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アーカイブ 2021/10/31
 

レシピその402
カボチャとサルシッチャのファゴッティーノ
〜生活復興の勢い。〜


水のせきとめていた石を取ったように
生活の流れが変わってきました。
2年の間できなかったことができるようになり、
いろいろと始まって、まるで生活復興の勢いです。
抑圧された気持ちが解放されて、
やりたい事は「今」、
「今」こそしなくては!
という気持ちに拍車をかけます。
まずは、人同士が会える。人が集える。
人が寄り添える。
それらによって生じる動きが始まります。

急に忙しくなってきました。
カレンダーの書き込みが埋ってきました。
新しい生活リズムに
体と頭を合わせないといけません。
これからはコロナの前の生活に戻るのではなく、
新しく形成されたものになるのでしょう。
集うことが大好きなこの国の人たち、
このハロウィンは、
友人、家族、子どもたちだけではなく、
両親も仮装してバールにみんなで集っています。
まだまだマスクはしますし、
注意事項は厳守姿勢です。
それでも、肉眼で見て、体に触れ、
息遣いまで感じることができるという
人同士の触れ合いから
生まれる喜びをあらめて感じています。
そして、それもこれも
医療従事者の方々のお陰だと
感謝の念で一杯です。

さて、今回は甘いカボチャに塩味が加わる
ファゴッティーノです。
ハロウィン用に小型版も作りましたので
どうぞお試し下さいね。


カボチャとサルシッチャの
ファゴッティーノ


■材料(大サイズ9個、小サイズ16個分)

・中身
カボチャ:300g(皮を取り除いた分量)
グラナチーズ:大さじ2
胡椒、ナツメグ:適量
サルシッチャ:300g
EVOオイル:少々

・練りパイ生地(市販のパイシートでも可)
小麦粉:225g
バター:165g
冷水:70cc
塩:ひとつまみ
卵:塗り用

・ソース
ゴルゴンゾーラ:100〜150g
ミルク:40〜60cc

・飾り付け用
ズッキーニ、ナス、オクラ、トマト、
グローブ、ペペロンチーノ




■作り方

(1)洗ったカボチャの種を取り
切ったものをやわらかくなるまで蒸す。



(2)皮を取り除く。
飾り用に数枚取っておく。



(3)フォークで粗くつぶす。



(4)グラナチーズとナツメグを入れて混ぜる。



(5)フライパンに少々のEVOオイルを入れて
皮を取って手でほぐしたサルシッチャを炒める。



(6)炒めたサルシッチャを
(4)に入れて混ぜる。具の出来上がり。



(7)練りパイを作る(レシピ341を参照)。
今回は生地の3つ折り工程を2回する。



(8)お好みの大きさに切る。



(9)中身をのせる。



(10)好みの形にして、
しっかりと生地の口を止め、
とき卵を塗る。



(11)余った生地でデコレーションして
180度に温めたオーブンで20〜25分、
表面に良い色がつくまで焼く。



(12)焼きあがり。



(13)鍋にゴルゴンゾーラと
ミルクを入れて温めてチーズソースを作る。



(14)飾り付ける。



ナス、ズッキーニ、カボチャ、
オクラを蒸した物を飾り、
ファゴッティーノを置いて
チーズソースをかけて盛り付けます。
サクサクのパイに
カボチャの甘さとサルシッチャの塩味が
軽やかに感じます。
秋の味覚をお楽しみ下さいね。

Buon appetito.


こちらはハローウィンのプレゼント用に
小型にしてトマトソースとチーズソース、
バルサミコ酢で遊んでみました。


 
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