林直子
知床鮨 の 三色ちらし(1360円)
中華春雨、カットフルーツ
1977円 おつり23円

その弁当を買った理由(複数回答可)
具が山盛りでリッチ感がありつつ、
全体的に品の良さが漂っていて、
「これは大味じゃないな、細部にもこだわっていそう」と思ったからです。
そして箱もかさばらず、持って帰りやすいから。
食べる前に期待していること
海鮮の新鮮さ。
ごはんのふっくら感。
食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?
野菜が足りないので、別に買わないと、と思いました。
でも、このお弁当にサラダや煮物が入ってたら
ものすごい違和感なので、
「弱点」にはあたらないかもしれないですね‥‥。
食べてみての感想(なるべく具体的に)
見た目よりウニの層が厚く、驚きました。
カニはしっかりカニの味がするし、
いくらは甘じょっぱさの程度がパーフェクトだし。
お弁当売り場の「華」としての、
堂々としたおいしさがありました。
食べながら、
このお弁当を選んでよかった、としみじみ思いました。
この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱
ウニが蒸してあったので、
ぐちゃっとしたり、フタについてしまったりすることなく、
きれいに食べられました。
また、店頭に「いくらは醤油味です」と
書いてあったのですが、
いくらの味付けには好みがあると思うので、
事前の案内は親切だと感じました。
お漬け物は、細かく刻んで散らしてあったので、
ごはんに色が移ってしまうこともなく、
濃い味で海鮮の味を損なってしまうこともなく、
絶妙な具合の口直しとなりました。
どういう人たち向けの弁当だったか?
「いろんなものをちょこちょこ」タイプよりは、
「好きなもの(海鮮)だけでおなかを満たしたい」
タイプの人向けかなと思いました。
やさしい味付けで、量は軽めだったので
おすすめするなら、20代以上の女性かなと思います。
作り手に、メッセージを
これからは、東京駅に行くたびに
「大丸に行けば知床鮨がある」と
思い出すんだろうと思います。
どうか、これからもこのおいしさを守り続けてください。
そして、あの売り場にあったすべてのお弁当の
作り手のみなさん、
「楽しく悩ませてくれて、ありがとうございます!」
「ほぼ日」を読んでいる人たちにも、ひとこと。
お弁当代に2000円は多いな、と思っていましたが、
売り場に行ってみたら、あれもこれも魅力的で、
2000円にしぼるのに苦労しました。
たまのぜいたくだと思っての、2000円、
ぜひやってみてください。
いちどに食べきれなくたって、
その日の夜や、次の日に少しずつ楽しめばいいですから。