ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

激しくしっくり。

だいぶ寒くなってまいりました、
11月19日わ〜。
(○日の「日」を利用できることに、いま気づいたわい!
でも、前にもやったような気も・・・
勘弁してちょんまげ)

病室で赤子をじーっと見ていると、
ほとんどの時間、ただ寝ているだけではあるけれど、
ときどき、動く。
寝ながら、物音にビクッとしたり、
ただちょっと動いたり、
のびをしたりを静か〜にやっていた。
(いま、思い出してて気づいたけど、
病院にいた期間の赤子は、
おなかの外に出てはいるけど、まだ寝ぼけてて、
中にいるようなもんで、
声の出し方もよくわかんないし、静かにしてたんだなぁ。
お客さんが来ても、
起きてるのに遭遇できたらラッキーで、
みんな寝顔を見て帰ってたもの。
今はもっと、この世界になれて、
声を出せるようになってきたり、
今も、わたしがおせんべいを砕く度に、寝ながら
「ワオ!」とか言ってるし・・・。まずだおかだかよっ!
あとは、ものすごくのびをしたり、
ただ手足をバタバタさせたり、
生意気にも、ちょっとおっぱいに手を添えちゃったり、
布団を足で蹴ってはいだり。
起きてる時間もどんどん増えてきた。
あぁ、少し前のことを思い出すことで、
いまの成長をまざまざと、感じるマザーなのでした。
てへぺろ&じーん)

あれは、うまれて2日目のこと。
赤子の小さな動きを見ていたら、
「はっ」とした。なんなら、「ぐっ」ともきた。
この、ときどきブルブルっと動くのは、
これはまさに、おなかに感じていたあの動きだ!
そこで、急に納得した。
受け入れたというか、
なんともふしぎな気持ちになりつつ、
激しくしっくりきた。
ふんばってふんばって、うんだ赤子は、
髪の毛もボーボーで、爪もしっかりあるし、
思っていた以上に、ものすごく人間だった。
「本当にわたしのここ(おなか)に
これがいたんだろうか?」
と、ふしぎで仕方なかった。
10か月、ある意味で同じ釜の飯食って、
ある意味でひとつ屋根の下、暮らしていたのは、
このひとだったのか?

それが、その動きを見たときに、
「そうですぅ、わたしがへんなおじさんです」と、
志村けん扮する「へんなおじさん」が
自己紹介するときにのように、
「そうですぅ、わたしがおなかの中にいた、
名もなき小さい赤いそれですぅ」
と言っているかのように見えた。
とうとう、答え合わせができた。
おなかで感じた動きの記憶と、
目の前の動きがピッキーン!とリンクした。
そうですか、あなたでしたか。
これから、長いお付き合いになると思うけど、
よろしくお願いいしますね。
そんな気持ちになったのでした。
あ〜おもしろいもんだ。

さてさて、今週のお2匹さんは・・・
あいかわらず、ぎゅうぎゅう詰めになって、
ぬくもりgive & take してまーす。

って、あれ?なんか、牛の耳の角度・・・

おかしくない?

いわゆる「イカ耳」とか「飛行機耳」って状態では
あるんだけど、
にしても、角度が激しすぎないかい?

そんな耳して、何を牛耳ろうとしてるんだか。
ふっふっふ。

さ、もはやわたしは、曜日も日付も
感覚がないとですが・・・
今週も、がんばっていきませう〜。

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