
| 今回の『ジパングパンク』も、 痛快なストーリーでした。 |
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| はい。 さすがは座付き作家の中島かずきさん。 劇団☆新感線の真骨頂のような展開の連続で。 |
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| とてもわかりやすくて。 |
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| むずかしい内容なのかな? と思ってたんですが、 そういうことはまったくなくて。 |
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| でも、単純明快というわけでもないんですよね。 |
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| うん。 裏切って裏切られてというのが重層的にあったり、 敵と味方が交錯する 人間関係が描かれていますから、 何度も観るとそのたびに発見があるんです。 |
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| 『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』のあらすじは、 本家ウェブサイトにありますので、 よろしければご覧ください。 |
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| ネタバレは大丈夫? |
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| 大丈夫です。 あらすじを先に知ってるくらいで、 この舞台のおもしろさは損なわれませんので。 |
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| そうか、そうだね。 |
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| なんていうんでしょう‥‥ いろいろなすてきなものへのオマージュというか、 「かっこいいとは、こうでしょう」 「うつくしいとは、こうでしょう」 というまっすぐな表現があふれている 物語だと思うんです。 男の子は強くて頼もしく、 女の子は愛嬌があってかわいく、 お馬鹿さんはとことんお馬鹿で(笑)。 |
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| そうですよね、そうですよね。 |
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| うん。 とにかくわたしは、 新感線のストーリーは、あとあじが好きなんです。 |
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| あとあじ。 |
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| 「理屈抜きでおもしろかったー」っていう。 |
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| スカッとね。 |
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| はい。 五右衛門ロックのシリーズはとくに。 |
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| 観終わって、 「さ、あしたもがんばるか」ってなれる。 |
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| ビールがおいしい。 |
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| そうそう! |
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| というわけで、 深くさぐる奥行きもありつつ、 理屈抜きでたのしめるエンターテイメントでもある。 劇団☆新感線のストーリーには、 そういうすごさがあるというオススメポイントでした。 |
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| 観終わってからみんなで飲むビール、最高! |


