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アーカイブ 2017/07/26
 
レシピその298
丸なすとズッキーニのミルフィーユ
〜ミラノの自転車道。〜


故郷の茅ヶ崎は、
自転車を利用する人が多い街で、
私も子どもの頃から自転車が大好きです。
ミラノでも気候がよくなると
毎日、アトリエに自転車で行きます。
ミラノはここ数年、歩道の一部や車道に
自転車道が次々とできて、
私のようなおばちゃん自転車乗りに
とても優しくなりました。


▲車道、歩道、自転車道にわかれています。


▲信号も横断歩道も
 自転車専用があるので安心です。


アトリエの近くの大通りも、
車道の両側に自転車道ができました。
ところが、この自転車道は
アトリエに着く手前で急に途切れてなくなります。
途切れたところから自転車で先に進むためには、
車道を横断して、
逆側の自転車道に移動しなくてはなりません。


▲アトリエ近くの大通りの右側の自転車道。
 この道が途中で途切れてしまいます。



▲こちら左側の自転車道。なんと一方通行です。
 右側の自動車道がなくなったあたりで
 やっと対面通行になります。


ミラノの自転車道は、
突然、途切れたり、
一方通行しかなかったりと、複雑です。
毎日がまさに「脳トレ」。気が抜けません。

さて、今回、ご紹介するレシピは、
野菜が主役のさっぱりとした一品です。
モッツァレラ・ブッファラという
イタリアではポピュラーな
水牛でつくったモッツァレラチーズを使いました。


丸なすとズッキーニのミルフィーユ

■材料(3〜6人分)

丸なす:1個
ズッキーニ:中2本
トマト:2〜3個
モッツァレラ・ブッファラ:1個
黒オリーブ:適量
バジリコの葉:適量
塩、EVオリーブオイル:適量
ジェノベーゼペースト:大さじ2
※ジェノベーゼペーストの作り方は、
 レシピその74をご参照ください。



▲トマトとズッキーニは畑で採れたばかりのものです。
 トマトは熟したものでしたら
 どの種類でもおいしくできます。
 ズッキーニは種類によって、ゆで時間を調整して下さい。


■作り方

(1)ズッキーニを薄切りにして、
塩を少々入れたお湯でさっとゆでて、
水気を切る。



(2)薄切りにした丸なすを、
薄く油を敷いたフライパンで焼く。



(3)両面を焼く。



(4)オーブントースタの鉄板に
薄くEVオリーブオイルを塗る。



(5)丸なす、トマトの薄切り、ズッキーニ、
モッツァレラ・ブッファラ、
手でちぎったバジリコを重ねて行き、
それを二段作る。



(6)手で少し押さえて形を整え
最後にチーズをのせる。



(7)オーブントースターをあたため始める。
最後に形を整える。



(8)上のチーズが溶けるまで数分焼く。



はい、焼けました。



盛り付けましょう。
ミルフィーユの上と皿の手前に、
ジェノベーゼペーストとオリーブ、
バジリコの葉を飾りました。
EVオリーブオイルをかけていただきます。
ジェノベーゼペーストでいただく
野菜のさっぱりとした味をお楽しみ下さいね。
Buon appetito!


 
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