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アーカイブ 2016/12/18
 
レシピその283
タラッリ プリエーゼ〜絶えない火〜


毎朝、散歩する公園に霜が降りはじめました。
寒くなってくると、
あたたかい想い出がよみがえります。
人間同士が起こす火、
それは心と心が通じ合って、
原始人が木で火を起こしていたように
時間をかけて、摩擦させながら、
起こしていく火のようだと思うことがあります。

火打ち石の火のように、
一瞬だけ閃光のように出る火もありますが、
それは石というかたいもの同士が
ぶつかったときの話。
個性をぶつけ合いながら、
火花とともに石の破片も飛びます。
一瞬といえば、花火のような火も
それはそれで魅力的ではありますが、
私の場合、火打ち石や花火のような
その時だけとか、その場限りの輝きは
心に残りませんし、絆を作れません。

そう考えるとリエティにいた頃は、
ゆっくりと起こした火のような、
時間をかけて育んだ、
熱い人間関係がありました。
時には、エネルギーが消耗してしまう
と思うこともありましたが、
当時起こした火は、
今でも続いていて絶えません。
この火は消さないようにして、
残り火としていつも心の中にやどらせて、
生きていきたいと思います。

さて、今回のメニューは
リエティ時代のお隣さんナディアと
一緒によく作った固焼きパン、タラッリです。
保存もできますので、
一度にたくさん作っておきましょう。


タラッリ プリエーゼ

■材料

小麦粉:500g
塩:10g
白ワイン:200cc
EVオリーブオイル:140cc
フェンネルシード:大さじ山盛り1
ペペロンチーノ:好みの分量




■作り方

(1)ワインの中に塩を入れて溶かす。



(2)ボールに小麦粉を入れて
そこに(1)を入れる。



(3)オリーブオイルを入れて、
フォークでかき混ぜる。



(4)15〜20分、ツヤが出てくるまで練る。



(5)丸めたあと、ラップで包み、
15分休ませる。



(6)生地を3等分して、ひとつは
フェンネルシードを入れて練る。



(7)もうひとつは、
ペペロンチーノを入れて練る。



(8)プレーンとフェンネルとペペロンチーノ、
3つの味の生地ができました。



(9)棒状にする。



(10)
棒状にしたものをニョッキのように
数センチに切り分けて、伸ばす。
ペペロンチーノ生地は
板に辛味がつかないように
クッキングペーパーやラップを敷いて作業する。



(11)(10)を指に巻きつける。



(12)熱湯でゆでる。



(13)浮き上がるまでゆでる。



(14)浮き上がってきたものから、取り出す。



(15)布巾の上で水分を取る。



(16)200度で表面がこんがりするまで焼く。
(だいたい30分くらい)



(17)ペペロンチーノは、
他に味が移らないように別のオーブン皿で焼く。



はい、出来上がりです。
子どものおやつやワインのお供、
もちろん食事のときのパン代わりにもおすすめです。
いろいろと楽しんでくださいね。
Buon appetito!


 
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