【本】 2003/09/24

たった一人の30年戦争

著者 小野田寛郎
定価 1,602円
ページ数 238ページ
出版社 東京新聞出版局
ISBN 4-80830535-6
●関連するほぼ日のコンテンツ
【密林からブラジルへ。
 「らしく生きる」人・小野田寛郎さん】

【これでも教育の話?
 どんな子供に育ってほしいかを、
 ざっくばらんに。】

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なぜ小野田さんは29年も
ルバング島のジャングルにいたのか。
隠れて逃げ回っていたわけではない。
ジャングルから観察し、考え、そして行動していた。
上官からの命令を待ち続けていた。
この本では、小野田さんがジャングルのなかで
どのように生活し、どのように「発見」され、
日本に帰還したのかが事細かに書かれている。
皮肉なことに、小野田さんを「発見」した鈴木青年は、
ヒマラヤ山中で命を落としてしまう。悲しみは深い。
(協力:ダ・ヴィンチ編集部/永江朗)

2003-09-24