この庭園は
「KIRIN FIRE」の提供で運営されています。

(何処の誰やらは、発言した)

みんな、集まってくれ。話というのは他でもねぇ。
どうやら、あのカミサマが「みんなと遊びたいよ」と、
おっしゃっておられるんだ。

気まぐれで、お人好しの、ほれ、あのカミサマのことだ。
時々もっともらしい説教をする以外は、
あんまり迷惑もかからねぇこったとは思うだよ。
なんでも、コーヒー豆をいっしょに育てるんだとか、
ドラゴンのスリッパをつくるんだとか・・・あ、
どっちだったかな? 
ま、そんなことをやりてぇそうだ。

目標は、クリスマスの夜だっちゅうこった。
ああ、もう来たよ、あのカミサマが。

(あのカミサマが、やってきた)


9月21日(木)…1日目
「カミサマがやってきた。」

 

…とことことこ。

 

カミサマ:
よいしょっと。
しかし、ここはなんにもないなあ。

私、何か持ってたかな。(ごそごそ。)
…あ。ポケットにさっき天の上のブラジルで拾ってきた
コーヒー豆があったぞ!

よし、 この【コーヒー豆】をここに置いてみよう。

むー。ここにはなにもなかったけど。
いまはコーヒー豆が置いてある。

それがみえるなら光があるし。
落ちていかないなら大地がある。
もしも何か考えあって動かないなら
この豆には豆なりに哲学があるんだろう。
(…意外といろいろなものがあるなあ。)

そうだ! この豆をみんなで育てて
ここにコーヒー庭園をつくってみたらどうだろう。
きっとこの豆の中にもいろいろなものが眠ってるぞ。
芽がでて、葉っぱが広がり、枝が分かれ、
花が咲き、虫がきて、花が枯れ、実が生まれる。
そのうち豆ひとつぶんは私のものかもしれないけど、
あとは育てたみんなのもの。
実も。花も。やってきた虫も。葉っぱも。枝も。根も。
木陰も! ぜんぶあげる。

それでクリスマスにはその下で
パーティーをひらきたいな。
…わあ。きっとそれって楽しいぞ!

よし…と、まずはこの豆を、木まで育てなきゃな。

おーい、コーヒー庭園をつくるよー!
コーヒーの木がほしい人は手伝いおいでー。

 

 

 


1日目のコーヒー庭園 (予定)

(あ、カミサマのメモが落ちているぞ…。)

#1日目に生まれたものとその持ち主。

・「コーヒー豆」 … カミサマ。


#日記。

コーヒー庭園を作ろうと思ったので、
まずは何もない世界に豆をおいてみた。
ここにはなにがあるんだろう。
ここからなにが生まれるんだろう。


 
ホーム。