※スマホで画像を保存したら、
ホーム画面・ロック画面の壁紙に設定してください。
設定方法は機種によって異なります。
ご自分のスマホの設定方法を調べて設定してくださいね。
我が子のお世話で忙しいからなのか
単なるめんどくさがりが原因なのか(もちろん後者)
ここ数年は子供と行くぐらいしか
映画館に足を運ばなくなり、
友人たちがsnsなどで見た映画のことを、
楽しそうに語っているのを横目で眺めるばかりです。
つい最近では3歳児と7歳児にせがまれ、重い腰を上げ、
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を
映画館まで観に行ってきました。
行くとやっぱり映画館っていいなーと思うわけですが、
今回そんなことより関心したのは
56歳から3歳まで誰も寝堕ちすることなく
最初から最後まで映画を楽しめてしまったことです。
マーケティングという考え方を無視できない世界で
30年以上仕事をしている身からすると、
とんでもなくすごいことのように思えます。
エンタメってある一定の層に向けて
ターゲットを絞った作り方をしないと
ぼやけた中途半端なものが生まれてしまい、
結局つまらなくなるという思い込みがあるのですが、
そんなことは軽々超えていくスーパーな映画でした。
昨今注目のAIとかビッグマーケティングとか
その辺りの技術もうまく使われて制作しているのかなー。
任天堂がマリオのゲームを作り、
それを遊んだ最初の世代が自分たち50代で、
そこから時代も随分変わり(自分も年老い)
ゲームのシステムも進化し変化する中、
2023年になっても世界中でヒットし続け、
老若男女、世代、国籍、宗教に左右されず、
地球規模で共有できて、楽しめるエンタメの存在は
大袈裟な言い方かもしれませんが、
戦争ばかりする人間が平和になれる
ひとつの小さな希望のようにも思えます。
映画の内容は戦争そのものなんだけど‥‥。
でも、少しひねくれたことを書いちゃうと、
個性とかオリジナリティとかマニアックとか、
人がそれぞれ本来持ってるいびつな心のかさぶたは
どんどんツルツル均一になっていきます。
それがいいことなのか悪いことなのか、
自分にはよくわかりません。
スーファミでゲームをしていた時代に描いていた未来とは
なんかだいぶ違う感じ。
今度は子供達とドラえもんでも観に行って
未来について語り合ってみるか。
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