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アーカイブ 2020/01/26
 

レシピその359
カボチャのバルサミコ酢味〜最近のレストラン事情。〜


近くのレストランに久々に行ったときのこと。
「あら?」
扉を開けると、いつもと違う空気が流れています。
インテリアもテーブルクロスもメニューも同じですが、
働いているメンバーが違う。
いつも挨拶するご主人は見あたらず、
メンバーは全て中国人になっていました。
食事は以前の味とは違いますが、
イタリアンの味です。

最近、この店だけではなく、
イタリアンと中国料理が
混在しているメニューが増えてきたことで、
持ち主が変わったことが
すぐにわかるレストランが増えてきました。
そういえば、
友だちと一緒に、お昼ご飯をよく食べに行く
ピッツァ屋さんはエジプト人が運営しています。
リーズナブルというだけではなく、
おいしく、その上、楽しく食べられる雰囲気で、
スタッフはいきいきと働き、
笑顔で接客してくれますから、
毎回、満足の笑顔で食事が終わります。
レストランに限らず、
バールや日本料理屋なども、
どこの国出身の人が作っているかは
不問になってきている感じがします。
逆に、彼らにとっては母国の料理ではない
この地で生まれるあたらしい料理を
味わう楽しみが増えました。

食の世界地図は
作り手によってかわってきていると
日常生活の中で感じていますが、
食の発達は今までもこのようにして
いろいろな交流から産まれ、
その土地で培い育ってきたもの。
口に運ぶたびに「想いの旅」も広がる料理に
興味がわいてきています。

さて、今回ご紹介するメニューは
カボチャのバルサミコ酢味です。
日本食の大好きな友人が、
私のカボチャの揚げ浸しを作りたいと
考案したものですが、
こちらの調味料を使ったことで、
私にはとても新鮮な味になりました。
どうぞお楽しみ下さいませ。


カボチャのバルサミコ酢味

■材料(2人分)

カボチャ:300g
バスサミコ酢:60〜80cc
砂糖:大さじ1
揚げ油:適量




■作り方

(1)カボチャを適当な大きさに切り、
種を取り除く。



(2)皮をはぎやすくするため、
レンジで1分くらい温める。



(3)薄く皮をはぐ。



(4)好みの大きさに切る。



(5)少し多めの油で揚げ焼く。



(6)フタをしてゆっくりと揚げ焼く。



(7)途中で裏返しにする。



(8)揚げ焼きしたカボチャの油をきる。



(9)フライパンにバルサミコ酢と
砂糖を入れて、泡が細かくなるまで煮る。



(10)カボチャを入れて
全体に絡めて火をとめる。



はい、出来上がりです。
メインにもなる付け野菜です。



我が家の昼食です。
チーズなどと一緒に。
Buonappetito.


 
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