ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

ご近所のふれあい。

いかがお過ごしですかい?
この暮らしも、次のフェーズにいくっぽいですな。
もう、そのときそのときで、がんばるっきゃないね。

この間、住宅街を歩いてる時に、
子が頭上の方を指さして「うしー」と言うので、
ん??と探したら、
一軒家の2階の出窓に白黒のねこ!
え〜〜〜すごいじゃん!
というか、
一般的なねこ=「にゃーにゃー」
と、
我が家の牛と同じ白黒のねこ=「うし」
を区別しているのか君は!天才かっ!
・・・しかしそれは、
固有名詞としてではなく、名詞としてで
やっぱりちょっとややこしいことになり始めている!
そんな名前をねこにつけてごめん!
でも、そういうちがいがわかるようになったんだねぇ。
シミ〜&ジミ〜。

でね、一瞬そこから目をはなして、視線を戻すと
白黒のねこのいたところに、おばあさんっ!
え、忍法!?
(いままでの日常では「忍者」って
ほとんど登場しなかったんだけど、
この1年、こども番組を観るようになり、
「忍者」がすっかり身近な存在になりましたよ)
そして元白黒ねこであったおばあさんが、
窓越しに、
「なぁに??」
って言うんですよ。
「あ、すみません、ねこちゃんが見えて」
と、令和のロミオとジュリエットかのように、
2階と1階で話してたら、
「見にくる?おいで?」
って。
え、や、いま一応ひとの家に行くのは、リスキーだよ?
しかも、おばあさん、けっこうなおばあさんだよ?
そしたら玄関から、娘さんらしくおばちゃんが出てきた。


「あ、すみません。子どもがねこちゃんを見つけたので、
見てました」


「うしー」


「あ、うちのねこの名前が「牛」なんです」

おばちゃん
「そうなのね。
おばあちゃん、見せてあげて、ねこちゃん」

おばあちゃん
「中に入れば?見に来たら?」

おばちゃん
「(ちょっと小声でこっちに向かって)
ごめんなさいね。おばあちゃんいまいち、
コロナの危機感なくて」


「アハハハ。また今度お願いします〜」

というご近所トークでございました。
今まで、「用事」をメインにして、
ふつうに過ごしていたら、出会わなかったかもしれない
いつも通らない道にあるお家と、ねこと家族たち。
あてもなく、うろうろするのも、いいもんだ〜。
最近は、みんながみんなステイしているからか、
ご近所さんとのふれあい、増えたなぁ〜。

遠いんだけど、公園のフェンスを楽器にして、
ボヨンボヨン遊ぶ彼女。
何でもおもちゃにしてしまう視点。勉強になるっす。
毎日お勉強させてもらっているなぁ。

こちらは、我が家のジェームズ・ボンドです。
どゅんどゅどゅんどゅん どゅどゅどゅ♪
どゅんどゅどゅんどゅん どゅどゅどゅ♪

彼からも学ぶことが多いよ。
さ、今週はどんな1週間になるんだろうか。
はぶふぁん!

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