『新選組!』
with
ほぼ日テレビガイド
いとしき読者よ


=
今年のお正月、『新選組!』のHPの
「登場人物!」をプリントアウトしました。
第1話は、最初のシーンが新選組の絶頂期だったため、
いきなり滅茶苦茶いっぱいの人が出てきて、
プリントアウトした紙を見ながら、
「えーっと、ぐっさんが永倉で、
 堺さんが山南で‥‥」と、
キャストと役名を覚えるのが
大変だったのを覚えています。
あれから11ヶ月。
その紙のことなどすっかり忘れていましたが、
先日ひょっこり出てきました。
なんだか懐かしい気分です。
(つねちゃん)


=
昨年12月、初めての出産をし母になりました。
そして里帰りから戻った
1月に『新選組!』がスタート。
私の初育児は『新選組!』と一緒に
スタートすることになりました。
慣れない育児に疲れ、
何処にも行けない寂しさから涙したこともあります。
でも、我が子の成長と、週に一度
『新選組!』の放送を楽しみに
乗り切ったような気がします。
その娘も『新選組!』終了とともに
1歳のお誕生日を迎えます。
1話放送の時は、まだ目も見えず、
笑うこともしませんでしたが、
今では部屋中を歩き回り、
オープニングテーマに合わせて手をたたいています。
終わってしまえばあっという間ですが、
一年ってすごいですね。
(かなママ)


=
先週の『新選組!』、
ケーブルテレビ局の停電で、
「久しぶりだね加納君」という
局長の台詞の後は
TVが見られなくなってしまい、
家族で「きょくちょー!!」と
叫んでしまいました。
明日土曜日の再放送を見ます。
(み)


=
とうとう『新選組!』が終わります。
一年間、オープニングテーマを聞き続け、
一年間、鼻歌で歌い続けましたが、
「誠の名に集いし〜♪」を、
「誠の名に背きし〜♪」と歌ってしまうことを、
一年間、どうしても直すことができませんでした。
三谷さんごめんなさい!
(えりりんご)


=
とうとう、明日が最終回なので少し思っていたことを。
オープニング画面に歌詞が出るようになったのは、
途中(第26回7月4日)からなのですが、
初回から見ていた私にとっては驚きでした。
それまでは
「愛しき友はいずこに〜♪」を
「愛しき殿はいずこに〜♪」と
「聞きまつがえ」ていました。最後のフレーズも
「あの旗に託した夢を〜♪」を
「あの方に託した夢を〜♪」だと思い込んでいました。
ちょうど新選組の上司(殿)が、
まだはっきりと分からなかった頃だったので、
これは新選組と容保公を中心とした
物語なんだと思ってました。
(まあ、ほぼ合ってますが)
最終回のタイトルは「愛しき友よ」ですが、
もしオープニングの歌詞を表示していなかったら、
あの歌詞は「愛しき友」だったのか!
と最後の最後に気づき、
呆然としていたかもしれません。
(メカラ)


=
今年はどっぷり『新選組!』にはまり、
壬生の八木邸や江戸東京博物館の新選組展にも行き、
おかげで幼い子供たちも回らぬ舌で、
「しぇりじゃわかもが‥‥」と話題にしたり、
サントラを聞いて踊りまくったり、
彼女たちも新選組に興味を持ってくれたようです。
三谷さんは大河を見て子供達が
歴史に興味を持ってくれればと言っていましたが、
まさにその通り。
これをきっかけに歴史好きに育って欲しいものです。
先日、テレビを見ていた下の子供が
「しんせんぐみ!」と言うので、喜んで見に行くと、
画面にはきらびやかに踊り熱唱する
「マツケンサンバ」。
2歳児には着物でちょんまげは
みんな『新選組!』になってしまうらしい。
(瑞菜)


=
とうとう明日は最終回ですね。
本編には関係がないんですけど
言わずにはいられません。
『新選組!』総集編の放送時間と
『冬のソナタ』完全放送の時間がかぶってるんですよ!
いいんですか! これでいいんですか!
今年1年を代表する2つのドラマですよ。
両方録画する予定ですよ。
重なっている12月26日の14分間は
どうすればいいんですか!!!
しかも12月26日は私の誕生日ですよ。
あー、もう。
(YUKI)


=
毎回、新選組に関する記事、楽しく拝見しております。
今回のNHK大河ドラマ『新選組!』は
当初の予想を大きく裏切る(キャスト陣からの予想)、
すばらしい内容となっていると感じております。
特に、人物描写と解釈がすばらしい。
三谷さんの才能に驚いております。
さて、世の中の一部では、
大変な新選組モードとなっておりますが、
その方々でさえ、
新選組の音楽に関しては関心が薄いようです。
新選組関係の歌はあまり多くはないのですが、
五感で新選組を味わいたいものです。
私のオススメは、
三橋美智也さんの『ああ、新選組』(定番曲ですが)と
都はるみさんの『総司絶唱』
(吉岡治作詞、岡千秋作曲)です。
『ああ、新選組』の作者は
高名な音楽家だったと記憶しております。
少しはこれらを見直してもよいように思うのですが‥‥。
(函館市五稜郭町出身の一ファン)


=
先日読んだテレビガイド雑誌に
三谷さんが手がけたテーマ曲の歌詞は
「近藤が最後に処刑される時ときの心境を
 うたったもので、
 昔のよい思い出や仲間を回想している」
と書いてありました。
この一年、何度もこの歌を口ずさんでいましたが、
あらためて歌うと、いろんなことが思い出され
一つ一つの言葉に涙が出ました。
三谷さんがこの詞を書いたのは、ずいぶん前の
ことだと思うので、まだ脚本が上がる前に
全ての思いを表しているテーマ曲を作られたと
いうのは本当に素晴らしい才能だと思います。
(びんご)


