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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その130〜


全国のどこかで「言いまつがい」が発せられて、
それを口にした人も耳にした人も
この「言いまつがい」というコーナーを
知っていた場合、
「いったいどちらが投稿するのか?」
という問題が生じるそうです。
「投稿される前に投稿します!」という
わけのわからん早い者勝ちな雰囲気のメールも
ときどき届いていて、なんだか愉快です。
今日もたっぷりお届けいたしましょう。


家族で旅行に出かけたときのこと。
初めて見る景色に興奮した旦那は、
変わったデザインの建物を
指差しながら大声で
「おい、あなりゃんだ!?
私と子供は指差す方向ではなく、
旦那のほうに振り返りました。
(kazu)

奈良に住んで7年になります。
東大寺が大好きで、
ときどき散歩するのですが、その日は、
東大寺大仏開眼1250年祭でした。
大仏殿の発券所で、
「オトナ一枚」と言うところを
ドキドキ・ワクワクの勢いあまってか、
「お寺一枚!」
と言ってしまいました。
言い直そうとして言葉に詰まっていると、
発券所の方が、笑顔でやさしく、
「わかりますよ」と言ってくれました。
(takami)

寝相の悪い息子に向かって、
「ちゃんと頭に枕を乗せて寝なさいよ」
と言いまつがう私も私ですが、
それを真に受けて、
うつ伏せになり頭の上に枕を乗せて
眠ってしまう息子もどうかと思います。
(息子の将来を心配する母)

会社でみんなより先に
昼休みに入ろうとして思わず、
「お先にお風呂入りま〜す!」
と、大きな声で言ってしまいました。
まだ入ったばかりの頃の出来事で、
非常に恥ずかしかったです‥‥。
(一番風呂)

中学のときの話です。
あだ名を「教官」という
こわいこわい先生の授業で、
週番だったアサコさんは
緊張したのかボケていたのか
「起立! 気を付け」
と言うところを、いきなり
「きりつけー!」
怖い先生だったので誰も笑えず
教室中がフリーズしました。
(るーぴょん)
久しぶりに家族全員で
夕食を食べていたとき、
娘がうれしそうに
「一家散乱だね」
ま、たしかに散らかっていたけど。
(やっちゃん)
私の2人目の子どもの
妊娠が発覚したときのこと。
義父は長男に向かって
「よかったなー。これでお前も
 お兄ちゃんか、
 お姉ちゃんになるぞ!
と言い放ちました。
お義父さん、弟か妹が生まれても
この子はお兄ちゃんにしかなりません。
(あややん)
先日、夕食を食べに入ったお店で
アルバイト風の女の子が
注文を取りに来て最後に
「どうぞ、ごじっくり」と言った。
じっくりお茶でも飲んで
待ってろってこと? 
(まめきち)
回転すしでボタンを押して注文する時、
どのくらいの
声の大きさで言えばいいのか
ちゃんと声は届いているのか
と不安に思いながら頼んだら、
「焼きシャーモン」
と言ってしまいました‥‥。
シャケだか、サーモンだかわかんない。
新しい海の神様出てきそう‥‥。
(an-2)

妹の友人は部長だか課長だかの前で
「あっ! それ、
 くらまえゼロですね」
‥‥それまでずっと
「プラスマイナス=プラマイ」を
そう言い続けていたらしいです
(ボテ)

中学の時、理科の授業中
ある男の子が教科書の朗読を当てられて、
「+極と−極」というくだりのところを
「じゅっきょくといっきょく」
と読んでいました。
ちなみにその子は成績は
まあまあ良い子です。
(ひやま)
上司の書きまつがい。
プレゼン時に皆に配布された
プリントを見て絶句した私たち。
最初の出だしが
「まじめに。」
‥‥?
「はじめに。」と書きたかったんだよね。
(まじめにやってよ!)
黒板に「富士は生きている」
と書くところを、思わず
「富田は生きている」
と自己申告してしまった富田先生、
お元気でしょうか?
(もも〜ん)

私の名前は菜々子といいます。
松島菜々子さんの登場以来、
「奈々子」と書きまつがわれることは
少なくなりましたが、
多いのは「菜々木」
(佐々木と混同していると思われます)
先日風邪をひいて
病院に行き薬をもらったら、
「薬々子」
になっていたのには驚きました。
(菜々子)

先日職場の備品などを
買いに行った時のことです。
領収の宛名を聞かれたので、
「『そごう』です。
 平仮名で『そ・ご・う』」
と答えると店員さんも念を押して
「わかりました。
 平仮名で『そごう』様ですね?」
「はい!」
‥‥で、もらった領収書の宛名は
「ソゴウ様」
(いっこ)
息子(中一)のクラスメイトの話。
英語の授業中、
外人の先生と電車の中での会話を
みんなの前で実演したとき。
「パードゥン?」
と聞き返さなければいけないのに、
悩んだあげく
「パオーン?」
と返したそうです。
象との会話だったのでしょうか‥‥。
(mimio)

中学一年生で「パードゥン?」が言えないくらいは
まったくもってふつうだと思うけれども、
なまじそれが「象の鳴き声」と酷似していたために
投稿としてのクオリティーが上がってしまった。
「言いまつがい」は、さまざまな偶然の重なりによって
成り立っているコーナーなのです。
あなたも、あなたの奇跡をご投稿ください。
奇跡の結晶、書籍『言いまつがいも好評発売中です。
近くの本屋にないという方は、
Amazonなどの書店から取り寄せることが可能です。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
バックナンバーは携帯電話からも
おたのしみいただけますよ。
よかったら、お友達にもすすめてくださいね!

ついつい言いまつがいをしてしまったり、
耳にしたときは、
タイトルを「言いまつがい」として
postman@1101.com まで
すかさずメールをお送りくださいね。
どんどん紹介させていただきますよ!

2004-06-23-WED
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