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アーカイブ 2011/08/21
 
レシピその150
アーリオオーリオペペロンチーノのレモン風味
〜入れ墨ファッション〜


夏は肌を最大限に出しきり、
身体の個性を思い切って表現する季節です。
昨年もこの季節に書きましたが、
今年の夏にもやはり目を見張ったものに
「入れ墨」があります。
こちらでは、入れ墨はファッションです。

先日、デパートに行き、
いろいろと物色していたところに、
可愛い声で声をかけてくれた店員さんを見て、
驚愕!
どこまでが服のプリントか
どこからが入れ墨かわからないほど
入れてらっしゃいます。


▲入れ墨が両腕に並んでいます。


▲「腕だけではないのよ」と
 見せてくれた足。



▲指には子どもの名前を。

「病にかかったような感じで、
 次から次へと入れたくなるの」

とのことですが、
か弱そうな女性が入れ墨することに
違和感を感じるのは、
私のメンタリティの更新が
できていない証です。

こちらは、ジミー君の「ちら見せ」の入れ墨です。
大学院卒業記念に腕の内側に入れました。


▲どの分野の勉学をしたかを
 示唆していますね。


彼は15歳の時にはじめて入れ墨をしたそうです。
大人になったという気持ちを
かたちにしたかったのかもしれません。
でも、そのときはうっかり、
意味も分からない文字を
デザインだけで選んだそうです。


▲「龍」です。

さて友人のロベルトは、
足に「空手道」と入れていましたが、
今回2人目の子どもを持った記念に、
父として
2人に捧げる自作の詩を腕に入れました。




▲自作の詩。

老婆心から
「3人目ができたときはどうするの?」
と訊くと、
まだ入れ墨を入れる場所はあるとのこと。


▲こちらはハンドドラム演奏をする
 ミュージシャン。
 ヒッピーの人たちを彷彿とさせる絵柄です。


入れ墨は、特別なことではなく、
ボディアートとして楽しんでいることは
伝わっては来ますが、
なぜ痛い思いまでしてするのか?
痛みに臆病者の私には
理解ができないアートです。

さて、今回のお料理は
アーリオオーリオペペロンチーノのレモン風味。
ピリ辛のニンニク味にレモン味を加えたものです。
パンチがありながら、さわやかな味です。

人によって、好みの辛さが違いますので
ペペロンチーノには少なめに入れておき、
できあがったパスタに、
オイル漬けのペペロンチーノを加えるかたちで、
食べる人が好みで辛さを決められるようにすると
よいですね。
短時間で出来ますので、
ぜひお楽しみください。

アーリオオーリオペペロンチーノの
レモン風味


■材料(2人分)

レモン:1個
青ペペロンチーノ:適量
ニンニク:1欠片
イタリアンパセリ:適量
エキストラバージンオリーブオイル:大さじ4
塩:適量



☆下準備
・イタリアンパセリは微塵切りにする。
・ニンニクは芯を取り除き、スライスする。
・青ペペロンチーノはスライスする。
・レモン1個は皮の部分のみする。
・レモン半分をしぼる。



■作り方

(1)スパゲッティをゆで始める。
ゆで加減はアルデンテに。



(2)大きめのフライパンに
エキストラバージンオリーブオイルと
ニンニクを入れて火にかける。



(3)弱火でゆっくりとニンニクの香りをつける。



(4)パセリとペペロンチーノを入れる。



(5)スパゲッティのゆで汁を50ccほど加える。



(6)すぐにレモンの皮を入れる。
(レモンの皮は最後にかける分を残しておく)



(7)塩を少なめに入れて、
ソースのできあがり。火を止める。



(8)アルデンテにゆでたスパゲッティを
お湯をあまり切らずに入れる。



(9)レモン汁を入れて、
全体を混ぜ合わせ、塩味を整える。



できあがりです。
レモン皮のすったものを上からかけます。
お好みでレモンオイルなどかけてください。

レモンの爽やかさを味わうために
ペペロンチーノを少なめにしていますので
辛さを足したいときは
オイル漬けのペペロンチーノなど
辛いものを足してくださいね。

BUON APPETITO!


 
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