第17回 発見! 新種の虫?!

最近、「何の虫でしょうか??」という
ご質問のメールをよくいただきます。
ありがとうございます。

ただ、虫博士チームと名乗る「ほぼ日」乗組員は、
みなさんすでにご承知のことかと思いますが、
ワーワーキャーキャーヒーヒー言いがちな、
虫に興味はあるけど詳しくはない3人組なんです。
でも、そんな私たちでもみなさんの質問には答えたい!
と強く思っています。
そこで! こんなときこそ全国の虫博士たちに
応援を頼むしかありません。

今日はそんな見たこともない虫たちをご紹介し、
ぜひとも「この虫はもしや‥‥」と思った方に、
ご連絡をいただきたいと思っています。
昆虫の新種発見に期待しつつ、みなさまからの
虫に関するご連絡をお待ちしております。
できれば写真付だとなおさら解明が早いと思われます。

では早速、謎の虫たちをご覧ください。
この虫にピンときたら虫博士まで!!




赤色でぐるぐる巻の虫。

私が数十年来謎に思っている虫について、
お分かりになる方がいれば
ぜひ教えて頂きたくメールします。

最初にそれを見たのは小学生の頃。
近所の神社のお社付近で
遊んでいる時だったと思います。
大きな蜘蛛の巣に、
変な物が引っかかっているのに気づきました。
ぐるぐると渦を巻いたような形をしていて、
色は赤。
2〜3センチ程の大きさだったと思います。
虫? と凝視しましたが
見たこともない形だったので、
その時は植物の実か何かが
引っかかったのだろう、と思ったのです。

それから10年程経って高校生の時、
家の庭で自転車の空気入れをしていると、
当時飼っていた犬が、
何かしら地面を一生懸命掘っているのに
気づきました。
「ん?」と覗いてみると、土の中から現れた物が!
そう、ヤツです!
あの変な形の物体が、めっかっちゃった、
って感じにまた土中へ潜ろうとしてます!
動いてる! やっぱ虫? と思った瞬間、
犬の前足がヤツを捉えました。
あっという間に、彼(?)はびくびく、
と痙攣して死亡。
よくよく観察してみて、
小学生の時に見た物と同じなのは分かりましたが、
図鑑でも見たことないし、どんな名前なのか、
どういう虫なのかさっぱり分かりません。

実物を見たのはその2回きりですが、
その後、料理雑誌に似た形状の物を発見しました!
「ちょろぎ」という野菜(?)です。
シソで赤く漬けてある物が、色といい、
らせん状の形といい、そっくりなのです。
どんな虫なのかご存知の方、ぜひ教えて下さい。
(ムー)

「ちょろぎ」という野菜、
シソ科の植物で根っこの部分みたいです。
中国が原産で江戸時代に日本に伝わり、
よくお正月料理として出されるようです‥‥って、
そんなことじゃなくて、これに似た虫ですよね。
調べて見ましたが、なかなか見つかりません。
クモの巣にひっかかっているということは、
木の枝や葉から落ちた可能性がありますよね。
次は土の中から出てきたということは、
幼虫だとしたら土にもぐるタイプ‥‥?
ひとつ、形としてカミキリムシの幼虫が
ちょっと似ているような気もしたのですが、
赤くないんですよねー。
ピンと来たら虫博士まで!!

虫のようなネズミのような生物。

添付しました虫についてなのですが‥‥
和歌山の海沿いに住む友達が撮った
虫のようなネズミのような生物なのです。



体長4センチほどだったそうです。
動きは尺取虫みたいな動きだそうです。
どうしても分からなくて、
気になって気になってしょうがありません!
友人らの一部では勝手に
ツチノコと言っている始末です。
この虫らしき生物は一体なんでしょうか?
ぜひ教えてください。お願いします。
(さの)

ひゃー! こ、これは何ですか??
まるで合成されたかのような生物!!
正直気持ち悪いです。
早速調べてみよう‥‥と調べていたところ、
もしや‥‥と思う虫を見つけてしまいました。
それはハナアブの幼虫です。
ハナアブの幼虫は水の中で生活し、
蛹化するときに水中から出るようなんですが、
ねずみのしっぽのようなものは、
実は頭部にある呼吸管だと知ってびっくり!
この呼吸管を水面に出して、
シュノーケルのように呼吸をするというんです。
あーすごい生物見ちゃったなあ。
‥‥と、ひとしきりハナアブの幼虫に
ひとり盛り上がってしまいましたが、
さのさんがお送りくださったこの写真の生物、
果たしてハナアブの幼虫で間違いないでしょうか?
虫博士たちの見解をお待ちしています〜!