=
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
昨日、京王線の高幡不動から
「誠」と書かれた袋を持った
外国人のグループが乗って来ました。
英語圏の人ではないらしく、
何を話しているのかわかりませんでしたが、
「調布」と言う言葉は聞き取れました。
その後、調布駅で降りて行きました。
新選組ファンは日本人だけじゃないと確信しました。
(shino)


=
本屋に行っていつものように新選組本コーナーに行くと
そこは大部分削られて
スケジュール帳コーナーになってました。
来年大河の義経なんかもそっとおいてあったりして。
1年って早いなあ‥‥と
つくづく思い知らされた日でした。
(ヤムヤム)


=
ほぼにちわ。
『新選組!』最終回まで、いよいよ、あと1時間弱!!
という頃合いとなりました。
ハラハラです。ドキドキです。
この一週間はずっと心がワサワサしておりました。
寝ても覚めても『新選組!』でした。
新選組という名は大雑把には知ってはいましたが
どういう人間がどういうことをしてきて
どんな風に終わったのか、
そういう内面は何も知りませんでした。
色々と良い勉強になったなぁ。そう思っています。
結末は変えられない。
だけど、やっぱり、そうならないで済んだらよかったのに。
本気でそう思ってしまうのは、
このドラマのキャラクター達にストーリーに
まんまと嵌ったからでしょうか。
キャストの方々と、私はほぼ同世代です。
だから余計に、辛かった。だけど、楽しかった。
「色々あったけど、楽しかったな」
そう言い合った永倉さんと左之助の笑顔が可愛かった。
「楽しゅうございました」
そう告げに来た源さんを思い出します。
みんな、「楽しかったな」、そう言ってる。
大河ドラマでこんなに泣いたことはなかった。
それだけ響いたモノがあった。
ホントにホントに大好きです。
楽しゅうございました。
三谷先生や、ドラマ出演者・関係者スタッフの方々には
そう言いたいキモチです。
というわけで、DVD発売まで、
ホントにホントにホンットに、心待ちいたしております。
いやぁ、はじまっちゃうよー。
(広島県・片岡 愛)


=
こんばんは!
いつも『新選組!』ほぼ日テレビガイド見ています。
いよいよ今日最終回ですね。
ものぐさな私は毎週見るのが面倒なため
第一話は観たものの、
10月半ばまでその続きを観ていませんでした。
下関旅行に行っても長州藩士の縁の地にも
全然興味もなかったし、
ほぼ年一回京都に行っていても
一ヶ所も新選組縁の場所を訪れたこともありませんでした。
そんななかほぼ日で毎週座談会が始まり、
どんどん興味が増し10月より一気に見始めました。
山南さんが去る回の直前では
嫌で一週間以上見ることができず、
また平助や源さんが去る回では
一気に見たこともありしばらく放心状態でした。
最終週も半ばになりようやく「流山」まで見終わり、
現在そわそわしています。
(広島県 かなた)


=
お昼に地上波デジタルで観ました。
この時間は本放送ですね。
なんだか1回で充足してしまって‥‥。
ほぼ日のテレビガイドを拝読して
「最終回は1時間」と知り、
昨晩、1年間登録していた毎週の予約録画を解除しました。
そのときの寂寥感、喪失感。
そして今日、放送を観てがっくり落ち込むかと思いきや、
身のうちからなんだか力が湧いてくるのです。
すっごく月並みだけど、しっかり生きないとなぁ、と。
こんなに色々な人たちが、
それぞれに思いをかけてこの国を
つくってくれたんだもの。
そのあと畑仕事もはかどりました。
素晴らしいドラマをありがとう、『新選組!』
(10時から観るかもしれない)


=
最終回、見終わって、
開口一番、6才の息子が言いました。
「なっぱたい、来ていたら、かってた?」
なっぱたい、気になるようです。
10才の息子は、
「さいとうさん、首はとりかえしたの?」
と気になっています。
史実を知らない私は、困っています。
(miron)


=
最終回見終えました。
いろいろ細かい感想はあえておいといて、
こんなに泣いた大河は初めてでした。
それもこれも毎回毎週金曜日に
大の大人の男が感想で泣いてくれたので、
ドラマに感動して泣くのは
ちょっと恥ずかしいと思ってた私の感情の歯止めを
このほぼ日が取り除いてくれたからです。
清々しくしゃくり上げながら気持ちよく泣きました。
ありがとうございました。
もう一度ちゃんと見るためにDVD、
買おうと思ってたんですけど、
あまりにも気持ちにガッツリきてしまって
もう二度と見たくないような
複雑な感情も出てきてしまって困惑中です。
でも買っちゃうんだろうな〜。
宝物のように手元に置いときたくて。
(くわ)


=
終わってしまいました‥‥。
あ〜あああああぁぁぁぁ。
何も考えられない状態です。
今朝から『新選組!』のテーマが頭の中をグルグル。
着メロを『新選組!』にする勢いです。
とりあえず、来月新選組ツアー
(といっても一人)を決行することを宣言します。
はぁ、しおりを作らなくては。
(アヤ)


=
最終回、身辺をきれいにして見届けました。
もはや前回までにつらい別れがたくさんあったので
今日は泣くまい、泣くまいと思っていたけれど、
やっぱりだめでした。そしてこんな経験初めてなのですが
嗚咽と同時に大量の鼻血まで出てしまいました。
おもしろメールにしようとしているのではありません。
処刑場でつねさんを見つけてうつむく局長を見た瞬間、
涙と鼻血がいっきに噴き出しました。
夫の斬首を見届けるなんて、
とてもじゃないけど考えられません‥‥。
でも、処刑場に集まっていた人々は
ただの野次馬じゃなくて局長を称えていたことに、
つねさんも私達もどれほど救われたことか。
いろいろ書きたいことはあるのですが、
1年間素晴らしい時間を過ごさせてくれた、
三谷さんはじめ俳優の皆様、スタッフの皆様に
お礼がいいたいことと、でも、
それはちゃんとNHKに伝える事として
テレビガイド部の皆様、皆様の熱さのお陰で、
何倍も何十倍も何百倍も
どっぷりハマッて1年間見続けることができました。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
今も、メール打ってるだけで泣けてくるなんて、
自分でも不思議です。
問題なのはどう死ぬかではなく、どう生きたかなのだ!
(宮城県 なおこ 29歳)


