ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

耳地獄。

なんだかあったかいなぁ、今年は。にちわ。
ぜんぜん厚着してないよ〜。
って思ってるんだけど、
それって、ただあんまり出かけてないだけだった・・・。
出かけても、陽が暮れる前だし、
歩きまわるとかしてなくて、
寄り道もぜんぜんしないし、待ち合わせもしないし、
寒くない日々。
家の中って、あったかいわぁ~。ぬくぬく。

「地獄耳」ということばがござんすが、
わたしは「耳」のことで言うと、
最近はもっぱら、「耳地獄」。
今までそんなに気にならなかったというか、
むしろ微笑ましく見ていたけれど、
当事者になると、なかなか頭がいたいのが、「耳地獄」。
あのね、赤子の使うものって、
いちいち、耳がついてるのよ。
フードは必ずと言っていいほど、耳付き。
パーカーのフードに、耳。
だっこひもとか、ベビーカーの上にかぶせる
ケープみたいなフードにも、耳。
ニット帽にも、だいたい耳。
耳は、とってもかわいい。
とってもかわいいのは、よくわかるんだけど、
単品で見るといいんだけど、
耳オン耳になっちゃうのも、よくあること。
耳のおかげで、
頭のサイズが1.2倍くらい大きくなっちゃうのも、事実。
子ども用のフード付きバスタオルにも、たいてい耳。
かわいいんだよ、かわいいんだけど、
あまりにも耳すぎる。
耳のないのを探すほうが、たいへんなのだ。
流行ってるのかなあ?そういう問題じゃないよねきっと。
日本のものでも、輸入のものでも耳だらけ。
あ、もしかしたら、輸入のものは、
日本仕様にしてるってことあるかな・・・?
日本人耳好き説?ちょっとありえるかも?
もうさ、そんなに耳つけて、
どれだけ「聞く」つもりなのよと。
ひとの話を聞くことは、いいことだけれど、
そんなに、聞かなくてもよかんべ。と、赤子に言う。
微笑む、赤子。

思えば、大人になっても、
自ら好んで耳をつけることがある。
すすんで耳を欲するタイプの人が、いる。
ハロウィンに、耳をつける人は少なくない。
ディズニーランドに行けば、
みーんな耳をつけたくなっちゃう。
なぜならあそこは、夢の国だから。
そうか。
「耳」って、大人の「かわいい」への
憧れの表れなのかな。
「かわいがってね」という意味なのかもしれない。
大人になると、かわいがってもらいづらいから、
毎日「耳」をつけるわけにもいかないから、
毎日「耳」がついていてもオッケーな、
子どもに「耳」を託すのか。
「耳」は、何歳まで許されるのだろうか。
小学生かなあ?
低学年はいいとして、高学年にもなると、
性格によっては本人からもNGが出る気もする。
大人が気軽に取り入れられる「耳」もあるはず。
と思って考えていたら、ほぼ日の過去の商品で
いろいろあった。そうだったそうだった。
かわいいじゃないの。と改めて思った。

「耳」は「かわいい」。
それはもう、ぜったいなのだ。
かわいいをまっとうすべく、がんばれ赤子!

さてさて、今週のお2匹さんは。
相変わらず、赤子と距離を保って、
マイペースに過ごしています。
気つかわせちゃってごめんよお。ありがとね。

マイペースクイーン。

マイペースでいつつも、
しっかりと自分の欲望も、満たす。


▲授乳後、赤子をだっこしていたら、くる。

今週もはりきって、手洗いうがい!チャオ!

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