「ほぼ日」創刊1周年記念ガツガツキャンペーン。
第1弾! 
『ほぼ日・銀のガツガツ大作戦』
節度ある「ほぼ日拡張員」になろう。

疲れたときは「祭りだぜい」ということで、
ちょうど創刊1周年の時期だし、
疲れたとか言ってられないムードを、
つくりだすことにしました。
しばらくの間、ガツガツするんですぅ!

新聞におけるガツガツと言えば「拡張員」ですよ。
「奥さん、この洗剤つけるからさー、1ヶ月だけお願い」
というような、必死の姿勢が、わしらに足りなかった。
メディアとしてのパワーを持ったら、
やれることも増えていく。
つぶれることを心配されないで、毎日が過ごせる。
(ご心配かけてスミマセンです)
そのためにも、日本中のパソコン画面に、
わが「ほぼ日」が映っている状況をつくりだすのだ。
なんか、壁面の大地図を背にして世界征服を語る
悪の親分みたいですが、いいいいいいんですっ!
拡張するんです。

では、具体的に何をするか?
考えましたよ。
インターネットの新聞なのだから、
インターネットに接続できる人がお客さんである。
だったら、電子メールでセールスできるじゃないか。
というわけです、お客さん。

読者のみなさまに、誰かが教えてくれたからこそ、
みなさまは「ほぼ日の読者」になったわけです。
いかがでございましたか? 知ってよかったですか?
(ここは全員に「よかった」と答えていただくことにして)
そのよろこびを、お知り合いの方に、
「幸せのタネ」として、わけてあげようではありませんか。
まるで「幸福の手紙」のようなセールストークに
なってきましたが、気にしないでください。

こうしたら、読者は、あっという間に倍になります。
なーに、やり方は簡単ですよ、へっへっへ・・・。
(あ、だんだん感じ悪い方向に行っている)
とにかく話を進めよう。


節度ある「ほぼ日拡張員」になる方法。

1.メールを出す相手を考え、その人に、
  「ほぼ日」をすすめる文章を読んでもらう。
  これが、基本で、すべて、ですね。
  やっぱりすすめがいのある人でないと、
  「なんだこりゃ?!」と無視されてしまいますから、
  この相手を選ぶという仕事は、
  なかなか難しいと思ったほうがいいでしょう。
  でも、意外と、みんながよろこんでくれる場合も
  ないことはなさそうなので、大胆に細心に。
 
  早い話、これでおしまいなのですが、
  これはこれで、けっこうめんどくさいでしょう。

2.なぜ、なにがめんどくさいのか?
  「わざわざ文章を考える」のが、
  おそらくめんどくさいのだと思います。
  だって、例えば「文藝春秋」という雑誌を、
  これは人にすすめたいなぁと思ったことが、
  ありますか? ないでしょう。
  さらに、「おすすめしたい」というメールを、
  だれかに出したことがありますか? ないでしょ。
  それが普通です。それが人生です。
  みんなめんどくさいんです。
  文章を書くのはめんどくさい。さらに、
  目的のある文章を書くのはもっとめんどくさい。


3.解決いたしましょう。「ひな型」をつくりました。
   a)固め
   b)柔らかめ
   c)優柔不断
  どれか、クリックすると、
  「拡張メッセージ」のひな形があらわれます。

  しかし、適当なひな形がないな、と思われた場合は、
  自分でオリジナルのメールを出してくださいませ。


4.お好みの「ひな型」を、コピーします。

  マウスを使って、文章の頭にカーソルを合わせ、
  一回カチッとクリックし、
  そのままその(カチッとした)指をはなさずに、
  文章の終わりまで動かします。
  これでコピーする範囲が決定しました。
  メニューバーから、「コピー」というコトバを探し、
  そいつを選択し、クリック。

5.メールソフトを立ち上げて、
  いまコピーしたものを、
  本文にペースト(貼り付け)します。
  ペーストするのは、自分の文章をちょっと書いてから、
  その後にするほうがよいと思います。
  「元気? お久しぶりです、タネコです」とかね。

6.まちがいなく、宛先を記入してください。
  いちどに複数の受取人を選んでもかまいませんが、
  その場合には、宛先を自分宛にして、
  大勢の受取人には、「BCC」にしましょう。
  ともだちは、あなたにはアドレスを知られてもいいけど
  他の人には教えたくないという場合もありますからね。

7.送信ボタンを押して、
 「いざ行け、祈りをこめて」。

 


これであなたも、節度ある「ほぼ日拡張員」の仲間入り。
『ほぼ日・銀のガツガツ大作戦』の成功を、    
こころから祈りながら、
「他にも出す人いなかったっけなぁ」と、
新たなる闘志を燃やすのです。
うまくいった方は、ぜひ、報告のメールをください。
gagaga@1101.com (ガガガ@イトイ。コムです)
かならず「ひな形」のですが、お礼メール出します。

1999-05-21-FRI

HOME
ホーム