急に、『ホモ・ルーデンス』という本のことを思いだした。
1960年代の終わりか、70年代のはじめくらいに出て、
けっこう話題になっていた本だった。
毎度不勉強でおなじみのぼくは、
「人間は遊ぶ動物である、というようなことが
書いてあるらしい」と知って、
「わかった。そりゃそうだ」と決めて読まなかった。
それでも、ホイジンガという著者の名は憶えていた。
その後も、ずっと読まなかったくせに、
「人間は遊ぶ動物である」というのは、どうやら、
自分の考え方のおおもとにさえなっているらしい。
「読もう」と思ったきっかけは、またまた犬だった。
ボール遊びの大好きな犬が、「ひとりボール遊び」やら、
「スラローム」やらを開発しているのだ。
おいっ? 犬でさえ、遊ばないとやっていけないのだ。
人間の赤ん坊の「いないいないばー」どころじゃないぞ。
犬だって、『イヌ・ルーデンス』じゃん?!
「はじめに遊びありき」かよ!
と、あらためてビックリしちゃったのでした。
で、付け焼き刃で先人の考えたことを学ぼうと、
あわててネット通販で申し込んだのでした。
(「今日のダーリン」より) |