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NO FUTURE
| アーティスト |
: |
セックスピストルズ |
| 価格 |
: |
4,935円(税込) |
| 発売元 |
: |
ジェネオン エンタテインメント |
| ASIN |
: |
B00005L95T |
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先日の深夜、WOWOWで『NO FUTURE』という
「セックスピストルズ」のドキュメンタリー映画をみて、
これが、ものすごくおもしろかった。
1970年代のロンドンのパンクバンド、という言い方も、
なんだかこのバンドには似合わないような気もする。
DVDのジャケットをみたら、活動期間26ヶ月、
公式にリリースしたアルバムは、
たった一枚しかなかったんだとか。
興味深い偽物っぽさ、というか、
最高に愉快ないいかげんさ、というか、
ある意味で、コンセプトに満ちたバンドというか、
そんなふうな感想は持っていたけれど、
まさか、こうして20数年も経ってから、
こんなふうに、ぼくの目を釘付けにするとは思わなかった。
ちょうど、「パンク」というコンセプトのおもしろさを、
イギリス生まれのデザイナーのトムと話していたので、
あらためて、ピストルズのCDを、
買って聴いていたところだったのだ。
そこで、ドキュメンタリー映画にぶち当たったものだから、
吸い込まれるように見てしまったねー。
「火花を発する若い人間ども」という印象かなぁ。
どんなにインチキぶっても、いいかげんぶっても、
瞬間瞬間に、神々しいほどの光を放つのだ。
不良の魅力、というようなものについては、
もういまさら惹かれると言いたくもないのだけれど、
そういうことじゃないんだよなぁ。
ある時代、「SEX PISTOLS」というバンドは、
自分たちをとんでもない作品に仕上げた、
歴史に残る表現者だったのだと思う。
(「今日のダーリン」より) |
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