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アーカイブ 2021/06/27
 

レシピその394
野菜コロッケ〜ワクチン接種。〜


ワクチン接種のことで
同年代の友人たちと話に花を咲かせています。
ミラノでは家で受ける人もいますが、
一般的には、広い会場で、ドライブスルーで、
病院で‥‥といろいろです。
どちらもスムーズな流れの中で行われています。

私は軍事病院に行きました。
仕切りがされたところに、
問診ドクターと注射をする人がいます。
事前に書く問診書を見せてからも、
確認の質問をいくつかされます。
そして先生の判断でワクチンの種類が決まり、
接種に至ります。

接種自体は「あれ? したの?」の間合いで、
痛みもありません。
みんな、同じように感じたようです。
そして指示に従い、
15分自主管理で休んで完了です。
それにしても、ドクターから
接種後の注意点などの説明は全くありません。
注意書などももらえません。
きっと自己管理下で行うことなのでしょう。

さて、注射をするときは、
打つやいなや、すぐに次の人が呼ばれます。
バールでエスプレッソを
立ち飲みするのよりはやいのでは?
と思うほどですが、
何人もの人に接種するのですから
このスピードでないとこなせないのでしょう。
でも、お年寄りには非常に優しい
時間のとりかたをしていることに気がつきました。
お年寄りたちは、先生の質問に、
私たちのように
Si , Noと短く返答するだけではなく、
説明をつけて答えています。
人生話でもしそうな勢いですが、
その長めの返答にも、
先生はしっかり耳を傾け、その上、
注射後の注意事項の説明もしている様子です。
全体の流れを滞らせるにも関わらず、
ていねいに対応している様子に驚きました。
ドクターになる人の適性のひとつに、
コミュニケーション能力を問われることの意味を
あらためて感じました。

考えてみると、
私には説明は全くありませんでした。
ということは、お年寄りではない!
私は若いということなのかもしれないと納得し、
一抹の喜びを感じて思わず頬が緩みました。
まあ、この緩みは、
もうその域に入っている証明でもあるわけですね。

さて、今回は、野菜コロッケです。
教えていただいたのは
ジャガイモが少ないタイプでしたが、
私は大好きなのでたくさん入れて作りました。
お好みの分量で、どうぞお楽しみ下さいね。


野菜コロッケ

■材料(6ケ分)

ジャガイモ:大1個
ニンジン:50g(掃除後の重量)
グリーンピース:80g
トウモロコシ(缶詰):50g
ブロッコリー:70g
グラナチーズ:大さじ2
生クリーム:大さじ2
塩:少々
バター液:適量
卵:1個
小麦粉:大さじ4
水:大さじ2〜
(やわらかさを見ながら調節)
パン粉:細か目のパン粉
揚げオイル:適量




■作り方

(1)ジャガイモをゆでる。



(2)水を少なめに入れた鍋に
塩を少し入れて、
ブロッコリーを数分煮る。



(3)角切りにしたニンジンと
グリーンピースを入れて
ニンジンがやわらかくなるまで数分煮る。



(4)コーンを入れて火を止める。



(5)ゆだったジャガイモの皮をむき、
フォークで荒く潰す。



(6)(5)に、
良く水分をとった(3)を入れ、
かき混ぜる。



(7)生クリームとグラナチーズ、
塩を適量を入れて混ぜる。



(8)形を平丸型にして、
小麦粉を少しつけて
形をしっかり作り、
小麦粉を良くはたいておく。



(9)バター液に通す。



(10)パン粉をつける。
ギュッとつけて形を整える。



(11)180度で両面を揚げる。



揚がりました。
盛り付けましょう。



乾燥エディブルフラワー入りの塩をかけ、
サラダを付け野菜にしました。
お好みでバサミコ酢をかけてみて下さい。
今回はオレンジのバルサミコをかけました。

Buon appetito!


 
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