イトイの通販生活。
「もの」を読みながら、ものとつきあって生まれた39の物語。

通販カタログ『通販生活』(カタログハウス刊)誌上で
1995年から13年間にわたり連載された
糸井重里のエッセイを、一冊の本にまとめました。
タイトルは『イトイの通販生活。』です。
その名の通り、毎回ひとつの商品を選んで通販し、
そのものとつきあうことで生まれた39の物語。

<ある「もの」が家にやってきたらどうなるか。>
そこに起こる小さなさざなみを、正直に、
そして、おもしろおかしく綴った一話完結の連作エッセイ集。
たのしい読みものとして、おすすめです。

また、この連載を振り返って、糸井重里はこう言っています。

この連載で、ユーザーとして虚心坦懐に商品に接し、
ああでもないこうでもないと書きつづってきたことが、
いまの自分のやっていることのもとになっていると思います。
(まえがきより)

ひとりのユーザーとして「もの」と向き合い、
あれこれ考えることは、糸井重里にとって、
広告のしくみや商品をつくることについて、
考えることでもありました。
糸井重里の広告論、商品論が垣間見える本でもあります、
とお伝えしておきたいと思います。

あらたに書き下ろした3つのコラム。

「通販」をキーワードに思いを巡らせ、
新しく書き下ろし3つのコラムを収録しました。

・はじめての通販「少年探偵になるために買った手帳。」
・通販のたのしみ「山のこだまを聞くような。」
・不易流行「新しくあるための、新しくなさ。」

たとえば、こんなものを通販しました。

暖房器具や掃除機、枕、電動歯ブラシ、薬用入浴剤、
湯たんぽ、ヘッドホンなどの暮らしの道具、
家庭用のフィットネスバイク、温熱灸などの健康グッズ、
魔法瓶や餅つき機、電子レンジ、
浄水器、茶筒など、台所まわりの道具や、
雑穀ごはん、讃岐うどんセットなど。
ダイエット用の寒天セットに、
日本地図帳なんてのもあります。

巻末には商品のお問い合わせ先一覧も。

とりあげた39の商品のうち、
現在も入手可能なものについては、
その商品のお問い合わせ先を巻末に掲載しました。
13年間のうちには、製品がリニューアル、
あるいは後継機種に代替わりするなどして
この本で語っている商品と同じものとは限りませんが、
気になった商品があれば、参考にしていただけると思います。
なかには、「ここが惜しい」と言ったポイントが、
改良されているものも、あるんですよ。

物語をいろどる味わい深い挿画。

物語のワンシーンを絶妙に切り取った
ちょっと懐かしい雰囲気をもつ挿画は、
イラストレーターの峰岸達さんの手によるもの。
連載3年目の1997年から最終回まで描きためた
数々のイラストに描き下ろしも加え、
全編をいろどっています。

峰岸 達さんプロフィール
峰岸 達(みねぎし・とおる)
1944年高崎市生まれ。青山学院大学中退。
良き時代のセツ・モードセミナーで学ぶ。
60年代後期よりずっとフリーのイラストレーター。
1994年、講談社出版文化賞【さしえ賞】受賞。
賞作は「昭和少年図鑑」「私の昭和町」「PORTRAIT」など。
峰岸達イラストレーション塾主宰。TIS会員。
この本の装丁について。

ラッピングペーパーを思わせるクラフト紙に、
タイトルを白く箔押しした、さりげなく凝った装丁のこの本。
ブックデザインを担当したのは、
『小さいことば』シリーズや『黄昏』でもおなじみの、
プリグラフィックスの清水肇さんと、
デザイナーの五十嵐由美さんです。
本の判型(サイズ)は『小さいことば』シリーズと同じに、
紙と造本は、できるだけ軽いものを選び、
かばんにひょいと入れて持ち歩きもらくちんの
コンパクトで軽い本になりました。
 
お買い物はこちら
カートの中身をみる
知っておいてほしいこと
お申し込みの前にご確認を
 
まえがき
 
もくじ一覧
 
挿画で読む『イトイの通販生活。』
 
『イトイの通販生活。』
著者:糸井重里
装画・挿画:峰岸達
ブックデザイン:
清水肇+五十嵐由美
(プリグラフィックス)
発行:東京糸井重里事務所
定価:762円+税
(配送手数料別)
ISBN:978-4-902516-25-8
ページ数:224ページ
B6変形サイズ(113×183mm)
【ほぼ日ストア】 発売日:2009年11月27日午前11時〜 出荷時期:お申し込みから2営業日以降で出荷します。  【一般書店】 発売日:2009年12月11日〜 紀伊國屋書店・ジュンク堂書店・Amazonをはじめ 全国の書店、ネット書店にて発売します。
2009-11-27-FRI