田中宏和 同姓同名観測所

2014年の年賀状

あけましておめでとうございます。

祝2014年、平成26年でございます。
みなさまの喉をするすると餅が通り抜ける新年のはじまりの日に
今年もわたくし個人の新作年賀状をご披露させていただきます。

去年は103人目の田中宏和さんと
104人目の田中宏和さんとお会いできました。
2009年のテレビ出演による田中宏和数の急激な拡大、
田中宏和運動史で言うところの「田中宏和ビッグバン」からすると、
1年で2人の増加は停滞気味とも思えますが、
ここは胸に手を当て考えてみたいものです。
そもそも1年に二人の同姓同名の人と出会う日本人が
いったい何人いるのやらと。
ベースが異常値でして、特異点の集合体ですからね。
103人目は去年の3月に沖縄出張のタイミングでお会いした、
現在最南端の田中宏和さん、「琉球の田中宏和さん」。
そして、104人目の田中宏和さんは、
田中宏和運動初の偶然出会った田中宏和さん、
「バッタリの田中宏和さん」でした。
いや驚きましたよ。
病院の会計で「田中宏和さーん」と呼ばれたら、
自分の他にもうお一人がカウンターに進み出たんですから。
詳しい状況描写はこちらをご参照ください。

そんなことで二人の同姓同名持ち主とお会いしながらも、
去年は黙々と進行していた取り組みがありました。
現在、当面の目標にしている
165人の田中宏和集会実現で、
ライバルのマーサ・スチュアートを抜くギネス記録樹立のためには、
いくつかの障害があります。
その中でも遠方の田中宏和さんを
東京までお呼びする交通費宿泊費の援助が最も大きな課題です。
これをクリアにするには、
企業や個人からの寄付、協賛などを集める必要があり、
その受け皿となる法人組織が必要だと考えていたのでした。
法人の会計監査には45人目の「税理士の田中宏和さん」から
引き受けると言っていただき、
さらに奇特な行政書士の先生がいらっしゃいまして、
「田中宏和運動はおもしろい。
 NPO申請をボランティアで手伝います」と名乗りを挙げていただいて、
特定非営利活動法人化「NPO田中宏和」設立に向けて、
動いていたんです。

設立趣意書の自筆「趣旨」をご紹介してみますと、

“人間が他の動物に比して異なる特徴は、名前を親から与えられ、
 その名前に自覚的に生きるということではないだろうか。現行制
 度で個人の名前が法的に定められている社会に居住する世界中の
 すべての人間にとって、名前は最もその実存にとって近しい記号
 である。とりわけベルリンの壁崩壊以降のグローバルエコノミー
 において帰属集団としての家と会社の力が弱まり、3.11の後、人
 の絆が見直されるようになった日本社会において、新たな関係性
 に基づくコミュニティが求められている。同姓同名という自分が
 意図したわけではない偶有性に富んだつながりによって新しいコ
 ミュニティが創造され、親から与えられた名前を大切に生きる心
 を涵養し、一人一人の個人と名前がより力強く生きるよすがとな
 ることを願い、本法人を設立する。”

すっかりNPOができるものと確信していたんですけどね。
結果、認可されずでした・・・。
都民としては、
行政のチェック機能がしっかり働いていることを確認しつつ、
着実にしょんぼりしました。
しかし、即座に行政書士の先生から
「一般社団法人のほうがいいんじゃないですか」とのアドバイス。
そうです、心折れている場合ではありません。
「NPOと違って、
 正会員は全員田中宏和さんにすることもできます」
思わず快哉を叫んだ、2013年暮れでしたよ。
田中宏和さんだけによる「一般社団法人 田中宏和の会」を
今年の春に設立し、
2015年春のギネス記録樹立を目指し、
広く企業、団体、個人からの支援をお願いしたいと思っております。
というようなことで、
今年も年賀状ができました。

これまでとは違う会社風年賀状の佇まい。
勤務先同期のアートディレクター植村倫明くんが
今年もデザインを担当してくれております。

そして、今年はわたくしが同姓同名集め、
田中宏和運動をはじめるきっかけになった、
田中宏和さんが近鉄バッファーからドラフト一位された1994年から
20周年を迎えるメモリアルイヤーでございます。

わたくしが10年前、2004年に田中宏和さん3人集まって
朝日新聞から受けたインタビューで、
「将来は田中宏和だらけのバスツアーとか、
田中宏和だけの会社をつくったりして」と答えた記録が残っていますが、
おそろしいことにそれが見事に実現しています。

全世界で7000万部を売り上げているという、
ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』という本がありますが、
詰まるところ、意思の強さがすべてということなのかもしれません。
できるまであきらめないと、
「だいたいのことはできる」んでしょうね。
裏を返せば、
できないことは、
そんなにしたくなかったことなのかもしれません。

みなさまの良き思考の実現をお祈りする2014年元旦でございます。
どうかまだご連絡いただいていない田中宏和さんにおかれましては、
勇気を出してご連絡くださいまし。
そして、みなさんの周りの田中宏和さん情報をお待ちしています。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2014-01-01-WED
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