第37回 こんどは「取り札」を募集!

ほぼにちわ、
「ほぼ日本カルタ委員会(仮)」です。

前回ご報告しましたように、
ついに、とうとう、
『ほぼ日本カルタ』の読み札がすべてそろいました!
あらためて、
この企画に参加してくださったみなさまに感謝です。
心より、ありがとうございました。

時間をかけてすこしずつ決定していった44枚の読み札、
せっかくですので、
五十音順にきちんと整理をいたしました。
こちら↓をどうぞ!

ほぼ日カルタ・全読札
※きわめてニッポン的な音がしますのでお楽しみに&ご注意を

「あいうえを順」に並べられた読み札たちを、
一枚ずつ、じっくり味わっていただけると幸いです。

さて、です。
こうしてカルタの読み札がそろったとなると、です。
次に思い浮かぶのは‥‥?
そう、絵の描いてある「取り札」ですよね。
というわけで、いきなりですが‥‥

せっかく集めた「読み札」と、
ペアになる「取り札」をつくりたい。
そんな想いだけで、こうして応募を呼びかけております。
例によって細かいルールはまだ決めきれておりません。
決めきれてはおりませんが、
「読み札」がそろったこの勢いで、
なにしろとにかく「取り札」を募集してみよう!
という「勢い」主体の経緯で呼びかけている次第です。
なので、みなさま! ぜひ勢いよく、どしどし‥‥
って言われても、ピンときませんよねぇ。

こういうときは、そうです、
「作例」です。
こんな感じでお願いしますね、という例があれば、
きっとイメージがわきやすいことでしょう。
大丈夫です、すでにご用意してあります。
乗組員、ゆーないとによる、
「取り札の作例」をご覧ください。

う うれしいことは おすそわけ

この黄色い袋が「うれしいこと」なんですね。
なるほど、袋が笑ってます。
でもこれ、「おすそわけ」というか、
「まるごと」渡してない?
いや、こまかいことを言うのはやめましょう。
作例です!

お おすしすき すきすきおすし すきおすし

読み札による説明がない状態で、
頭に乗せているものが「おすし」と気づく人は
いったいどれだけいるでしょうか?
いや、いいのです、これは「読み札」と
「取り札」が対になって光るケースなのです。
作例です!

く 空中でもまぜる 納豆

あ、これ、かなりいい!
ツルのくちばしをお箸に見立てて。
で、空中で納豆をまぜているという。
鳥だから空中は当然だし、
そのうえツルはニッポン的だし。
なんか、理にかなってますよ?
ナイス作例。

す すきまに プチトマト

そのすきまか!
意表をつかれました。
ほんとはね、お弁当とかのちょっとしたすきまに
プチトマトを入れると彩りがね‥‥
という説明がむなしくなってきます。
これはこれでおもしろいので、ナイス作例!

た 抱きしめたら 蚊取り線香のかおり

頭に乗ってるのか!
またもや意表をつかれました。
そりゃあ、かおりもするわけです。
でもあれですね、真面目な感じの読み札に
あえてこういう絵をぶつけるっていうのも、
ありかもしれませんね。

イラストの場合の作例は、以上のような具合で。
「イラストの場合」?
そう、わざわざ「イラストの場合」
と書いたのには理由があるのです。
じつは「取り札」の投稿は、
イラスト以外の作品も募集してみることにしました。
それは「写真」です。
これについて「ほぼ日本カルタ委員会(仮)」の
会長、糸井重里がこのように申しました。
「イラストだけじゃなくて、
 写真でいけるならそれも見てみたいですよね。
 説明的なものはイラストで描きにくいっていうことも
 あると思うんですよ。
 ほら、たとえばこの、ねこよどこへゆくなんて、
 写真でできそうじゃないですか。
 むつかしいかもしれないけど、やってみましょう」

さっそく、やってみました。

た ねこよ、 どこへゆく

これはたまたま「ほぼ日本カルタ委員会(仮)」のメンバーが
撮っていた画像なのですが、
う〜〜ん。
もっと「どこへゆく」な感じの写真が、
きっとたくさんありますよね?
ま、作例として、参考にしていただければ。
この読み札以外でも、写真でいけそうなものがありましたら
ぜひ挑戦していただきたいです。

というわけで、
『ほぼ日本カルタ』の「取り札」を募集いたします!
ひとまずのしめ切りは、3月2日(月)の
午前11時とさせていただきます。
いずれにしても、あらためて募集は続けますが、
初回のしめ切りとして。
もちろん、ナイスな「取り札」は、
ここで紹介させていただきますね。

多くが決まってはいないにせよ、
ちょっとだけなら決まっている
「投稿のルール(仮)」を下にまとめておきました。
よくお読みになって、ご投稿くださいませ。
それでは、
老若男女プロアマ問わず、
ふるっての投稿を、お待ちしています!

投稿のルール

募集するのは「取り札」

カルタは「読み札」と「取り札」に
わかれているわけですが、
ここでは「取り札」のほうを募集します。
つまり、絵が描いてあるほうの札です。

『ほぼ日本カルタ・全読札』の取り札を

「取り札」にする作品は、すでに選ばれている
44枚の「読み札」の中から選んでください。
ほかの「読み札」の「取り札」をつくっても
無効になりますよ。

イラストもしくは写真の作品を

「取り札」は、イラストか写真のいずれかで投稿できます。
ただし、もちろんのことですが、
オリジナル作品に限ります。
イラストは「自分が描いた絵」を、
写真は「自分で撮った写真」をご投稿ください。
いわゆる「インターネットでみつけた画像」
のようなものはNGです。
また、人物が写りこんでいる写真の場合、
必ずその被写体の方に使用目的を説明して、
了解を得てから、送ってくださいね。

ハンドルネームを忘れずに

「詠み人しらず」という考えかたで
たのしくすすめた「読み札」の投稿でしたが、
「取り札は作者のお名前をお出ししませんか?」
と、現時点ではなっております。
また「決定札」の作者には、
「相応によろこんでいただけそうなプレゼントを!」
というアイデアも出ております。
これらについては、あらためてくわしくお知らせしますね。

投稿方法

最後に、これが肝心、たいせつな投稿方法です。
投稿はすべて、
メールに画像データを添付するかたちで受け付けます。
宛て先のメールアドレスはcarta@1101.com
(下の「カルタを投稿する」をクリックすると、
 自動的にその宛て先で投稿できますよ)
画像のサイズはできれば1辺が640ピクセル以上で。
よくわからないかたは「大きめ」と思えればOKです。
とはいえ、データの重さは500キロバイト以内を
目安にしていただけるとうれしいです。
画像形式はJPEG、PICT、Photosop、BMP、
TIFF、pngなどでお願いします。

2009-02-20-FRI
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