今年も夏が本気すぎてたじろいでいます。
暑中お見舞い申し上げます。

７月は暑かったり、大きな自然災害もあったり、
被災されたみなさんはそれぞれ
想像を超えた厳しい時間を今もなお、
過ごされていることだと思います。
被害がなかった人も、いろんなことを考え
それぞれ行動した月だったのではないでしょうか。
足るを知り、できることをやろうが信条ですが、
気がつくといつもよりは少し背伸びのしすぎで
体が反って、頭と腰がざわつきはじめています。
８月は普段の猫背の自分を思い出し、
深ーく深呼吸深呼吸。
怖いことはできるだけ少ない方がいいなー。
自然先輩、よろしくお願いします。

大変な１ヶ月でしたが、御多分にもれず、
ロシアワールドカップは一服の清涼剤でした。
応援していたひとつのクロアチアが
決勝戦までいって大満足。
地元ロシアチームのがんばりや、
サッカー後進国の躍進など
走って走って泥臭く勝ち上がっていく姿は
ほんとに見ていてワクワクさせてもらいました。

日本とベルギーの試合では、
勝者側の立場で観戦したとすると、
あの最後のシーン、よく効く下剤のような
美しいウルトラカウンターによるカタルシスは
想像しただけでも、気持ちのよいフィニッシュでした。
もちろん逆に、日本人からすれば、
３日間ぐらい便秘で苦しい、つらい日々でしたが、
客観的に見た、ひとつの試合としては
最高のエンターテインメントではなかったかと思います。

ちょうど時期を同じくして、
ロシアのプーシキン美術館展が開催中で、
展示に合わせたグッズを、
作らせてもらっていたこともあり、
いろんな方向から、ロシアのことに、
思い巡らせた７月でもありました。
自分が今まで日本にいて感じていた
少しネガティブなイメージも
良い方向に変わったような気がします。

ひとつの立場からの情報や価値観だけでなく
いろんな方向や角度から、物事をみて考えてみると、
まったく違った世界に気がつくことがありますね。
いつかロシアにも行ってみたいです。

プーシキン美術館展は現在、大阪で開催中です。
清涼感のあるヨーロッパの風景画が
たくさん展示されています。
奈良のカナカナさんディレクションによる
tupera tuperaさんと一緒に作った記念グッズが
たくさん販売されています。
そういうコラボはちょっと珍しいです。
名画の鑑賞後、いつもと違った角度から、
ぜひグッズもお楽しみください。