ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

落として見つけてエブリデイ。

新しい一週間がはじまりますぞ〜〜〜〜にちはっす。
ラグビーもおつかれさまでした!
わたくし最近もっぱら、
夜はめっぽう弱くなってしまったので、
ほとんど観戦できず、
次の日の朝、情報番組でハイライトを観るくらい・・・。
にわかになりたくてもなれないくらいだったけど、
応援していた!

毎日がほんとうに24時間あるのか、
ちょっと心配なくらい1日のスピードが
速いんですけどぉ。
これって、「お母さんあるある」なんじゃないかい。
わたしが思うに、
自分のことだけをしてればよかったのが、
今日の気温に合わせて着る服を選ぶとか、
おむつのストックがあとどれくらいだから、
ぼちぼち注文しないとならないとか、
おむつのサイズがもうちょっとでサイズアウトするけど、
おむつのストックがこれくらいあるから、
いつ頃に次のサイズに移行かなぁとか。
お留守番を頼むのも、そのための準備を
色々していなくちゃならないし。
小さなことから、
例えが思い浮かばないんだけど大きなことまで、
もう1人分のことをしなくちゃならなくなった途端に、
2人分の人生を生きているようなものになったから。
だと思っている。
この決断の連続が、地味ィ〜に、
ボディブローのようにじわじわとくるんだよね〜。
お母さんって、たいへんなんだなぁ。
と、自分の親をはじめ、
センパイたちを思って「あなた、すごいよ、えらいよ」と、
街を歩く全お母さんへ、
エアで「尊敬」という名の花束を、脳内で配って歩いてる。
産後も、全母を見る目が変わったけど、
今は今で、変わったわー。

子は、びっくりするくらい毎日できることが増えて、
最近は「どうぞ」と言いながら、
色んなものを渡そうとするよ。
ちゃんと意味といっしょに使えるようになった言葉は、
「どうぞ」だった。
(ちなみに、わたしは「はこ」だったらしい・・・)
ママでもなく、パパでもなく、「どうぞ」。
ベビーカーに乗って動いている間中、
すれちがう人や、
道で車を停めている宅配の人とかに、
「どうじょ!」「どうじょ!」と、
自分が履いていた靴下を脱いで渡そうとする・・・。
もちろん、誰も気づいてないんだけどね。
母は気づいているよ、ごくろうさん。


▲誰も受け取ってくれないので、捨てた。

つねに、何かを持って運びたいみたいで、
家でも、両手に何かにぎって器用にハイハイして
移動するし、
保育園の登園中も、何かを握って運ぶのだけど、
お気に入りは家の鍵。
お土産でもらった外国の鍵にキーホルダーをつけて、
子用にしてるんだけど、
それでは本当には満足しない。
どうして本物とニセモノの区別がつくの?
天才なのかな?(真顔)
なんちゃって。

この間は、ボールを握って出かけたはいいが、
途中で寝ちゃって、保育園に着く頃には、手ぶら!
帰り道も探したけど、夕方で暗くなってるし、
雨が降ってることもあって、探せず。
次の日に、また探しながら歩いていたら、発見!!
特別に気に入ってるのかはよくわらないけど、
あったよあったよ。よかったねぇ。


▲排水溝の入り口にはさまるハムスターのボール。

とにかく、色んなものを落として見つけての、
エブリデイ。
人生はまるで、返し縫い。

遊んでたらいつの間にか脱ぐ靴。
誰かさんの落とし物のボール。

ないことに気づいて、
来た道を戻れば見つかる靴下。

お2匹さんは今日も元気。

サル系のお仲間と。

子が落としたごはんのお掃除係・・・。

さ、今週もがんばっていきまっしょい!

関連コンテンツ

今日のおすすめコンテンツ

「ほぼ日刊イトイ新聞」をフォローする