=
ウタノマエから泣き通しでした。
今もまだぐずぐずです。
「京都では何が待っているんだろう?」
というあの場面で終わらせてくれたところが、
また泣かせます。
歳三が、歳三がぼろぼろ泣いてましたね‥‥。
(たぶちず)


=
沖田が拾い上げて助けてあげるまで、
アリが溺れてもがいていたあの血溜まり。
心なしか、日本列島の形のように見えました。
あれは「日本」という国の時代に巻きこまれた
新選組のメンバーたちが
必死にもがいていった様を
表現したかったのではないかと思っています。
(15振)


=
今『新選組!』最終回が終わって11分経っています。
今頃メールが続々と届いていることでしょう。
編集される皆さん、お疲れ様です。
そしてありがとうございます。
先週「流山」の後、ぐちゅぐちゅのまま
メールしようと思いましたが、何となく私の中で
「最終回が終わってから」という気持ちが働き、
やっとこさ今メールしています。
本題が中々始まらないのは
「メールを打ったら、
 楽しかった『新選組!』の本当の終わり」
を意味するからでしょうね‥‥。
さて見終わった今、清々しいです。
最後の一言「歳」には嗚咽でしたが、
でも今は爽やかな気持ちです。
香取近藤勇のイメージそのままに、
蛙が跳ねめだかが泳ぎ鳥が囀り、
混乱の中でも穏やかに風がそよぎ、
花が咲く日本に感謝する最後でした。
「良い一生だった」と聞こえてくるような笑顔でした。
土方為三郎兄上のおっしゃるとおりに、
136年後の私たちが
「幕末に日本の行く末を案じ行動した若き武士達」
の想いに胸を熱くしています。
昨夜のスマステで慎吾君が言っていたまま
「ありがとう近藤勇」です。
新選組隊士の皆、ふで母上の通り
「よく戦いました」です。
素晴らしい脚本の三谷さん、
恐らく代表作となるだろう土方山本君、
名演技藤原君、気合が般若勘太郎君、
無邪気な左之助山本太郎君、役者ぐっさん、
にぎり小林源さん、喜んで桂さん、
剣豪オダギリジョーさん、微笑みの侍堺さん、
書ききれないくらいの方々に
ありがとうお疲れ様でしたを贈りたいです。
わ〜、とにかくどうにもこうにも
素晴らしいドラマをありがとう!
楽しかった! また逢える日を待ってます。
あ〜、終わっちゃった!
(jasmine)


=
涙、涙で、何をどう語っていいのかまだ混乱しています。
ただ、今一番鮮明に残っているのは、
清流に泳ぐカエルの姿。
「ヒュースケン逃げろ!」の回で
勇がヒュースケンに言った、
「井の中の蛙、大海を知らず、
 されど天の高さを知る!」
を、思い出していました。
斬首のため、頭を下げてはいても、勇の心は高く高く
どこまでも高い天を見ていたと、今、感じています。
(AKI)


=
十代の頃『マカロニほうれん荘』
トシちゃん、そーじ、
きんどー(近藤?)ちゃんの名に親しみ、
和田慎二『あさぎ色の伝説』で試衛館一派を知り、
『燃えよ剣』で歳三にやられ、
二十代になって京都・新選組の旅を楽しみ、
そして三十代、『新選組!』を堪能いたしました。
いままでの幕末物は、官軍が描かれれば幕軍が、
幕軍が描かれれば官軍が
悪く見える物が多かったのですが、
この『新選組!』は登場人物すべて
一人一人にドラマがあった。皆が己の誠を貫いていた。
近藤は言うまでもなく、
土方をはじめ隊士たち(捨助も!)、
官軍の西郷や木戸も、中間の坂本龍馬も、幕軍の勝も。
カマキリ将軍もあれが「誠」だったのでしょう。
そして勇の最後をみたつねやふでも。みんなみんな‥‥。
ただ今12月12日午後10時。
ハイビジョン、総合と見たけど、
もう一回衛星2で見よう!
(こいけ)


=
1年間欠かさず見続けた私は清清しく
監察の尾形さんの気分です。
三谷さん。ありがとう
(かおり)


=
はぁぁぁぁぁ、勇が‥‥。
すごく美しい最後のお顔でしたね。
最後の日の、勇の無精ひげが気になったのです。
過酷な取調べを示すためかと思ったのですが
やはり、みすぼらしい。
と、思っていたら、座したときに、
初夏のかえる、めだか、あじさい、
つばめの自然の美しさに囲まれて、勇が
「みぐるしい首をさらしたくないので、ひげを」
と願ったとき、ああ、よかった。
最後まで美しい生き方でしたね。
(みよりん)


=
「はー」とか「ふー」とかしか
言葉が出てこなかったです。
はー、捨助‥‥言葉がないです。
もっと時間がたたないと言葉にできないのでしょう。
新選組の制作にかかわった皆さん
ありがとうございました。
テレビガイドも、毎週金曜日の更新が楽しみでした。
ふー。
(のぶ23)


=
糸井さん、三谷さんにお会いすることがありましたら、
私たちの代わりに
「ありがとう!!」とがっちり握手をして、
ぎゅうぅぅと抱きしめてください。お願いします。
(たか)


