箸が転がってないのに、
メニューだけで、ひたすら笑っていた。

そこからちょっと停滞して、
何も言わなくなったと思ったら、
第四次ブームは、お手紙。
お友だちに、毎日のようにレターを書いて、
持って行く。

「みかちゃん(仮名)の【み】はどうかくの?」

と、ひたすらクラスメイトの名前と、
自分の名前と、ハートや絵を描いて渡す。
クラスで大流行中なのかと思ったら、
こっちの意欲のみすごいので、
そんなにすぐにはお返事ももらえず、
ひたすら送る日々。
さらに、大好きな同じ子にどんどん書いちゃうので、
出せないラブレターが、
ちょっとだけたまったりもして。せつな〜。

子「どうして、たまちゃん(仮名)にあげちゃだめなの!」

母「たまちゃんにばっかりあげてたら、
みんながいいなぁ〜ってなっちゃうから、
他の子にも書いて、そしたらまた、
たまちゃんにもあげようね」

子「やだ!」

そうだよねえ・・・。
気遣いしすぎる4歳もやだしなぁ。
でも、だんだん
「いいなーってなっちゃうから、こっちにしとこうね」
とか自分でも言うようになってきてる。

お手紙はこっちの都合で
「だれだれに書いて」とか頼んでも、
筆がのらないとあんまりやってくれないものですわ。
そりゃそうか。
筆がのってる最中に、「いまだ!」と思って、
「あ、じゃあ、こっちにも、おじいちゃんに書いて!」
とかやっても、てきとうに済ませてくるし・・・。

現在は、第五次ブームくらいで、
町や道の文字を、声を出して読む。
「と、ま、れ・・・あ!とまれ!」
ひと文字ずつ読んで、言葉がわかった瞬間って、
すごいものだわ。目が見開く感じ。
こっちまで感動です。

この間も、また新たに書いていたお手紙。

子「ねえ、【ぱ】はどうやってかくの?」

母「【は】に、まるだよー」

子「え?アニマル?」

母「ううん、【は】に、まる」

子「え!あにまる?
【ぱ】はどうやってかくのっていってるの!」

母「だから、【は】、にまる」

子「あー、あにまるね!」(ニヤニヤ)

終わらないんです、このやりとり。
完全にボケてるの。
つっこむと、めちゃくちゃよろこぶの。
まあ、たのしそうだからいいんですけど。

この週末できたものの一部がこちら。

【ぱ】も書けていたはずだけど、
【あ゜】になってへんか!?
ちょっとちがうけど・・・。
あにまる、言いすぎたんちゃうん!?
(とつぜんの関西弁)

最後の最後のいちご狩り。
小さ〜いけど、おいしゅうございました。

絶妙に安全な芝スライダー

堪能。
「はじめは一緒にやろう」
と言ったら、
「やだ!ひとりで!」
と思いっきり断られ、足で歩いてくだった母です。

さ、今週もがんばってこぉ!

関連コンテンツ

今日のおすすめコンテンツ

「ほぼ日刊イトイ新聞」をフォローする