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| 体温のある指導者。藤田元司。 悪ガキから、慕われるリーダーに。 (「これでも教育の話」より) |
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ![]() ・何をしようとするにも、 二流以下である部分を、 一流につくりかえていくことが、 回り道のように思えても、 いちばん欲深で、いちばん安全で、いちばん大胆な 戦略なのだということを、 新年早々に、ぼくは学んだのでした。 大好きなスポーツ番組『ゲットスポーツ』で、 松井秀喜が好きな言葉をあげていましたよ。 “心が変われば 行動が変わる。 行動が変われば 習慣が変わる。 習慣が変われば 人格が変わる。 人格が変われば 運命が変わる” ‥‥心が変わると、運命が変わるのだと、 二十代の一流の選手が、夜中のおじさんに向けて、 テレビの向こうから語りかけていた。 この言葉は、松井選手の学校にあった言葉らしい。 いまネットで調べてみたら、 もともとは中国の言葉という説もあったし、 ユダヤの格言だと書いてあるものもあった。 最後を、さらに、 「運命が変われば 人生が変わる」としたものもあった。 松井秀喜は、ほんとにそうやってるもんなぁ。 (2001年1月8日の「ほぼ日」ダーリンコラムより) ![]() ・昨日、たまたま『千と千尋の神隠し』のテーマソング 『いつも何度でも』を聴きました。 その歌詞のなかに 「いつも何度でも夢をえがこう」という言葉があります。 夢はひとつだけ、というのも カッコイイかもしれないけれど 「いつも何度でも」というのは、強いなぁと思いました。 何度も夢が消えたり、つぶされたりして、 それでも「いつも何度でも夢をえがこう」なのですね。 この歌の題名が、『いつも何度でも』だということは、 きっと、作者の思いも、 ここにいちばん強くあったのでしょうね。 いいなぁ、「いつも何度でも夢をえがこう」。 そんなことを思いながら、いちばん元気がなかったときに ここに、やっと書いた4行を再度掲載します。 「自分にとって、ほんとうに大事なことってなんだろう。 自分にとって、ほんとうに大切な人って誰だろう。 このふたつを、本気で思っているだけで、 いい人生が送れるような気がする」 (2002年4月5日の「ほぼ日」今日のダーリンより) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ![]() (※こんにちは! 昨日にひきつづき、「体温のある指導者」への みなさんの体温のこもったメールを、 たくさん、ご紹介したいと思います! このページを読んでくださる方は、 いまの巨人の原監督ぐらいの年齢か、 それよりも年少のひとが、とても多いようです。 「いちどしかないのだから、何かこれだけは 精一杯やったと言いたいんだよなぁ、と思いながら 生活しているところだったので、驚きました。 明日からこういうことを、やってみます」 というタイプの感想が多いことを、 たいへん光栄に思います。勇気づけられました。 ワルから徐々に変わっていった藤田監督のように、 気づいた時から、何度でも 生まれかわれるのかもしれないなぁ、なんて 思いながら、みなさんの感想を拝読しておりました。 ‥‥冒頭に引用した松井選手の言葉を見ると いつも感じるのですが、「行動が変わる」までに、 何かから強く影響を受けることというのは、 やっぱり、ちょっとかっこいいことに思えるんです。 たくさんの方が、 「この対談を読んで泣きました」 と、おっしゃってくださいましたが、 こちらのほうも、みなさんの感想を読んで、 ホロリと来たことは、何度も何度もあるんです。 ご愛読を、ほんろうに、ありがとうございました! いろんなことがあって、つらくなった時とかに、 また、読み返してくださるとうれしいなぁと思います。 では、みなさんからのメールを、どうぞ!!!) ![]() ・藤田元司さんという監督。 こんなに、すごい人だったんですね。 