=
ここまで思い入れたっぷりで見たドラマは久しぶりです。
はぁ〜〜〜本当に寂しくて悲しくて
失恋とそっくりです。
来週から日曜日の夜をどう過ごせば良いのでしょう?
こんなメールは多分ほぼ日さん宛に
ゴマンと届いているのでしょうが、
この想いを誰かに伝えたくて。
だって、下手に友人なんかに話したら
イカれたヤツだって思われそうだし‥‥。
どなたか私の様な擬似失恋状態の人間に
これからの日曜の夜の過ごし方をお教え下さい。
(斉藤一の鉢ガネ)


=
最初から最後まで涙が止まりませんでした。
現代の私たちが知る史実は、
勝者=正しい選択としてとらえれていると思います。
その中で、今回の大河ドラマは、
時代の敗者(=新選組)をも
丁寧に描いてあったと思います。
今回の勝先生の、
「どのように死ぬかではなく、どのように生きたのか」
という台詞にとても感動しました。
現代の私たちにとっても重要なことですよね。
ドラマはこれで終わりですが、
しばらくはドラマのいろんな言葉を
思い出してしまいそうです。
(☆ナン☆)


=
終わってしまいました。
時代劇、歌舞伎好きな私ですが、
一年間欠かさずに見た大河は初めてです。
毎週日曜日のバイトは
『新選組!』を励みに頑張りました。
しんどくて遠くへ行きたくなったときも、
『新選組!』があるから家に帰ることができました。
走るのが嫌いな私が、8時に間に合わないから、
といって走って家まで帰った日もあったんです。
今、大学に行くのに板橋駅を使っています。
いつも近藤先生の墓碑に心の中で黙礼して通っています。
最近放送日の次の日はお参りする人が増えたようです。
大河が始まる前は無視されていた場所でした。
私も、最終回を見届けたら
お参りしようと決めていました。
その日がとうとう来てしまって‥‥悲しいです。
板橋はかつては栄えていたのかもしれませんが、
今ではとても寂しいところです。
でも、大河が『新選組!』と決まってから
町が少しわくわくしているのが感じられました。
新選組祭りを急に始めたり、
墓所の隣にある喫茶店のマスターは無口な人なのに、
ドラマのポスターや、
縁者でもないのに勇や歳三の写真を貼ったり、
新選組絵馬をちょっと値上げしたり、
「勇あんみつ」というメニューを出したり。
立ち食い蕎麦屋さんには
「(芹沢)鴨南蛮」が登場しました。
()がとてもいじらしいです。
多摩地方も町興しに大騒ぎでした。
どの市も自分のところが新選組の出身地だ、
と主張しあっています。
彼らを壬生狼と蔑んでいた京都に行ったときも、
「誠」だらけでした。
‥‥本当にこれからどうしよう。
来週総集編を見て、また山南さんと平助に泣いて、
少しずつリハビリして行こうと思います。
一年間、本当にあっという間でした。
『新選組!』を作ってくださったスタッフの皆さん、
俳優の皆さん全員に
ありがとうございました、とお伝えしたいです。
(ミキ)


=
前回ラストシーンでは号泣、
でもこの最終回はただ静かに、流れる涙でした。
新選組は「わりと好き」程度、
でも近藤勇には全く興味がなかった私は、
新しい大河ドラマが
近藤が主役の新選組のドラマと聞いて、
しかも香取慎吾さんと聞いて
(死んでしまうような悲しい役をやってほしくないなあ
 と思っていたので、失礼ながら)
あまり楽しみにしていませんでした。
ドラマが始まると、思ってたよりおもしろくて、
新選組にもどんどん興味がわいて、
それでも近藤への「思い入れの強さ」みたいなものは
なかなか、湧き上がって来ませんでした。
どうしても、普段見てる香取さんのほうがいいなあ、
と思ってしまって。
でも9月後半くらいからでしょうか。
急に「香取慎吾が近藤勇になった」のです。
TVに映る香取さんが香取さんではなくなり、
近藤勇、もしくは局長と呼ぶべき人に変わったのです。
そうとしか言いようがない、不思議な感じでした。
(soma)


=
隊士のその後、というのをみたとき、
「平助や山南さんのその後は?」と素直に思ってしまい、
その瞬間に
「ああもうこの人たちは死んでしまったから
 その後も何もないんだ」
と気付いてとても悲しくなりました。
(日野市民)


=
三谷さんと同世代の私は
高校生の頃、夜中に放送していた『燃えよ剣』の
栗塚・土方と島田・沖田にはまりました。
今思うと不思議ですが、
当時の近藤さんを演じていた方の名前はおろか、
顔さえも思い出せません。
その後、草刈正雄・沖田や、
日本テレビの年末時代劇に登場した
近藤正臣・土方には記憶があるのですが、
近藤勇イコールの役者さんには出会えていませんでした。
今回の『新選組!』で、ようやく私の中に
近藤勇が登場してきてくれた感じです。
15歳から好きだった新選組がようやく
この年になって完結したように思います。
三谷さん、香取さん、ホントにありがとう。
(東京・テンママ)


=
『新選組!』ほんとに終わっちゃったんですね‥‥。
山南さんが死んだくらいから、
あと何回で終わるんだよね‥‥って
カウントダウンが始まって、あっという間でした。
会社の同期とも、すれ違うたびに
「終わっちゃうよね」「寂しいよね。」と。
最後のテーマ曲と共に流れた映像すっごくよかったなぁ。
(リサ)


=
最後に、本日最大のギャグっていうか
問題点について述べたいと思います。
あれは断じて、はしのえみの胸ではない!!
もし、万が一、あれが
はしのえみ本人のものであったらかなりショックです。
(ぽぽん)


