いよいよ初日!
第一回目のステージです。
劇場は満席、ありがたい。
登場するキャラクターそれぞれの日常と死を丁寧に描きます。
かわいらしさと悲劇とがないまぜになった2時間のステージ、
途中ですすり泣く声も聞こえました。




大きな拍手をいただいた初回でしたが、
関係者にとってはハラハラの連続でした。
前日夜までの稽古を見学した限りでは、
まだ完成にはほど遠い状態。
胃が痛くなりながら、
しかし原作者としては見守るしか無い歯がゆさに
一晩中耐えました。
去年の共作「マームと誰かさん」の舞台でも、
本番ギリギリまで未完成だったことを思い出しつつ、
さすがに今回は大きな劇場だし、
役者さんも多いし大丈夫。と思っていたのですが。
やっぱり当日になっても
完成していなかったのです!!(ぎゃ!)
心配で稽古をみていられなくなってしまい、
開演ギリギリに顔を出すと、
制作の林さんから
「さっきできたんです」と耳打ちされました。
主人公・サンを演じる青柳いづみさんは
当日朝に8000字の台詞を渡されたとか。
それを覚えて完璧に演じられるのはさすがですが、
役者さんたちや対応するスタッフは本当に大変でしょう。
幕が上がるまで、
限界まで粘って良い作品を作ろうという気持ちは
もちろんわかる、けど、ギリギリすぎじゃないの?!



そんな怒りをおしこめながら、
幕が開いた記念にみんなで乾杯。
ある役者さんと話していたら、彼女は普段、
印刷会社で働いているということを知りました。
印刷会社‥‥
それは私が毎回迷惑をかけまくっているところです。
ギリギリまで粘って良いマンガにしたい、
ネームを完璧に仕上げてから作画にとりかかりたい。
そうして〆切を延ばしてもらい、
編集者、デザイナーさんの作業が遅れ、
結局最後にしわよせがいくのが印刷所。
自分もひとのこと言えないじゃないか、と
猛反省しました‥‥。
でも、〆切があるからこそ
追い込みの冴えがあるのも事実なんです。
時間をうまくつかえるようになりたい。
(小学生の頃から言っているなあ‥‥)






2013-08-09-FRI