ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

手作りシロップのその後

8月にちわっすー!
やっとこさの「夏」やって来たね〜。
先週お伝えしていた
フルーツ酵素のこうちゃんは、無事においしくなって、
我が家の冷蔵庫で眠っています。
毎日毎日手でかきまぜては、手をペロペロなめて、
「クーッ、んま〜っ」と声に出し、
「おいしくなってね〜」と声をかけ、
もちろんすぐに手を洗う毎日。
最後は、上部がアワアワになってきて、
下にたまったシロップと、上の部分が
半々くらいまでになっちゃって。
先生に写真を送ったら、
「けっこう発酵してるから、冷蔵庫に」
という指示がきて、冷蔵庫へ移動。
冷蔵庫へ移動してからのかき混ぜと言ったら、
雪国での米とぎを思い出すほどの、冷たさ!
(そんな経験はないんだけど)
これも、おいしいこうちゃんになってもらうための
試練と思って、乗り越えたわよ。
そして完成〜。
おいしいおいしいこうちゃん。
金属のものを使うと、酵素がだめになっちゃう
と聞いていたので、色々気をつけてさ。
保存する容器も琺瑯はいいとかだめとか、
検索すると、色んな説があるっぽくて、
めんどくさいんだけど、もう完成しているんだから、
だいじょうぶだろう、なんとでもなれ!と、
琺瑯の容器に濾したものを保存することにした。

作っていた瓶がそれなりに大きいため、
片手では持ち上げられないので、どうしたものか。
色々と試行錯誤。
あと小分けの瓶も、煮沸して、乾かしておかないとね。
めったに使わないのに持っているロウトは、
本当に必要なこういう時に、見つからない・・・!
(こういう物こそ、断捨離されるべきものだなぁ)
排水溝ネットと、
ほどよい大きさの丼を活用して濾すことに。
で、まずは上の方にあがってるグズグズのフルーツたちを
スプーンで取り除こう。
そして、そのあとに、濾していこう。
とか、必死で色々やっていたのだけど、ハッ!
「まず」って言って、
スプーンで上の方のフルーツを
取り除いた、その右手のスプーンは、
超ふつうの銀のスプーンを使ったじゃん、俺!
なんてことぉおおおおお〜〜〜〜。
オーマイガーーーー!こうちゃんよぉぉぉぉぉ。

漬け込み始めた序盤、わたしがかき混ぜていたら、
オットがやって来て、
無邪気に銀のスプーンで味見をしてたので、
「あぁぁぁぁぁぁ!だめっ!だめなのぉぉぉぉ!」
と、頭を抱えているわたしを見て、
彼は「はて?何のことやら?」となっていて
気の毒だったけど、
「どんな味なの〜?」
と、味見しようとする動作を、ただ見守っていた自分を
ぶん殴りたい気持ちよ。
それが2日目とかだったけど、
その後はうまくいったわけで。
(富良野の景色を思い出すと、
夏には涼しい気持ちになるね、純くん)
よかった〜。

そして、最後の最後で、自分のミス!
またぶん殴りたい気持ちになったよね。
ま、なんだかだいじょうぶそうだから、
いっかね。(自分に甘い)
おいしくいただいておりますことですし。
次はどんな味にしようかしらん。
たのしみが増えたなぁ〜。
その前に、
「冷蔵庫に入れておけば、超余裕!」
と、すっかり放っておいて、
きれいな芝生のように緑になっていたぬか床を、
また出直すかな。

自分で撮りながら笑ってしまった、
映えている写真も、撮れました。
ほんのりピンク色がきれいしょ?
ひまわりの花びらは、お嬢がちぎりました。
ごめんね、ひまわりよ。

遊んでくれてた小さい人が
急に飽きて、別のことをし始めたので、
取り残された牛・・・。
どんまい。

夏バテとか、気をつけていこうにゃー!

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