=
最終回にあたり、
初めてヘッドフォンで『新選組!』を見てみました。
大き目の音で。
「‥‥トシ」のあたりで
涙腺もヘッドフォンも『新選組!』も「完」。
DVDが発売になったら
ぜひヘッドフォンもご用意ください。
ぜっんぜん伝わり方が変わります。
(58)


=
沖田総司の吐く血の量、最終回が1番多かったです。
池田屋で初めて血を吐いた時から、
徐々に病が進行しているということがわかります。
斎藤一が役人を切った後に投げた
懐紙がひらひらと降りて来た時、
血が付いている懐紙がありました。
本当に人を斬って刀を拭いたんだと
いうことがわかります。
藤堂平助の額の傷の治り具合も、
時間が経っていることを示していて
細かいなと思っていましたが、そういう、
細かいところもちゃんとこだわっているのが、
大河ドラマなんだな、と思いました。
(神奈川県・うし)


=
刑場で、見物人が、
「よくやった〜」って声をかけたシーンは、
一年間がんばった慎吾ちゃんに対する
声援のようにも聞こえて、
もう、我慢できないくらい、泣きました。
最後の左之助の
「新選組は不滅だ〜」って、
これは、もう、全国の『新選組!』ファンに
対するメッセージですよね。テレビのこっちで、
「ウォーッ!」って応えた人、
どんだけいたことでしょう。
やるせない気持ちで、終わらなくてほんとによかった。
三谷さんらしくて、ほんとによかった。
ほんとに、三谷さん、みんなありがとー!
(ごみき)


=
私は27歳女なのですが、
今まで幕末にはあんまり興味なかったのです。
受験でも新選組は出てこなかった。
ほぼ日のおかげで観るようになったのです。
そして、本も読んでいます。
幕末を知るにつれ、感じたのは、
私と同世代の20代〜40歳までの
若い世代が中心的な志士として、
ひとりひとり考え、動き、
歴史を作っていったんだ、という事でした。
学問も武家の上下も貧富も、
今よりももっと一人一人差があって、自由がなくて、
藩に縛られてた時代の若者と
今の自分(若者)と比較するんです。
なんて、恵まれてるんだろう、
ボヤッとしてるんだろうと思うのです。
いや、してない人も多いとは思います
(幕末でもボヤッとしてた人、
 たくさんいたかもしれません)が、
とにかく自分に関しては、そう思いました。
もっと、必死で生きなきゃ!! と。
(熱い大和女)


=
『新選組!』最終回、じんわりしながら見ていました。
全てのキャスト、スタッフの方々に
MVPを進呈したい気持ちで一杯ですが、
今回の個人的なMVPは尾形さんです。
島田さんには「最後までなじめなかった」とか
言われてしまいましたが、
山南さんの遺言を最後まで守って、隊から離れてでも、
新選組の行く末を見届けようとする姿に
一視聴者として「ありがとう!」と思いました。
原田を見送った後、何か吹っ切れた様に
笑い出したシーンは最高でした。
許されることなら、島田さんに
「尾形さんは最後まで新選組の一員として
 ちゃんと局長の最期を見届けたんだぞ!」と
誤解を解きたい気持ちで一杯です。
(tefu87)


=
「貫天院殿純義誠忠大居士」
会津若松、天寧寺に建立された
近藤勇の墓に刻まれた戒名。
土方が松平容保公に依頼して
つけてもらったと言われています。
最終回を見終わった今、
そのエピソードだけで泣けそうなんですが、
一字一字の意味を思うとき、『新選組!』の近藤像は、
まさにこの名のイメージの通りだったなと、
しみじみしてしまいました。
ちなみに土方の戒名は「歳進院殿誠山義豊大居士」
近藤と同じ字、しかも
「誠」と「義」が使われてると知って、
また泣けてしまう私です。
(MAJA)


=
三谷さんが「日曜夜8時が楽しみになるような」
大河にしたいと言っていましたが、
テレビごときであり得ない、と思っていました。
でも、今は、来週からはどうしよう‥‥と悩んでます。
この1年、このドラマで感じたことは
ずっと忘れないと思います。宝物にします!
見られた自分は幸せ者です。
そして、「ほぼ日」の皆さんをはじめとして、
同じような気持ちでこの1年見てきた人が
たくさんいることも嬉しかったです。
こういう気持ちは初めてでした。
近藤勇が処刑されたのは、私の中では
「慶応4年 4月25日」ではなく
「平成16年 12月12日」です。
だから、今年は、
「夏はこんなことがあったな」ではなく、
「この回の頃は、こんなことがあったな」でした。
史実の隊士や、出演者と同世代だけに、
まさに『新選組!』と一緒に駆け抜けた1年でした。
(にこにこ)


=
私、2004年最大の
「まつがい」をやらかしてしまいました!!
そうです。録画ミスです!
永田さんすみません。
あんなに注意してくださったのに!
でも、この「まつがい」のおかげで覚悟を決めました。
DVD買います!
うっかりな私が、HDを
うっかり初期化しないとも限りません。
人間のやることですから、
何があってもおかしくないと悟ったのです。
だから確かな形のモノにして、
自分のそばにおいておきたいと実感いたしました。
最終回の感想はあふれるほどあるんですけど、
あえて言いません。
まだ、自分の中で整理がつかない、大混乱の夜です。
(さてらいと)


=
夫婦ともども号泣して観終わった後、
ダンナがぽつりと
「俺、近藤にだったら操を捧げてもいい」と言いました。
私は苦笑する事しか出来ませんでした。
(そんなダンナの妻)


