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アーカイブ 2015/12/20
 
レシピその259
焼きタコのサラダ ソース添え〜方向音痴。〜


ただいま、日本に帰国しています。
方向音痴の私。
こまったことに、日本とイタリアでは、
交通規制の左右が違うため、
日々、緊張感をもって暮らしています。
歩道や階段、狭い車道にも、
きちんと左右や上り下りの線が
ひかれておりますので、
律儀にもその範囲内を歩くようにしています。
一度だけ、左右を間違えて
逆側を歩いたことがありました。
すると、すれ違った初老の人に
「すみません。歩く方向を守ってください。」と
冷静に言われ、
その穏やかな口調が私の驚きに輪をかけました。

スクランブル交差点は
得意とするところのはずですが、
最初の立ち位置からして迷います。

駅。
「ここは左側通行でお願いします」と張り紙。
切り替えが急にできず、
困惑しながら人の波に流されます。

エスカレター。
関東関西の違いを考えて行動するレベルに至らず、
その時の様子で乗ります。
間違えて、歩く側に乗ってしまったときは
しょうがなく、その状況に合わせます。
緊張感を有するところです。

私の実家がある街、茅ヶ崎は
自転車の街ですので
頻繁に自転車で行動しますが、
その時には時計をして、
左手に意識を集中させています。
これまた緊張です。
歩く人、自転車、
そして電信柱が混在している茅ヶ崎の街。
車を運転して母と出かけようと思う気持ちに
歯止めがかかります。

方向音痴と、歳をとってきて、
瞬間の適応能力に欠けていることを、
この二本足が日々感じている次第です。

さて、今回は足が8本もあるタコ料理です。
ソースで華やかさを添えました。
お試し下さいね。

焼きタコのサラダ ソース添え

■材料(2人分)

タコの足:2本
サラダ菜:ひと握り
レモン:半分
ドライトマトのオイル漬け:数枚
塩ケッパー:大さじ1
オリーブ:10粒
塩、EVオリーブオイル:適量
イタリアンパセリの茎:1本分




■作り方

(1)タコをイタリアンパセリの茎と
レモンの皮を入れた湯で
30〜40分ゆでる。




(2)ゆでている間にトッピングの準備を。
ドライトマトのオイル漬けを
細かく切って、包丁の背で潰す。




(3)オリーブ4粒は飾り用にとっておき、
残りは種をとって切ってから
包丁の背で潰す。
塩ケッパーは塩を洗い、
微塵切りにする。
(2)と(3)をあわせて練る。




(4)塩少々を入れた湯で
サラダ菜をゆでる。




(5)ゆでたサラダ菜が
かぶるくらいのゆで汁を入れ
ハンドミキサーでソースを作る。




(6)塩加減を見てから
レモン汁を少々入れて味を整える。




(7)ゆだったタコの足の掃除をする。




(8)EVオリーブオイルを
フライパンにたっぷりと敷き、
熱くなったところに
タコの足を入れて強火で焼く。
※平なフタで押さえながら焼くと
焼き目がきれいにつく。




はい、盛り付けをしましょう。
ソースを敷き、焼きタコをのせてオリーブを飾り、
ケッパーとドライトマトと
オリーブを練った物を散らして、
最後にEVオリーブオイルをかければ、
出来上がりです。
Buon appetito!


 
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