ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

「こわい」が出てきた。

10月にちはのごきげんよう〜。
秋だねぇ。秋、感じてますか??
公園で拾ったどんぐりを愛でたり、すすきを振り回したり、
ヨボヨボの蚊を見かけたり、
親戚が送ってくれた栗ごはんを味わったり、
きのこをたくさん食べたり、梨食べたり、柿食べたり、
銀杏食べたり、
野菜や果物から季節をいただくというのは、
ありがたいことや。
あ、そろそろ、果物狩りや、野菜掘りに行きたいな。
収穫体験ってやつ?
四季よ、今年もありがとう。

1歳さん、すっかり「1歳です」と言えるようになったが、
まもなく2歳。
ぎこちないながらも、だんだん、ピースもできるようになってきて
「2歳」への準備も進んでいる感じ。

最近すごいのが、「こわい」と言い出したこと。
セミでも、大型犬でも、何なら車でも、
こわがらずに向かっていったのに、
ときどき「こわいぃ」と言い出した。
公園で放牧中、ちょっと離れたところから
「ママちゃん!みて!」
と大声で呼ぶ。
「へびだよ!」
ほんまかいな。近づいて見ると・・・
「へびさん!いやだの!こわうぃ〜」
その視線の先を見ると、
アリがセミの抜け殻の足を、一本運んでいた。
ちょっと長いものが移動してたから、
へびと思ったらしい。
ほとんどへびを見たことがないから、
へびの大きさを知らないんだな、おぬし。
まだまだ、うぶよのぅ。ふぉっふぉっふぉ。
あと、おばけも、ちょっとこわいと思っているようで、
テレビを観ていたら、急に駆け寄ってきて、
足にしがみつき、
「おばけ、こわい」
とか言うの!え!もう型にはまっている!
ぜんぜん、いいんだけど。
型を吸収しまくっている毎日だもんね。
おばけの絵本も読んでるし、
せなけいこさんのおばけのTシャツも着てるし、
なんなら保育園のバッグも、
せなさんのおばけがプリントされているのを使ってて、
「これ、○○ちゃんのおばけ」
と言っていて、おばけフレンドリーな毎日なのだけど、
それとこれとは別なのだろうか。別なのだろう。
わりと身近になっているはずなんだけど、
やっぱりこわいものなんだなぁ。
こわいもの知らずすぎても、色々危ないしね。
これから、暗闇とか「こわい」と言い出すのだろうか。
鬼はまだ、フレンドリーみたいなんだけど、
こちらから「鬼はこわいもの」と伝えなければ、
鬼フレンドリーなままなのかしら?
保育園にも行ってるし、鬼が出てくる絵本もあるし、
そのうち
「鬼はこわいもの」に自然となっていくんだろうけど、
こんなことまでも、大人次第、
というか親であるわたしたち次第なのかーと思うと
責任感じちゃうわー。気にしすぎ?
ひとつひとつの吸収力がすごすぎて、
ちょっとドキドキしちゃうのよ、実は。

牛とのディスタンス30センチメートル。

さー、今週もはひふへほ~!

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