選手みんなから慕われ、愛され、尊敬されている。 藤田さんは、選手ひとりひとりの長所を認め、 そこを伸ばすことに長けている人だと思う。 どんなに、若い人でも尊敬できること。 これは、なかなかできることではないですよね。 私のまわりの先輩をみても、これができる人は、 尊敬できる人であることが多いです。 私は小学校の教員をしています。 「教育は人なり」という言葉がありますが、 「体温のある指導者」につながる言葉だと思っています。 私は、自分のクラスの一人一人の子どもたちに対して 藤田さんのような気持ちで向かっているだろうか。 一人一人を理解し,愛し,認めているだろうか。 その子に応じたアイディア(指導法)を いくつも考えながら提示しているだろうか。 一人一人の声を聞き分け、大事にしているだろうか。 ここぞというときに、その子の心に届く 適時打が打てているだろうか。 どれも、難しいことばかりです。 私自身が精一杯生きていくことで、 何かを子どもたちに伝えたい。 後ろ姿を見て学んで欲しいと思っているわけではなく、 努力しながら、指導法を学び、改善し、 自分が伸びていく中で 子どもたちを育てていければと思っています。 毎日、読むのが楽しみでした。 終わってしまったのが残念です。 時々、思い出しながら、日々の仕事を やっていけたらいいなと思っています。 すてきな対談ありがとうございました。 (ちっち) ![]() ・矢沢永吉さんの『53』や、 最近では『言葉の戦争と平和』、 そして『体温のある指導者。藤田元司』の 気に入ったページは心の栄養として別名保存にしたり、 テキストにコピー&ペーストして、 落ち込んだ時などに何度も読み返しています。 他のコンテンツも勿論読んでいますが、 上の3人は何となくは知っていても 自分から深く知ろうとはしなかった人達なので、 「ほぼ日」を読んでいなければ 私はその中身の一部分に触れる事は 一生なかったと思います。 連載初回の桑田投手の話から始まって、 話の内容を自分に置き換えてみると 何度となく心の触れられたくない部分が チクチク痛みました。 連載中も「痛い、苦しい‥‥」 と、思いながら読んでいました。 でも連載最終回で 「そうか、人は傷を抱えたまま 生きて行っても良いんだな」 「これからもたくさん失敗しても良いんだな」 と気持ちが楽になりました。 人は前だけ向いて歩いていても、 後ばかり振り向いて立ち止まっていても、 ダメなんですね。 何だか許せる様な、許された様な そんな気持ちになりました。 無我夢中で突き進んでいた時期は、 何も恐いものなどなかったのに、 今はその頃より出来る事は多いはずなのに、 出来る範疇で小さくおさまろうとする自分。 ここ数年、チャンスがあっても一歩前に出るのが 恐くて恐くて堪りませんでしたが、 頭ばかりで考えずに、どんどん動いてから 「できることしかできないんだ」 と、いつかさらっと言える様になりたいです。 私も藤田さんの様な 広い視野を持って周りを思いやれる 愛情溢れた人と身近で巡り会いたいです。 自分自身もそうなれるといいですね。 良い連載、ありがとうございました。 追伸‥‥ 数年前の冬、 九州旅行に友達グループで行った時、 ちょうど宮崎県で巨人軍のキャンプをやっていました。 毎年ニュースで流れる 巨人軍が優勝祈願のお参りをする神社に 私達のツアーも行ったんです。 お参りを済ませて横を見ると 巨人軍の方々の絵馬がぶら下げてあり、それぞれが 『優勝!!』『ホームラン王』『三冠王』みたいな、 野球がらみの目標が書いてある中、 ある一枚だけ大きく堂々と『家内安全!』 と書いてありました‥‥。 (たまぴー) ![]() ・初回、桑田さんの話だったので、 桑田さんファンとしては本当に感動しました。 桑田さんが悪く言われていたとき、 私は「桑田さんはそんな人じゃない」と 子供心に思っていましたが、桑田さんの身近なところに 桑田さんを信じてくれている人がいたことを 本当に心から良かったなぁと思いました。 周囲が何と言おうと、自分の目と頭と心で 判断したことを信じて貫ける人になりたいです。 