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アーカイブ 2009/10/18
 
レシピその102
白桃のシロップ漬け〜ワンちゃん仲間と〜


毎日、ワンちゃん散歩の公園で
いつものメンバーと会い、
たのしくおしゃべりをしています。
今日はアンナから
よく行くレストランで講演会があり、
バイキングスタイルの軽食も楽しめるから、
いっしょに行かないか、と誘われました。
ベジタリアン向けのレストランで、
講演の内容は
毎回とても興味深い内容だそうです。
一緒に行ったのは
動物とのコミュニケーションのしかたを
教えているイダ、
通訳や翻訳の仕事を再開するクラウディア、
ファッション関係の事務の仕事をしている
アッレサンドラ、
そして、休職中のアンナと私です。

講演会では、まず、
飲み物や食べ物を取ってきて食べ始め、
講演会がはじまってからも
食べたり飲んだり、
食べ物を取りに立ったりと、
リラックスなムードです。
会場のレストランも
あまり大きくないせいか
まるで、どなたかの家で
話を聞いているかのようです。



講演の内容は、
私にとっては難解だったため、
どうもわかりにくいものでした。
たとえば、仕事との向き合い方、
無理をせずに自分の実力を出す方法、
仕事にストレスを感じなくするためには
どうしたらよいか、
仕事を愛するためにはどうしたらよいか‥‥
そんなことを、
約1時間半に渡って話してくれました。
最後は質疑応答があり、
このような講演会がはじめてだった私は、
多くの人が、
自分の内面の悩みを率直に自然体で、
人前で語ることに驚愕しました。
そして、悩みに真剣に向かい合っている姿を
素直に見せてくれる人たちに
好感を持ちました。

講演が終わるとアンナが
「講演の後のアイスクリームは不可欠よ!」
といって、
みんなにごちそうしてくれました。



やはりおいしいものを食べているときは
幸せな気持ちでいっぱいになり、
悩みもどこかに姿を隠してしまいます。

さて、アンナから公園横の青空市の
白桃がおいしかったと聞いたので、
さっそく買いましたが、
買い過ぎてしまいました。
こんなときは、シロップ漬けにします。
季節の果物が多くある時期は
シロップ漬けをお作りになってみてくださいね。

白桃のシロップ漬け

■材料(3〜4人分)

かための桃:今回は大きめの桃を4個
砂糖:100g
水:300cc

用意するもの:煮沸消毒したビン2個




■作り方

(1)沸騰したお湯の中に洗った桃を入れ、
数分煮る。



(2)縦割りにして、
種と種のまわりのやわらかい部分を取り除き、
皮をはぐ。



(3)シロップを作る。
水に砂糖を加えて煮溶かす。



(4)ビンに桃を入れる。



(5)ビンに桃をすきまなく詰めるかんじで入れ、
途中で熱いシロップを入れ、
また桃を入れ、さらにシロップを入れ‥‥
を繰り返し、
最後はシロップで桃を全ておおって、
しっかりとフタを閉める。



(6)ビンがすっぽり入るくらいの深鍋を用意し、
鍋の底に布を敷き、水を入れる。
ひと肌くらいの温度のお湯をつくり、
ビンを入れて鍋のフタをする。
一度沸騰させ、
弱火にして20分くらい煮沸する。



出来上がりです。
シロップ煮は、生のときとは
また違った味わいで、
いつでもなんにでも使える
重宝なものですね。



ところで、これらは去年つくったもので、
アプリコット、さくらんぼ、
なし、パイナップル、黄桃などの
シロップ煮です。
みなさんもいろいろな果物で
作ってみてくださいね。
ポイントは熟す前のかためのもので作ること。
ちょうどよいかたさになります。


 
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