頭が三角の寄生虫??

姪っ子が小さい頃ミミズを踏んづけてしまいました。
すると切れたところから
ぬる〜っと黄緑色っぽいものが出てきました。
最初内臓かと思ったのですが
見ているうちにどんどん出てきて
そのまま行ってしまいました。
頭が三角っぽくて、
体長6〜7センチの扁平なものでした。
寄生虫なのだろうけど
いったいなんだったのでしょう?
もうゾゾゾっとなりながら見ておりました。
(K-mura)

ミミズに寄生する寄生虫ということで調べていたら、
ミミズのことが気になってしまいました。
わりと身近な生物ですが、虫ではないですよね。
ものすごく正確に言うと、
環形動物門貧毛網に属する動物になるようです。
貧毛って‥‥確かに毛のない動物ですけど。
ちょっと‥‥ふと、思ったんですけど、
ミミズはくねくねとしていて、
触った感じもやわらかく表面も薄そうなのに、
なんで土を掘ることができるのか‥‥??
気になって調べたら、ミミズは、体空液の水圧をかけ
自分の体を固くして土を掘っているんだそうです。
すごいなあ〜ミミズ!!
‥‥はっ、K-muraさんすみません‥‥。
ついミミズに夢中になってしまいましたが、
もちろん、このミミズから出てきた謎の生物についても
引き続き調べたいと思います!
みなさんからも情報をお待ちしております!!

よじよじと歩いている変な虫。

今年の夏に、彼とキャンプ場に
遊びに行った時のことです。
何気なく足下を見たら、
よじよじと歩いている気配が‥‥。
草の中から、変な虫が出てきました。
今まで見たこともない虫に、
彼も私も釘付けになりました。
そのとき撮った写真です。



これって、なんかの幼虫でしょうか?
(えり)


なんだか頭の大きい虫ですね!
しかもちょっと柔らかそうです。
夏、キャンプ場、草の中から出てきた
頭の大きい茶色の虫。
翅らしきものがあるようなないような‥‥。
う〜〜〜〜ん‥‥‥。
今のところまだ判明しておりません。
‥‥えりさんすみません。


不明な虫たちについては、
引き続き「ほぼ日」虫博士チームも
調べたいと思いますので、
全国の虫博士のみなさま、
もしやこの虫は‥‥と思ったら、
ぜひぜひ虫博士までご連絡くださいね〜!


今回登場した虫たちをご覧になりたい場合は、
こちらをクリックしてどうぞ。

(検索エンジンgoogleの
 イメージ検索を利用しています。)


ハナアブ


<はらだゆきこさんイラスト壁紙
  ダウンロードはこちらから>


サイズを選んで、クリックしてください。
別のウィンドウが開きますので、
そこから画像をデスクトップにドラッグ&ドロップして
くださいね。

1024×768 800×600
 



ほぼにちわ、シェフです。愛されない虫の広場Rへようこそ!

弊社のマダム趙が家族で韓国旅行に行くと言うので
ユムシ食べてきて!」と懇願、
「りょうかい!」と元気よく旅立って行ったのですが、
残念ながら見つけることはできなかったそうです。
「魚屋さんや、シーフード系のレストランも
 探したんですけど、ぜんぜんなかったんですよ」
そうか、残念!
「でもテナガダコ食べましたよ!」
いや別に韓国うまいもの紀行はいいんですよ趙さん。
「テナガダコって頭がピンポン玉くらいで
 足がながーいタコなんです。
 韓国のひとはそれを生きたまま箸にからめとって
 そのままムチャムチャ食べちゃうんですけど、
 さすがにわたしたちはそれはできなくって」
へ、へえ。で‥‥?
「頭を落としてそれはチゲに入れてもらって、
 足をぶつぎりにしてもらったら、
 その足が生きてて、
 お皿の上でうねうねうねうね、
 からまりながら、動くの!
 うねうねうねうねうねうねうねうね」
えっ。それじゃまるで‥‥
「そう、まるで、いも虫の踊り食いみたいなの!」
いも虫のおどり食いのようなタコ‥‥。食べたんですか。
「私は完全に動かなくなるまで待ったけど、
 夫はイキのいいのを食べたんです。
 ごまあぶらをちょっとつけてね。
 そしたら吸盤がノドにはりついちゃって!
 夫絶叫! 私爆笑! もうおおさわぎ!
 おほほほほほほ!」
結局、だんなさんは焼酎で張り付いたタコを流し込み
事無きを得たそうです。
たのしい旅行でよかったですね。