桑田さんの話は初回のみでしたが、 その後も毎回楽しみにしていました。 というのも、私も一応“指導者”です。 中学校の教員として、運動部の顧問をしています。 藤田さんのお話を読みながら、 今までの自分を振り返っていました。 時々、日々の仕事に追われて練習に行くのが 嫌だなぁと感じる日もあります。 でも、藤田さんの話を読むたびに、 また精一杯やってみようと言う気になりました。 とてつもなく大きな目標ですが、 私も藤田さんみたいにあったかい、 人間味溢れる指導者になりたいなぁなんて、 おこがましくも思ってしまいました。 (さくら) ![]() ・中身のある対談、面白かったです。 「精一杯」「一生懸命」「努力」好きな言葉です。 私もやりたい事、ズ〜〜〜〜〜ッと続けて行きます。 内緒だけど、哲学と書く事。やっぱり考えたいのだ。 その上、家族(家庭)も築きたい。 がんばるにゃん! やり甲斐生き甲斐ある人生だぞ! じゃあ、頑張ってくださいませ。 (p) ![]() ・こんにちは。 楽しみにしていました対談が終わり、残念です。 野球は勿論、藤田さんにも魅力を感じていました。 伝統ある巨人軍の監督の中でも、いちばん、 監督としての存在感が強い方と思っていました。 毎試合、ベンチの藤田さんのお顔を拝見し、 いつ爆発するのかと、ワクワクしていました。 お話を通じて、あの頃の記憶がよみがえってきました。 本当の、指導者とは何を求められているのかを ヒシヒシと感じました。 ところで私は、藤田さんの悪時代の西条高校の出身です。 かなりの先輩でおられる藤田さんに質問です。 待ち伏せをされたり、爆発した時には、 あのお堀にダイビングされたのでしょうか? また、西条祭りでは、どんな、悪だったのでしょう? 何だか、とても気になります。 どうか、お身体をお大事に、また、 お姿、拝見いたしたく心よりお願い申しあげます。 (らんらん) ![]() ・本当は「ほぼ日」の一つ一つの記事に それぞれ感想を送りたいぐらいなのですが、 身が持ちそうもないので 自分の一番送り易いのを優先してしまいます。 藤田さんの記事、 本当にいろいろな方が励まされたのだろうと思います。 私も詳しく感想を送りたいのですが、 今は自分の中で文章がまとまってくれません。 なので、読みながら、 励まされた事だけでもお伝えします。 正直言って、泣きながら読んだ回がありました。 (そのぶん、感想がまとまってくれないのだと思う) またお話が読めることを期待しながらも、 これからの藤田さんの御身体に、できるだけ、 負担が掛からないといいなぁという気がします。 (眠) ![]() ・最近生活が切羽つまっていて 野球から遠ざかっていたのですが、 この藤田さんの対談を読んでいて 野球を好きな気持ちがまたむくむく復活しました! やっぱり、一生懸命何かをしている人って いいですよねぇ‥‥(胸キュン) 藤田さんは、私が巨人ファンだと自覚した年 (小学2年)のころの監督さんなので、 この対談を読んで納得というか、 やっぱりこの監督のいるチームを好きになってて 当然だわ、私!!って感じです。 こんな素晴らしい人だったのですね! (みん) ![]() ・私は今、35歳。 巨人の昔からのファンで、小学校の頃、 阪急と巨人が日本シリーズで戦っていて 負けたショックで 入院したことがあるという経歴まで持っております。 この連載を読むきっかけになったのは 内容が「巨人」に関するものらしいので、 ちょっとのぞいてみようかとの気楽なものでした。 「何かしら面白い裏話でもあるのかな」と。 どっこい、読んだらこれは教育論というか 今の自分に最も必要な人生論だ!と気づきました。 最初の桑田選手の話。 あの当時(10年前くらいでしょうか)、 私は神宮球場の警備のバイトをしており ヤクルトの対戦相手チームの選手の車を クラブハウスに誘導する仕事をしていました。 お目当てだった巨人戦には 大学の授業をふっとばしてでも 神宮に足を運んでいたのですが、 あの頃は桑田選手が現れると、 巨人ファンからもバッシングの声が 飛んでいたのを思い出します。 さぞやつらかっただろうな、と。 