=
ついに最終回の放送も終わってしまいましたね。
涙、涙で引いていた鼻風邪は止まり、
かわりに頭痛がしています。
三谷さんはすごいですね。
友人、家族、部下、地域の人々、など、
いろいろな勇に対する思いを
たった1時間の中にぎゅっと詰めて、
過去から未来まで描いているだなんて!
三谷さんが『新選組!』を書かれることを知った時、
「血と暗殺の殺伐とした
 薄暗〜い新選組をどう書くんだろ?」
と謎でもあったんですが、さすが三谷さん!
最後まで楽しく悲しく、あったかく書かれてましたね。
1話から最後まで見通してた人たちには
わかるような箇所もいっぱいあって、
とても嬉しかったです。
(アカリ)


=
『新選組!』、終わってしまいました。
左之助の去り際の一言に、
思わず笑ったつもりの自分の声が、
どう聴いても泣き声だったことに
自分で驚いてしまいました。
それでも、皆が皆、絶望ではなく、
その人らしく筋を通して
その瞬間を生きていることが伝わって来る最終回に、
観ている私のうちにも悲しいばかりではない、
熱く、力強いものが湧き上がってきました。
1年間、楽しかった!
(みよこ)


=
社会人になってから、次の日のことを考えて
夜更かしできなくなって久しいですが、
『新選組!』の最終回を見終わって、
この時間になってもまだ眠れずにいます。
近藤勇の斬首で終わりという悲しい結末だったけれども、
何故かとてもさわやかな気持ちで
この『新選組!』を作ってくださった方々に
感謝でいっぱいです。
第一話から見れて、本当にラッキーだったと思います。
その週末、たまたま函館に両親と旅行に出かけており
部屋には1台しかテレビはありませんでしたから
NHK命! の父親に付き合って
渋々見始めたのがきっかけです。
放送日の夕方、五稜郭に行き、土方さんの写真を見て
こんなかっこいい人が若くして死ぬなんて
もったいない、くらいにしか思いませんでした。
調子がいいですが、今になってみると
土方歳三終焉の地で見始めた『新選組!』が
何か意味があったように思えてなりません。
(さつき)


=
12月12日は私の誕生日でした。
22年前おぎゃあと泣きながら生まれ、
22年後の20時、ぎゃあぎゃあと泣く私。
こんな早朝まで寝れずにいるという事が
今日の『新選組!』の感想です。
『新選組!』の皆さんに、
最高の誕生日プレゼントを頂きました。
放送が終わってしばらくは抜け殻状態でしょうが、
心おきなく余韻を楽しみたい、そう思います。
私にとって『新選組!』は終わりではありません。
出演された若い俳優の皆さんのこれからの活躍が、
私にとっての『新選組!』続編です。
自分と歳の近い俳優さん達だった事もあって、
図々しいですが私も新選組続編の
一員のような錯覚に陥ってます。
最終回、希望なんてない哀しいだけのはずなのに、
なぜだか励まされたのは、俳優さん達自身の中に
希望が見えたからなのかなぁと自分なりに思いました。
色々な演出の仕方見せ方がある事を知りました。
これから、ドラマを観るのが楽しみになると思います。
私のこれからを少なからず動かしてくれた三谷さん、
盛り上げてくれたほぼ日の皆さん、
本当にありがとうございました。
ココは私にとって『新選組!』を観るまでの
モチベーションをあげてくれる、
『熱闘甲子園!』みたいなものでした。
(chim)


=
斬首される直前の近藤の表情を
忘れることはないでしょう。
武士らしい平静な顔でもなく、
無念の顔でもなく、
心の中にいろんなことがいっぺんに出てきて、
とてもリアルで、
本当に斬首されようとしている人に見えました。
第一回から欠かさず観てきたので、
一時間、ほとんど嗚咽していました。
最後だったのにいつもヌッツォと一緒に歌っているのに、
今日は歌えませんでした。
(どびこ)


=
昨日のエンドロール、
いつの場面でどんなセリフだったか、
すぐに思い出せるんですよねすべて。
1回しか見ていない回のほうが多いのに。
この記憶力皆無の私が
こんなになっていることがスゴイ。
(北海道・うみうみ)


=
男なら土方歳三の兄、次をあえて言うなら
伊東甲子太郎と勘太郎。女性は鈴木京香。
一年間『新選組!』を見続けた
東映時代劇映画の元助監督だった51才の夫は
「誰が芝居がうまかったか?」の問いに即答しました。
(月島の猫おばさん)


=
私は京都に住んでいるのですが、
今朝方、仕事前に三条河原を歩いてきました。
そう、近藤勇が京へ入る時、この橋を渡り、
斬首の後首を晒されたといわれる場所です。
確かに近藤局長の最期は斬首でしたが、
辛くはなく、不思議と落ち着いた気持ちでした。
ただただ、感謝の気持ちでいっぱいで
彼らがいたから今の日本もあるのだなぁと思い、
今までは遊び場でしかなかった京都四条三条の街に、
こんなに歴史があったことを思い知らされた気がします。
京都は新選組に冷たかったといいますが、
今回の大河ドラマで初めて意識した史跡がたくさんあり
(石碑だけとかで目立たないんですよ‥‥)
敗者の歴史として葬られたものが
たくさんあったのだと今更ながらに感じました。
最終回を見るまでは、終わったら自分はどうなるんだ!
とかなり怯えていたのですが、見終わって感じたのは、
涙も流したし悲しくもあるのですが
辛くはなかった、ということです。
心に残ったのはただ、すがすがしさと感謝の気持ち。
こんな気持ちにさせてくれる
ドラマが他にあったでしょうか?
三谷さんはじめ、
全ての関係者にお礼を言って回りたい気分です。
もちろん、ほぼ日のみなさまの踏み込んだ解説も、
毎週の楽しみでした。
同じ思いを共有できて、幸せでした!
ありがとうございます。
(そらり)


