ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

わたしのくちぶえ考。

トゥデイイズ海の日にちわーっす。
ワールドカップ、みんなおつかれさまでしたにちわー!
あ〜熱かった〜。
右から左に移動ッチ。
ボールを持って走るッチ。
クロアッチ。
ペナルティキック、右に蹴るチッチ。
フィオルッチー、アムロッチー。(なつかし00年代ネタ)
とにかく、「ッチ」のオンパレードな
クロアチアでしたわ。
最終的に、そこかい!と思われるかもしれませんが、
毎度、睡魔との戦いだったために、
試合のディテールはあんまり観てないの、正直。
でも、目を閉じていても、
「ッチ」はものすごく聞こえてきたんだもの。
その「ッチ」っぷりは、ものすごかったですよ。
おつかれッチ!

道を歩いている時に、口笛が聞こえてきたら
あなたな〜ら どうする〜?
わたしは、聞こえるとまず主を探す。
呼ばれてると思い込んで、探す。
これって自意識過剰かね?
たまたま、わたしは身近な人が
口笛を日常で使うタイプだったからか、
聞こえると、つい自分が呼ばれたと思っちゃうんだよなー。
さすがに、すぐは反応しないことにしてるんだけど、
少しでもしつこく吹かれると、
どうしても自分だと思っちゃうんだよなー。
そんなことない??

でさ、振り向いても、
吹いてる方はただ気持ちよく、
なんなら無意識に出ちゃってるだけだったりして、
まったくお呼びでない感満載だったりするわけですよ。
この間もね、ただごきげんな外国人観光客の方が
めちゃくちゃじょうずに、ただただ吹いていた。
(ちょっと話それるけど、
外国の人って、どうしてあんなに口笛が上手なの?
指笛とかもさ。日本人にはできない音色が出るよね。
わたしたちと、何の構造がちがって、あの音が出るのか、
ものすごく不思議なんですけど)

そこでわたし、自分が公の場でくちぶえを吹いたときの、
まわりの反応を思い出したの。
そのときにも、前を歩く女の人とかが
まるでわたしがその女の人に対して、
罵声を浴びせたかのような、
ちょっとイヤなものを見るというか、
「なんなんですか!?」的なキリッとした目で、
見られたりしていたなと。
ふつうに暮らしてたら、あんな目線なかなか受けないよ。
なんか、妙に自分とまわりに
溝ができてるなと感じていたのよね。
こっちのごきげん度と、相反し過ぎな反応は、
なんなんだろう。と考えたときに、
わたしが出した答えは、「ナンパ」。
ナンパされてると思いこんで、キリッとにらみつけるように
くちぶえの主を探しているんじゃないだろうか。
または、
「こんな時間に口笛を吹くと、蛇が出ますよっ!?」
っていう忠告?
あとは、わたしみたいに、
呼ばれたと思って振り向いてるだけなんだけど、
振り向く角度で、にらみつけた感じになっちゃってる。
なんかしっくり来ないかもしれないけど、
そのどれかかなぁ。・・・どう思います?
これらはあくまでも、
アウェーな外で吹いたときの話なので、
会社とか、家とかおなじみの室内で吹く話は
またまったくちがうものになるんだけどね。
くちぶえで、そういうキリッとした目で
見られたことがある人、
他にもいるんじゃないかと思った次第でございます。
ま、外で吹くときは少しの覚悟を持ってこ。
というか、ごきげんなときに、自分で自分に水注すのも
なんなので、気にしないことが一番だね。
じゃ、今日の話は忘れよう!

さ、今週のお2匹さんは・・・
毎日毎日暑くて暑くて やんなっちゃうよ〜。
こうも暑いって、秋が早く来てくれないとなぁ。
どうなっちゃうんでしょうか。
とにかく、フローリングで冷やされる毎日なお2匹です。

あちー。

あちちっす。

アッチッチ。


▲実はこれは目的がちがうんだ。おなかをなでてほしいだけ。


▲大きさがものすごくちがって見えるけど、
1キロ差くらい。

さ、今週もがんばりひょー。
夏バテしないようににゃ〜〜〜。

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