今回その頃の話が最初に来て、 桑田選手の真剣な態度などがわかりました。 中でも、桑田選手が高校の頃から 絶えずメモをとっていて監督に見せたくだりは ぐっとくるところがあったのです。 最近の自分。日々に終われて3日前くらいのことでも もう思い出せなくなっている。 これではいかんと思って、桑田選手を真似て? 毎日のメモをとることにしたのです。 日記はとても書けないから、箇条書きで何があって どんなことが気になったか程度のものを。 これをやってみると自分のいい加減さがわかったり 日々を真剣に「意思」を持っていきていかなくては、 という自分の戒めにもつながりました。 桑田選手や清原選手は自分と同い年です。 PL時代から常に 「あいつらが頑張っているんだから、 自分も何とかしなきゃ」と思っていましたが、 一流選手の日々の過ごし方に触れ 自分を再度奮い立たせているこのごろです。 他に印象的だったのは、 「昔の選手なんか、 自分を含めて大した事ないんですよ」 と言い切ってしまった藤田さんの度量の深さと謙虚さ。 偉そうに昔のことを話す方が多い中で、 さすがと思いました。 他にアイディアの大切さ。 上司が部下と一緒に悩んでいては話にならない。 どうしたらよいかの方向付けをしてあげるべきなんだ、 との言葉は今の自分には耳が痛かった‥‥。 この対談のシリーズを通じて感じたのは、 今の原監督もお話になっていますが、 「愛」を持って接することの大切さでした。 また「愛情というのは厳しいものだ」との言葉も おそらく藤田さんから原監督に 受け継がれたものだったのではないでしょうか。 書き出すと止まらないほどですが、 これほど真剣にホームページの文字を 追いかけたことは、ありませんでした。 今後とも「ほぼ日」様、巨人、そして藤田監督について 「おっかけ」させていただきたいと思っております。 糸井さんには、高校の頃は 「ビックリハウス」という雑誌とか NHK教育の「YOU」などでもお世話になっていましたが この年代になって、またお世話になります。 肩の力を抜いたような切り口から 「えっ!」と思うようなことを教えてくださる点は 20年前から変わらないですね。 今回の連載でまたファンになりましたよ。 今後も注目していきたいと思います。 巨人同様、頑張ってくださいね!! (ヒロ) ![]() ・終わっちゃったんですねえ、連載。 ここの所、自分の人生が緩やかながらも 大きな転機を迎えているのを感じていたので、 藤田さんのお顔を想像しながら 丁寧に力強く語られる「育てるということ」や 「いかに生きるべきか」論を拝読する事は、 何事にも変えがたい教えの時間でありました。 失敗を素直に認め、自らの傷からも目を背けない事は 非常に勇気がいることだと思います。 まだまだ未熟者ですので、 とても藤田さんの域には辿り着けそうにありませんが、 お背中をしっかり見据え、歩んでいきたいと思います。 ありがとうございました。 (素子) ![]() ・藤田監督の話と、それを読んだ 読者の投稿が嬉しくてメールしました。 私もPL時代からの桑田ファンです。 そういう方がほかにもたくさんいると知り、 正直嬉しいような悔しいような! 「私だけがずっとずっと 桑田ちゃんだけを応援してるんだ」 と思っていたので。 私は野球ファンでも巨人ファンでもないので、 桑田が投げるときしか巨人を応援しません。 巨人ファンだが桑田は嫌い、という人が 大勢を占める中では結構肩身が狭かったです。 彼と清原が一年生で甲子園に出場したとき、 私はたまたま球場で見ることができました。 あの二人だけは、高校生の間に プロ選手が混ざったかのように 何もかもが違っていました。 体も大きかったし、実際以上に 「アップで」見えるのです。 簡単に言えばオーラなんでしょうね。 もう結構な年なのに「とても若若しいうなじ」の 桑田ちゃんに、改めてラブな私です。 (匿名希望) ![]() ・今日のダーリンの 巨人の座敷童のように暮らしてた話に感動しました。 ちなみに僕は巨人が大嫌いです。 無くなってもいいくらいに思っています。 