=
一夜明けて、意外とすっきりしていました。
三谷さんが、香取さんはじめキャストのみなさん、
スタッフの皆さんが
きっちり終わらせてくれたからですね。
最後には、舞台でいう
カーテンコールまで用意してくれていて。
あの人も出ていた、あの人もいた‥‥
などと舞台を見終わったあと、
拍手している気分でした。
実際には泣いているだけでしたけど。
本当にすばらしいドラマをありがとうございました!
(花笑み)


=
『新選組!』とうとう終わってしまいましたね‥‥。
深い喪失感‥‥と思いきや、
今の私の胸の中にはなぜか「託す」のひとことが。
最後の最後、試衛館の面々と歩く局長が、
高々と抜き放った刀の切っ先が、
私たち視聴者に向けられていたからです。
「我々の生き様はこうだ。
 どんな状況になっても我々は希望を失わず、
己の信ずる道をまっすぐに進んできた。
君たちにこの国は託すぞ」と。
あの局長の希望に満ちた輝く目で
そんな風に託されてしまったかのように、
私は感じてしまったのでありました。
‥‥ただの専業主婦で、二人のおっかさんで、
出来の悪い奥さんなだけの私ですが、
がんばって託されてみます、局長。
(かみやじい)


=
いつも楽しく拝読しております。
最終回の放送では、号泣するかと思ったんですが
意外と、じんわり目に涙を溜めた状態が続きました。
とても心に染みました。なのに!
となりで観ていた父がぶつぶつと
「『武蔵』のほうがよかったのう」と言うのです!
もう、ほんとに腹が立って、思うのは勝手だけど
こんなに夢中になってる私の横で
そんなこと言わなくてもいいじゃん!
とむくれておりました。
でも寝る前にベッドの中で思い出したんですが、
そういえば私も『武蔵』の放送時に、
熱中している父の横で
「史実と違う」だの「発声がイマイチ」だの
文句を言ってました‥‥。反省してます。
もう人が観てるドラマを悪く言うのはやめます。
(『新選組!』ありがとう!)


=
ドラマを観ている時、登場人物を
「役名で呼ぶか、芸名で呼ぶか」というのは
夢中になっている度合いを計る
バロメーターだと思います。
最初は「香取くん」だったけど、
いつ頃から「勇」って呼ぶようになったかなあ、
と思い返しております。
「鬼になれ」のあたりからでしょうか。
他の演者さんでも同様に思い返してみると、
また面白いです。
小林隆さんのことは、もう「源さん」としか呼べない!
(いちこ)


=
ほぼ日TVガイド、本当に毎週楽しませていただきました。
よりいろいろな角度から見ることが出来、
とても充実した大河の時間になりました。
毎週みていてどうしても誰かに言いたかったこと‥‥。
オープニングの終わりの方に登場する、
「製作統括  吉川幸司」!
これをみるとどうしても
「吉川晃司」に思えてなりません!!
大河の音楽まで担当してるんだ〜、
あ、違う違う! って毎回思っています。
(神奈川県 ぽみ)

=
刑場に一人斬り込んで行く捨助の格好。
頭にまいた鉢巻に角みたいに風車を差し込んでいて、
一瞬「『八つ墓村』?」と思ってしまいました。
首にもなんか紐みたいなのがぶら下がっていて、
ますます『八つ墓村』ぶりに磨きをかけていました。
あの逃げ足の速いお調子者が
捨て身で局長を助けに行くとは。
捨ちゃんはかっちゃんが本当に大好きだったんですね。
(へ)


=
最終回を見終わった後、
とても清々しい気持ちになりました。
なぜか見終わった後で大晦日&新年気分になりました。
ちょうど0:00ってなった時みたいな、
まだ2004年が半月も残ってるのが不思議なくらい。
カーテンコール風や、最期に残った伏線を消化しきって、
さらにドラマより後の世の中への
新しい伏線が張られたからなのでしょうか?
特に義兄弟の小島さんの未来への伏線が
今の私たちの世の中に
繋がるんだなと思うと感慨深いです。
(N)


=
堅く重苦しい大河だったら
最後まで見たいとは思いませんでしたが、
時折みせる笑いとシリアス、
三谷マジックがあったからこそ
最後まで見届けることができました。
今回はNHKのカメラワーク、ライティング、音響、
美術の方々の職人技を堪能しました。
処刑場のセットはスペインの闘牛場、
コロシアムをイメージして作ったそうですが、
近藤勇を愛した人々が見守る中で
処刑される雰囲気がじわじわと伝わってきて、
スタッフの方が万感の思いを込めて
作り上げた最高の舞台でした。
大河ドラマを毎週、
週刊誌のように心待ちにしたのは初めてです。
DVDを購入し、第一回から改めて
隊士一人ひとりの物語を見たいと思います。
(セナ)


=
娘は小学3年生です。
わが家は「なんとなく大河派」ですが、
娘といっしょに大河を見るのも、
はや4年になるでしょうか。
急速にボキャブラリーが拡大する
この時期の彼女にとって、
『新選組!』は例年にない楽しみになったようです。
2学期になったころ
主題歌をそらで歌えるようになりました。
最後のころは「こち亀」をあきらめて、
その間にお風呂に入り、8時に備えるようになりました。
品行方正NHKドラマとはいえ、今年は私も妻も
「チャンバラ時代劇」をただいっしょに見る、
というのから少しだけ踏み込んだ感じがします。
「切腹」と「介錯」をカンタンに教えました。
「妾さん」や「身受け」は、妻がアレコレ
子ども用語で説明していましたが、
私が「そんなこと今知らなくていいよ」と、
うっちゃりました。
最終回は「斬首」ってなに? と聞かれたので、
「首切られちゃうんだよ」とだけ言いました。
最近のアニメなんかではもっと過激なのも多いので、
彼女なりに、極刑の意味は分かったと思います。
「見終わってどうだった?」とは聞いていませんし、
彼女からも特別何か語ることはありませんでしたが、
9歳の胸にきっと何かは残っただろうな、と、
私は思っています。
(第三の男)


