「なんか、いい写真」を撮るひと。

photo by akemi

ふたり目:kiyomiさん
  犬や猫と、そのご家族に会いたくなります。

ふだんから、七海ちゃんの写真は
たくさん撮っているんですか?
はい、たくさん撮っていると思います。
ドコノコ以外のSNSでも、
写真を投稿することはありますか?
インスタグラムとか、
他のSNSもよく使っていますね。
そこでも七海の写真を投稿しますけど、
もしかしたらフォロワーのなかに
犬が苦手な方がいらっしゃるかもしれないので、
枚数をちょっと控えめにしています。
たしかに、そのSNSを使っている人みんなが、
犬のことを好きなわけではないですもんね。
そうですね。
ただ、ドコノコを使っている人の多くは、
きっと犬のことが好きだと思うんです。
だから、気兼ねなく、
七海の写真を投稿できます。
気楽ですよね。
わたしもドコノコには、
自分んちの猫の写真をいっぱい投稿しちゃいます。
投稿するだけじゃなくて、
写真を見るのも好きですよ。
「ひろば」のページで、ざーっと、
たくさんの写真を一気に見てます。

「ひろば」について

 

ユーザーが投稿した写真が、
どんどん並ぶページです。

みんながどんどん投稿して
すぐに更新されるから、見飽きないですよね。
はい。あと、ひろばのページを見つつ、
「すてきだな」と思った犬や猫の
「ブック」をフォローしています。

「ブック」について

犬や猫の写真に、コメントをつけて投稿できる
アルバムのようなものです。
いっしょに暮らしている
犬や猫の写真を投稿する「どうぶつブック」と、
見かけた犬や猫の写真を投稿する
「自由帳」の2つがあります。

どういったブックを見ることが多いですか?
景色の中に犬や猫が溶け込んでいる写真が好きなので、
asamiさんの「ギリシャの犬」や、
akemiさんの「おじゃまします。」
いつも楽しみに拝見しています。
それと、「あの子どうしてるかな」って
気になるコがたくさんいるので、
「#ミグノン卒」のタグが
ついている写真もよく見ますね。

「タグ」について


 

写真を分類するために
各ユーザーがコメントに加える
キーワードのようなものです。
同じ「#◯◯」付きの写真は、
検索画面などで一覧で見ることができます。


▲ ギリシャの風景の中にいる犬が
  いつもうらやましいです。
 (ほぼ日乗組員・フジタのブックです)

ドコノコで、ミグノン卒のコが
たくさん見れてうれしいですね。

▲ あの子だ! あの子かな?
 卒業生はみんな顔つきが変わります。

そうですね。
コメント欄で会話したりもして、たのしいです。
あ、コメントといえば、先日、
糸井さんからもコメントをいただきました。
うれしかったのですが、
とっさになんとお返事していいのか
分からなくて(苦笑)。
ええと、この投稿ですね。
「秘密の多い犬になれ」とコメントをしてますね(笑)。

▲ 秘密の多い犬‥‥になる?

それです、それです。
さすが糸井さん、さらりと深い言葉を(笑)。
いえいえ、なんだかすいません(笑)。
でも、こうやって他のユーザーさんとやりとりしたり、
たくさんの写真を見たりしていると、
犬や猫と、そのご家族に会いたくなります。
そうですよね。
毎日ドコノコで同じコを見ていると、
他人の家のコなのに、ファンのようになりますよね。
はい。しかも、そのコには
どういう家族がいるんだろうとか、
どういう環境で育っているのかなとか、
考えちゃいますよね。
ええ。
今、「エリア」のページを見ると、
わたしの住んでいるところの近くにも、
わんちゃんを登録している方が
いらっしゃるようなんです。
毎日見ているので、気になっちゃいます。

「エリア」について


自分の現在地の近くの避難所に
登録されている犬や猫と、
自分の現在地の近くで
投稿された写真が出てくるページです。
迷子のコがいるときは、その情報も出てきます。

散歩中に、そのコに偶然出会うなんてことも
あるかもしれませんね。
そう思うと、たのしみです。
反対に、エリアを登録していることについて、
心配していることというか、
気になることはありませんか?
うーん、七海や、私の撮った写真も、
他のユーザーさんのエリアのページに
表示されていると思うんですけど。
はい。
具体的に、どういう方のページに
表示されているんですか?
七海ちゃんを登録している避難所の
近くにいるユーザーさんや、
写真を撮った地点の近くにいるユーザーさんの、
エリアのページに表示されます。
ということは、
私と七海がどこに住んでいるかということは、
七海を登録している避難所の近くのエリアで、
ドコノコを開かないとわからないわけですね。
はい。くわえて、Kiyomiさんに
登録していただいているのは避難所だけで、
自宅は登録していただいてませんよね。
そうですね。
ですから、どんなに特定しようとしても、
だいたいこの避難所の近くに住んでいる、
というところまでしか分からないようになっています。
よかったです。
そうやってドコノコに
避難所や位置情報を登録することで、
ドコノコが、犬や猫の迷子の張り紙の
電子版のようなものにもなるんですよね?
そうですね。
ちょうど最近、お散歩に行ったときに、
迷い猫の張り紙を見つけたんです。
たとえば、その迷い猫がドコノコに登録されていれば、
ご家族の方は、張り紙を貼らなくても、
近くのエリアのユーザーさんに迷子の情報を
お知らせすることができます。
それじゃあドコノコは、
犬や猫たちを地域で見守るアプリなんですね。
ふだんは、お互いのコのことを
お互いに気にかけることができて、
迷い猫がいるときは、みんなで探すこともできますから。
そう思っていただけると、うれしいです。
今日はお話を聞かせていただき、
ありがとうございました。
これからも七海ちゃんの写真、たのしみにしています。
こちらこそ、ありがとうございました。
(おわりです)
2016-06-08 WED