でも新連載を読んで なるほどさすが藤田監督の話もとても面白いですが 僕には巨人に寄り添ったおそらく40歳くらいの頃の そんなダーリンが感動的です。 機会があったら 少し老けた座敷童の話をまた聞かせてください。是非。 40歳(頃ですよね。藤田監督の頃なら)で 男に惚れてそんな妖しいことするダーリンがたまらん。 恥も外聞もなく好きだったんですよね、きっと。 僕は今30ですが40になっても そういうパワーを持ち続けたいと思いました。 (のちおぞむ) ![]() ・ほぼにちは♪ 今日も、真っ先に藤田監督のお話を読みましたが、 昨日に引き続き、涙腺が弱くなっているというのもあって、 また、あまりにも藤田監督の愛のある、 優しい言葉の数々に、ものすご〜くホロリと来てしまって、 「なんて、素晴らしいお話なのかな〜、 こんな素晴らしい人がいらっしゃるのだなぁ」 って思って、もの凄い感激でした。 本当にダーリンが心から尊敬して やまない方だというのが、伝わってきます。 懐の深い、人の気持ちの分かる素晴らしい方で、 私も既に心から尊敬しております。 毎日、ものすごく心が磨かれていく気持ちです。 色々、世知辛いなぁと思う日々の中で、 こういう純粋な気持ちを持って、 ひたすら「精一杯」に頑張っていらっしゃり、 人の一生懸命もちゃんとあたたかく見守って、 愛おしく思って下さる方がいるというのは、 それだけで励まされるものがありますね。 (亜弥) ![]() ・新しく始まった藤田監督の教育論。おもしろいです。 精一杯やるって言葉を心に誓って いろんなことやっていきます。 とりあえずは、今は卒論と就職です。 精一杯っていい言葉なんですね。 今までは、なんでも精一杯やるの当たり前じゃん。 本当にやる人はそれ以上のなにかがあって 出来るんだよ、たぶん、と自分に言い聞かせて、 その当たり前の精一杯でさえ、 やらずに生きてきたんだなぁと思ってます。 松井もメジャーへと行くよと言いました。 精一杯やってきて欲しいです。 まっすぐそれしか見てないようなあの目が好きですね。 それ以外は目に入らんのじゃという目です。 (すっちー) ![]() ・ほぼにちわ。 藤田監督とdarinの対談が めちゃくちゃおもしろくて感激しました。 ほぼ日上の桑田さんや村田さんのお話は すごくいいなって思います。 特に桑田さんのお話は圧倒されました。 何か「頑張ります!」って いえないような、いいたいような。 今、受験勉強でダレている最中ですが THINK WILDの育T着て勉強します。 (キシ) ![]() ・桑田投手への 「あれは、みごとな人間です」 ‥‥当たり前なんですが多少の苦労くらいは 知っている年齢になって桑田さんを思うとき、 この表現に涙が出ます。全く、仰る通りだと。 200勝してほしい。それを達成する試合を 仕事をさぼってでも最後まで見たいです。 それでは。 (受) ![]() ・まさかほぼ日で、 藤田監督の言葉を読めるようになるとは。 実は、わたしはジャイアンツファンって わけではないのですが (私の兄と義理の父は熱狂的ファンなのですけど) 藤田監督は、ひょっとして巨人の歴史で いちばんの監督なのでは?と思うくらい好きなのです。 藤田ジャイアンツの時の強さは、それはすごかった。 スキがないというか、オーラがあるというか、 うまく説明できませんが。 ジャイアンツファンじゃなくて、 ただ野球中継を見てるだけの私まで 惹きつけるパワーがあったような気がします。 強くて、かつ見てて面白かった。 いまの原監督が、長嶋監督の遺産を継ぐみたいな話が、 スポーツ新聞などにのると 「いや違う! 原さんは藤田さんの影響を強くうけてるはず!」 なんて熱くなったりします。 まあ、まわりにいる根っからのジャイアンツファンは、 川上監督とか長嶋監督の方が好きみたいなんですけどね。 (ヤギダイ) ![]() ・藤田さんの記事を読んで、なるほどと思いました。 こういうの、目からウロコというんでしょうか? それと同時に、「昔に戻れ」と言われてる気になったり。 