ジョージ	ねえ、んー、冷蔵庫も置きたいね。 開けたらどうなってるんだろ。 ほがらかっぽい食品って何だろう？
ノリスケ	熟成したナチュラルチーズ。 パンチェッタ。オリーブオイル。
ジョージ	それはあんた！
ノリスケ	それはわたし！ あと、コショウは粒。
つねさん	ミルでカリカリカリってひくのね。
ジョージ	ほらあ！　いやらしい〜！
ノリスケ	塩が数種類あるの。 お塩を使い分けている。 あとね、最近思ったんですけどね、 ジョージさんのおもてなし料理見てて 思うんですけどね、薬味が多ございますね！
ジョージ	（きっぱり）薬味多いですっ！ あのね、スパイス、ハーブ、調味料、 これがいのち。ほがらかさんのお料理は。
ノリスケ	それですね。 おそうめんをゆでたとしても、薬味です。
ジョージ	例えインスタントラーメンが 食べたくなったとしても、薬味です。
つねさん	薬味です！
ジョージ	ごま油をひとつたらしてみるとか。
ノリスケ	そんなです。
ジョージ	コショウもカリッカリッカリッとか やってみるとか。 見栄‥‥？　見栄じゃないねえ。
ノリスケ	見栄じゃない。 だってそのほうがおいしいもん。 だからひと手間かけるんだもん。
ジョージ	ひと手間。それ！
ノリスケ	だからね、それっぽい食材があり。
つねさん	乾いたチーズとか。
ジョージ	そ。乾いたチーズ。 あれ、ミモレットだったんですってね。
つねさん	そう。森前総理が小泉さんとこ行って。
ジョージ	出てきたのが、缶ビールと、 ひからびたチーズだけだった（笑）って 言ったのよね。
ノリスケ	ぼくんちも、ミモレット入ってるよ（笑）。
ジョージ	森さんにとっては、 ひからびたチーズでしかなかったんだって。
ジョージ	かわいそう〜。ミモレットが。
ノリスケ	小泉さんて、なんだかんだ言って 慶應出てるって感じするね（笑）、 そういうの聞くと。
ジョージ	んー。でも、あの人 おいしいものを知ってるかどうかっていうと 難しいところはあると思うなあ。
ノリスケ	ま、ミモレットなりパルミジャーノなり。
ジョージ	そー。コンテも可。あーん、食べた〜い。 うちにもあるけど。
ノリスケ	ワインも置いてあったりする？
ジョージ	ワインがあってね。 でも焼酎も転がってたりとかするの。
つねさん	うん。そうね。
ノリスケ	でも、すだちとかちょっといいのが 用意してあったりするのね。
ジョージ	そそそそそそ。
ノリスケ	シークワーサーとか。 ポッカレモンかもしんないけどさ。 ほんとは（笑）。
ジョージ	ポッカレモンだったとしても、 それをガラスのピッチャーにうつしてから 出してくるとかね。
つねさん	そうね。
ジョージ	それ！　そこそこ。ひと手間。 えー‥‥。本があるでしょ、 雑誌があるでしょ、ＣＤもあったでしょ？
ノリスケ	料理本なんかもあってもいいんじゃない？
ジョージ	ケンタロウ？
ノリスケ	いや、違うな！　洋書？ それか、いっそ、本格的に 野崎先生の和食の本があるとか。
ジョージ	あああ！
ノリスケ	アルポルト片岡さんのパスタの本があるとか。 ちゃんとおいしいものが作れる。
ジョージ	作れる状態。あああー。絶対あの、 日本の郷土料理全50巻！ とかっていうのはないわけね？
ノリスケ	ああいうんじゃなくって‥‥。
つねさん	赤毛のアンの料理ブックとかもなし（笑）？
ノリスケ	あ、それは、場合によっては、 あるかもしれない！　人によってはね（笑）。
ジョージ	くまのプーさんクッキングブックとか！
つねさん	がははは！
ノリスケ	スヌーピーのお弁当ブックとかね。 そういうのはあるかもしれません（笑）。
ジョージ	その部分は、僕らの中にある さとう珠緒の部分ね。
つねさん	（両手を頭に）プン、プン！
ジョージ	それ。
ノリスケ	今、ちゃんとつねさんが やってくれました（笑）。
ジョージ	でもなんか、ドラエもんみたいに なりました（笑）。真ん丸い顔に 手を両手くっつけると、 ありゃ！　108、108、108。
つねさん	うるさい（笑）。
ノリスケ	これ、いいよ。やった方がいい。
つねさん	あ、ほんとに？
ノリスケ	なんか、注文間違えられた時とかに。
ジョージ	あ、いいかも。
つねさん	それ、いいね。
ノリスケ	固まるよ。絶対（笑）。 で、料理本だけど、 スパイスブックとか薬味ブックとか探して 置いてもいいかもしんないけどね。
ははあ！！　きょうも勉強になりました！ 薬味ブックってあるんですかねでも。 つづきます！ 次回はこのテーマの最終回、 三島由紀夫についてもういちど語ります！