風邪をひきました。
熱はないけど咳がずっと止まらずです。
コロナ対策はしていても、寝不足とか子供の風邪とか
いろいろ思い当たる節はあり、やっちまったなー。

こんなご時世ですので、我が町のルールとしては
歩いて１分のお医者さんまで車で行って、
車内で診察されて、PCR検査の予約をしてもらい
翌日電話で検査場所を指示され、
次の日に指定場所まで行き、車中で鼻グリグリされて、
後日診断結果の電話があり、陰性であれば（陰性です）
ようやく普通の診察を受けられます。

結局、喘息が常態化する１歩手前という診断結果で、
咳止め薬を飲んで今は落ち着いていますが、
昨今コロナより大変な病気でありながら、
診察を受けるのも苦労されてる人は多いんだろうなー。
毎年冬の時期、子供のいるご家庭のみなさんは
外からあらゆるウイルスをもらってくるリスクが高いので
腹を括って生活していると思うけど、
今年はほんとに怖いと思います。

そんなヨレヨレでしんどいある日、
大きな鳥が家の窓ガラスにぶつかって
命絶えてしまうという出来事がありました。
そっと持ち上げた亡骸はまだ暖かくて、
自分の体が冷えきってることに気がつかされます。
どっちが死んでてどっちが生きてるんだか・・・。
子供と一緒に家の庭に埋めて、そっと手を合わせながら、
なんだかちょっとしんみりしてしまい、
当たり前ですが自分だって突然死ぬかもしれないわけで、
あらためて今を精一杯頑張って生きようと・・いやいや、
でも頑張りすぎて死んだらどうすんだと思ったり・・・。
見事なまでに風邪っぴきネガティブなメンタルであります。

あとそうだ、咳止めの薬を飲むときは、
中島らもさんの小説を思い出します。
話に出てくる、用方容量を守らない副作用のことを考えて
いつもちょっとドキドキするのですが、
体は寝たいのに咳で寝れないというのは、
フワフワ空を浮遊（眠気）していたかと思うと
カラスに突かれ地面に叩き落とされ、
また気がつくとふんわり浮かんでは突かれるような感じ？　
そんな日を繰り返すと
咳止め薬のやばい副作用でもなんでもなく
やっぱりちょっと変になってくるんだけど、
ほっといても目の前の仕事はどうにもならないのでね、
ヨレヨレしながらもどうにかするわけで、
でもそれはそれで案外いい絵が描けたりもするから
絵というのは不思議なものですな。
（薬のせいではありません）

皆さんもどうかお気をつけて。
精一杯頑張って寝る時間を作ろう。