最近特に「休日」の感覚が無くなってきているんですが、 昔は、(今とはまた別の形で) もうちょっとふてぶてしく、 しっかり休みたい時は休んでいた気がするんです。 一体いつからできなくなったんだろう? ともの思いにふけったりしました。 「何らかの動き(又は思考)をしている自分」 に、慣れていってしまっているのかもしれませんね。 それがいいか悪いか、はわかりませんが。 小さな子供から見た、「働くお兄さんお姉さん」って こんな感じなのかなぁ、なんて思ってもみてしまいます。 (m) ![]() ・藤田監督のお話の連載、待ちどおしかったです。 もう10年くらい前になるのですが、 私の弟は、新聞奨学生をしながら 大学に通っていました。 所属は、世田谷区の高級住宅地域で 数々の有名人のお宅もエリアに入っていて、 藤田監督のお住まいにも、 集金などでおうかがいすることがあったそうです。 とある有名俳優のお宅では、 見下したような、横柄な態度で応対される、と 嘆いていたこともありました。 そんな中、藤田監督宅へ集金におうかがいすると、 よく、監督ご本人が出ていらっしゃったそうです。 いつも、必ず「ご苦労さん、いつもありがとう」とか 「寒いのに大変だね」などと、ひと声かけてくださり、 それがとってもうれしかったとか。 こうして文字にしてしまうと、何て事のない言葉ですが、 人は意外と、口にしていないのかもしれません。 おそらく、ご自身は意識なさらずに 挨拶のひとつとして出た言葉だとは思いますが 藤田監督のお人柄をかいま見る、小さなエピソードです。 実は、darlingには申し訳ないのですが、 ウチは代々、阪神ファンで 「超」がつくほどのアンチ巨人の家系です。 特にこの、弟本人は むっちゃくちゃタイガース派で、 巨人の悪口は無尽蔵に出てくるようなヤツですが そんな彼が「藤田監督は好き」と言うからには、 これは、掛け値なしの賞賛だろうなあ、と思います。 桑田投手を「尊敬する」とおっしゃるくだりなどに わが愚弟のエピソードが重なる感じがします。 これからの連載、楽しみにしてます。 (ジ) ![]() ・ほぼにちわ。巨人が優勝しましたね。 野球を見なくなって10年以上経ちまして、 もう選手も有名どころしかわからない私ですが 気分的に巨人ファンなのは、 赤瀬川原平さんと、darlingの影響です。 昔は阪急ファンだったのです。 ちょっとヒネた娘だったので。 4−0で勝ったのは嬉しいような勿体ないような? 単純に嬉しい気持ちだけれど、絶対あとあと 「つまらないシリーズだった」とか言う人が出てきそう。 いい気分のまま、テレビを普通に見て、 いつものようにネットに繋いで見たら 藤田さんとの対談がスタートしていて、 「いいタイミングだなー」と思いつつ読みました。 ちょっと、ウルっときちゃいました。 昔、桑田ファンだったんですが、世の中が、 悪役扱いしているのが、かなり悔しかったんです。 正直言って、筋金入りの野球ファンでもない私は、 藤田監督の凄さも良くわからなかったけど あの時期に、藤田さんだけでも 理解してくれてたことは、 桑田君にとっては本当に心強いことだったんだろうな。 チームの中で、年若く、しかもあんな経緯があった選手を 特別扱いすることは、けっこう難しいものだと思います。 それをまとめていって、優勝までしちゃって、 実は、ほんとうにスゴイ人だったんですねぇ。藤田さん。 何事もないような顔で、 スゴイ事しちゃう人って、かっこいいです。 この連載、先がとっても楽しみです。楽しめ。はい。 (むらっち) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (※今日まで読んでくださり、ありがとうございました。 藤田さんのお話は、もしかしたら、また、 "ほぼ日"で、ご紹介することがあるかもしれません。 その日を、気長にお待ちいただけるとさいわいです! バックナンバーは、このページのいちばん下にあります。 どうぞそちらのほうも、おたのしみくださいませ) |
2002-11-18-MON
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