さてさて、テナガダコは虫じゃない。
虫を食べる話がしたいんだったぼくは。
ちょうどこんなメールをいただきました。

今日は、シェフ様もこういうのお好きかと思って、
私が最近よく眺めているサイトを
紹介させて頂きますね。

「サンフーズ」

カテゴリに「昆虫」があるのです!
新商品入荷に、タガメ、オケラ、バッタ、コオロギ‥‥
クッキングのページも見逃せません。
「バッタのから揚げ」
「シルクワームのから揚げ」
「赤アリ卵のスープ」
コガネムシは木の実の味だそうです。
酒の肴に良さそうです。

そう、食材のサイトなのです。
ゲテモノ感を醸し出さず
普通に販売されている所は好感が持てます。
そのうえ、価格も安いと思います。

こっそりお楽しみ頂いても
周りの方にムリヤリお教えしても
購入の上調理して頂いても
よろしいかと。

もしも、調理される事があれば
感想をお聞かせ願えればと思います。

蛇足ですが、こういうのもありました。

「昆虫料理を楽しむ」

ご自分で捕獲して調理して食すという
ツワモノの方のブログです。
この中に出てくる、「美味しくないはずはない」や
「縄文の血が騒いだようだ。」というくだりに、
ちょっと食べてみたい気持ちになりましたので
ご紹介しますね。

神秘的な虫のお話、わくわくしますね!

(他人で試す小心者 きゃっとにっぷ)

あ〜〜〜(口を大きくあけずに小声で叫ぶ)。
みーちゃったじゃないのー。
あのね、「サンフーズ」さんは、
ほんとにふつうに食材サイトなんで
(ふつうじゃないけど‥‥)
なんていうか、「どうだどうだこれでもか」
というような画像はないんですよ。
クッキングのページも、
ちゃんと料理らしい盛りつけしてるしね。
シルクワームなんて、きっとおいしいと思う!
想像だけど!

で、後者は‥‥ああ、でもやっぱり、
このブログの著者のかたもですね、
料理として完成させようという
強い意思があるのはわかる!!!
「茹でサクサンのアリのせ」なんて、
虫と虫のコラボレーションですよ!
サクサンってヤママユガ。それを茹でて
腹から割って、そこにツムギアリ乗せるの。
ガラムマサラとターメリックとナンプラーで
味付けすんの。ああ、なるほど、それはうまそう。
うまそうだけど、虫。
なにも虫にしなくても、鶏肉と野菜でいいじゃない。
虫食、奥が深すぎます。
私は遠慮したく存じます。

気分転換に一通、すてきなメールを紹介しておきましょう!

愛されない虫の広場で話題の
目黒寄生虫館のランチバッグですが、
愛用しています‥‥。
去年、彼氏との初めての遠出デートで
目黒寄生虫館に行った時の思い出の品です。
寄生虫の研究で大きな功績を残したという
有名な博士のとったノートや、書いた本なんかが
展示してある部屋がありましたよね?
そこがなんだか、その時たまたま
誰もいなかったせいもあって、
寄生虫のスケッチを外からの日ざしが照らしていて、
とても静かで、‥‥いま思えば
どうしてそんなところで、と後悔もあるのですが、
なぜか私達はその部屋でキスをかわしてしまいました。
寄生虫の魔力でしょうか。
今でもその彼とは別れずにすんでいます。

(うりざね条虫)

えーっと、こぼれる陽射し、
スケッチブックに落ちる影、
研究室でかわすキス。
う〜んロマンチック!
でもそこは目黒寄生虫館!
寄生虫に縁結びの力があるかどうかは
私の知ったこっちゃありません。
‥‥勝手にしなさい!
仲良くね。

ではまたね〜。

2005-11-27-SUN



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