おさるアイコン

アーカイブ 2018/10/07
 
レシピその327
ドライトマトのリゾット スカモルツァチーズ添え
〜青空市場。〜


土曜日は朝のワンの散歩をしながら、
青空市場で買い物をして帰ってきます。
以前にもご紹介しましたが
毎週開かれる青空市場は私たちの生活の一部です。

新鮮な果物、野菜、魚や肉の生鮮ものパン、乾物、
ドルチェ、ローストチキンや花、
そして洋服や日常製品にいたるまで
道1本の中にお店が所狭しと並びます。
売り手の掛け声が飛び交い、
その勢いが満ち満ちていて、
いつも私に活力を与えてくれます。

最近、この青空市場に新しいお店が登場しました。
ミニバンの中にいっぱい
フレッシュチーズを持ってくるチーズ屋さんです。

今では開店したかと思うと
すぐに列ができる人気店になりました。
若い男の子がひとりで切り盛りしています。
モッツァレッラチーズ系の
フレッシュチーズが主なので、
袋にチーズを入れ、
浸かっている塩水も
お玉を使って一緒に入れるので、
並んでいるマンマたちが
「あら、まっ、お腹が濡れているじゃない
もっとゆっくりしなさいな」
と注意したり、
一緒に買い物に来ているご主人に
コーヒーを買いに行かせて、
彼に差し入れするマンマもいて、
コーヒーが届くと
「まずは温かいうちに飲みなさいよ」
「よくお砂糖をかき混ぜてね」
「まあゆっくりと一服でもしなさいよ」
などと言い、
彼のほうは照れながら急いで飲んで
すぐに仕事に戻ります。

並んでいる皆を見てみると
息子のチーズ作りの仕事ぶりを見に来た感じで、
親近感がある人たちです。
青空市場の中で唯一ここには、
ゆっくりとした家庭的な空気が流れていて
並んでいることすら苦でなくなります。
そして、その製造状況を聞きながらの買い物は
安心感がわき、
贅沢さをも感じる買い物ができますね。


▲「今日のねじりはいつもより大きわね」
並んでいる途中から買うチーズ選びをします。



▲私はリコッタチーズと
スカモルツァチーズを買いました。



さて、今日ご紹介するレシピは
この店で買ったチーズでつくるリゾットです。
どうぞお試し下さい。


ドライトマトのリゾット
スカモルツァチーズ添え


■材料(3人分)

米:150g
ドライトマト:5個
レモン:1個
ミント:好みの分量
エシャロット:半分
リコッタチーズ:大さじ2
スカモルツァチーズ:数枚
EVオリーブオイル:大さじ2
塩:適量




☆下準備

・ドライトマトを数分ゆでる。
ゆで汁は温めておき
リゾット用にとっておく。



・エシャロットは微塵切りにする。
レモンはよく洗ってすり下ろす。
飾り用に少し線切りにする。
ドライトマトはゆでた後
半分を粗ミジン切りに。
残り半分は細かいミジン切りにして
飾り用に少し線切りにする。
ミントはよく洗う。




■作り方

(1)深いフライパンにEVオリーブオイルと
エシャロットを入れて弱火にかける。



(2)エシャロットがしんなりしたら
お米を入れて
透明になるまで数分炒める。



(3)ドライトマトをゆでたゆで汁を
お米が隠れるくらいに入れる。



(4)お米が半分煮えた頃に
細かく切ったトマトと
粗ミジン切りのトマトを入れ、
ブイヨンを入れてアルデンテ少し前までに煮る。
ドライトマトは好みの分量で。
※ドライトマトの残った物はオイル漬けにして
保存して他の料理に使う。




(5)アルデンテ前に火を止めて
リコッタチーズを入れる。



(6)大きく混ぜてクリーム状にする。



(7)フタをして数分おく。



(8)よく温めたフライパンに
スカモルツァチーズを入れて焼く。



はい、出来上がりです。
お皿にリゾットを盛って、
レモンをすってた物を上からふりかけます。
ミントを手で叩き香りを出しておき、
ドライトマトとレモンの線切りをおきます。
焼いたチーズもおきます。

ミントをちぎって、
レモンを混ぜ合わせ、
爽やかな香りのリゾットを
焼きチーズをおともに
ワンプレート料理でお楽しみ下さい。

Buon appetito!


 
ご感想はこちらへ もどる   友だちに知らせる