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アーカイブ 2006/12/19
 
レシピその31
ブロッコリーとエビのスパゲッティ
〜暖炉のある生活〜


暖冬だったミラノもやっと寒くなって来ました。
朝の犬の散歩の時も、芝が霜で真っ白です。
深呼吸をすると凛とした冷たい空気が、
まだベッドのぬくもりがのこる身体の細胞の
隅々まで入り込んで来て、快く目覚めさせてくれます。
やはり冬は寒いのに限りますね。
ミラノの家は全室暖房で半袖でもいられそうですが、
それでも冬になると暖炉が欲しくなります。
リエティの家には大きな暖炉があり、
一日中火をともしていました。
特に夜は太い木を一本入れておき、
一晩中ゆっくりと家中を暖めていました。
2階の部屋にも暖房は入っていましたが、
家族が手をこすりながら集まってくるのは、
やはり暖炉前でした。
暖炉では栗やジャガイモを焼いたり、
食事の時はお肉や魚を焼いたものです。
ただ炭で焼くシンプルな食べ物の味は
最高に贅沢なおいしさでした。
ご近所も集まり、ワインと木の実をいただきながら
夜長を楽しめたのも、
やはり暖炉のお陰だったかなとも思います。
この暖炉も初めはなかなか上手に火がつけられなくて、
部屋中がもくもくと煙で一杯になると
いつも隣人が助けに来てくれ、
見事に火を暖炉になじませてくれました。
自然な炎が身体を芯から暖めてくれ、一度暖まると、
その暖かさはなかなかと抜けていかないというのは、
今の暖房では味わえない喜びを感じるものでした。
ぱちぱちとした火を見つめながら、
子どもの頃、寒い中落ち葉をはいて集めて
たき火をしたことに想いを馳せたものです。
また、外に視線を向けている子の背中を
いつまでも暖めてあげられる
大きい暖炉のような母になりたいなと思ったものでした。

さて、ミラノでは気の早い人たちが、
もうクリスマスの花火をしています。
今回ご紹介するのは冬の寒い時期にぴったりの
ブロッコリーとエビのスパゲッティです。
冬でも元気なブロッコリーは、
寒さでちぢんでいる時にぴったり。
どうぞ試されてみて下さい。

ちょっと早いご挨拶になりますが
良いお年をお迎えくださいませ。

ブロッコリーとエビのスパゲッティ


■材料(4〜6人分)

エビ(殻付き):400gから好みで
ブロッコリー:600g
熟しトマト:中4個
スパゲッティ:600g
ニンニク:1かけら
鷹の爪:少々
オリーブオイル・塩:少々



☆下準備

エビは殻をむき、掃除をしておく。
トマトは湯煎して、皮と種を取り除いておく。
ブロッコリーは茎の部分は皮をはぎ、
一口大にカットする。



■作り方

(1)深いフライパンに
オリーブオイルと潰したニンニク、
鷹の爪を入れ、香りをだす。



(2)エビを入れ、火が少し通ったところで、
トマトを入れ、塩で味を整える。



(3)穴あきのお玉などでエビを取り出し、
ソース状の部分はフライパンに残しておく。



(4)スパゲティ用の鍋にたっぷり水と塩を入れ、
沸騰したらブロッコリーを入れて7〜8分ゆでる。



(5)そこにスパゲッティを入れて、一緒に茹でる。



(6)スパゲッティは少し固めに茹で上げて
(ブロッコリーはソースとなじむよう、柔らかくてよい)、
先ほどエビを取り出したフライパンに入れる。



(7)湯で汁を足しながら、(3)で取り出した
エビも入れて全体に味をなじませる。



出来上がり。



ブロッコリーが崩れてソースになり、
スパゲッティに絡まっている感じです。
クリスマスのお食事のプリモピアット(パスタの前菜)に
いかがでしょうか?

最後に、我が家のクリスマスの様子を
ご紹介いたしますね。

去年の我が家のクリスマス料理です。



そして、今年の我が家のクリスマスツリーです。
BUONNATALE〜♪〜

 
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