=
最終回泣けました。
名残惜しいのでビデオで見返していると
衝撃の発見がありました。
新選組紀行に出てくるワンコの「ワン!ワン!」が
最終回だけ悲しげなエコーがかかっている!
まさに悲しさ倍増でした。
(創)


=
最後、♪ラ〜ラ〜ラ〜ララララ〜の曲に合わせ、
隊士の皆さんがダイジェストで出てきて、
「もう、逢えないんだ。」と思って、
涙が止まりませんでした。
ドラマの最終回をここまで寂しく、
しかし幸せな思いを胸に、
迎えたことはありませんでした。
幕末にも興味を持ったし、
我が千葉県東葛地域にも誇りを持てたし、
とにかく沢山、影響を受けました。
ありがとうございました。
(もと)


=
毎週金曜は、貪るように読んでいました。
鋭い演出意図の指摘、脚本の解釈、細かな演技の指摘、
時代背景の指摘など、すごく勉強になりました。
が、捨助の「鞍馬天狗」説は
完全に外れてしまいましたネ。
(安達瑶)


=
山南さんが出てきたあたりから、
どんどん引き込まれていきました。
堺さん演じる山南さんは、私が持っている
「温厚でいつもニコニコしている」
というイメージにピッタリだったのです。
その時まで堺雅人さんという
俳優さんを知らなかった私ですが、
彼の素晴らしい演技を来週も見たいと思うようになり、
毎週欠かさず見るようになりました。
堺さんの素晴らしさは皆さんが語られているし、
この大河ドラマで私が受けた感動を書こうと思ったら
恐ろしく長いメールになるので、
省いて結論だけ書こうと思います。
近藤勇や山南さんだけでなく、
登場する全てのキャラに、
こんなに愛着が持てたドラマは初めてでした。
そして、作者の三谷さんも
語られていたように思いますが、
堺さんのように一般にはあまり知られていない
実力派の俳優さんの素晴らしさが
存分に引き出せたドラマだったように思います。
(まこ)


=
まだ思い出すと涙がでてきます。
野際陽子さんのあの
いっぱいいっぱいの掛け声が耳から離れません。
三谷さんはすごい。
どの出演者にもきちんと見せ場をつくり、
初期の伏線を最後で回収してました。
事実がとか、セットが、とか鬘のつなぎ目がとか
いろいろ細かいことはもういいと思いました。
(鈴木由香)


=
『新選組!』最終回。
「友の死」の次に「寺田屋大騒動」
持ってきた三谷さんらしいですね。
悲しさや虚しさの中へずぶずぶに浸らせず、
すぱーんと思考を切り替えられる作りにするのは。
もっとぐずぐずのぐだぐだに泣くと思ってましたが、
そうならず、むしろ明るく
明日を迎える気持ちにさせてもらった気がします。
確かに、死そのものは悲しかったし、
香取局長の所作や残された家族や隊士に
ぐっと来るシーンもありました。
でも、最後のカーテンコールで懐かしさで一杯になって、
同時に未来へ希望を抱いてた、かっちゃんやトシ、
総司達の明るさに救われた気がします。
彼らのいろいろな気持ちを託されたのは、
実は視聴者たる私達なのかもしれません。
今は、ホンキのドラマを久しぶりに観たんだと、
充足感でいっぱいです。
『一年』と言う時間の中で、
積み重ねることの地道さと大切さを、
改めて思い至った次第です。
多摩編から丹念に築いたものが、
ここまで重いものだとは予想だにしませんでした。
試衛館のメンバーと、ともに笑いともに泣き、
ずっと一緒に過ごした一年は本当に楽しかったです。
あらゆるシーンが愛おしくてたまりません。
特に山南さんと明里の二人は、
本当に大好きになりました。
本当にほんとうに、三谷さんや制作スタッフの皆さんや、
登場した俳優さんの一人ひとり、
そして一年間一緒に観てきた日本中の人達に
「あーりがとーう!」と叫びたいくらいです。
(LINTS)


=
最終回終わりましたね。
昨晩は半年間飲んでいなかったビールを飲みました。
ついでに焼酎の梅お湯割も飲んじゃいました。
夜中はいろんな事を考えて
(久しぶりに飲んだせいもあるのでしょうか)
何回も目が覚めました。
(みほこ)


=
終わってしまいましたねぇ。
昨夜は録画しながら観はじめ、
結局12時まで4回繰り返して観てしまいました。
4時間、号泣しっぱなし。
今まで生きてきて、ここまで泣いたことは、ないです。
月曜日は「歯医者に行くため」2時間遅刻と、
金曜日に申告しておきました。
‥‥手を打っていてよかった。
まぶたの腫れがエライことに‥‥。
三谷さんが以前スタジオパークで、
「最終回の勇の最後の言葉は決めた」
と言っていましたが‥‥。
あれか! ひどいよぉ。今、思い出しても涙が‥‥。
何か続く言葉がありそうで、
でもあれで完結しているようで。スゴイひと言でした。
一年間、本当に熱中しました。
自分の中に、こんなに熱い気持ちがあったんだ‥‥と、
はっきりいってびっくりしてます。
新選組関係の本を数知れず読み、
一年に2回、新選組のゆかりの地を見に京都へ行き‥‥。
今度の日曜日からは、また
第1回から順に観はじめようか、一年かけて。
‥‥なんて思ってます。
そうすれば、また一年楽しめる。
(fuku)


=
今朝、出社したら
会社の『新選組!』仲間の顔が
みんな試合直後の格闘家のようになってます。
そんな私もヒラメのようです‥‥。
「前歯の大きい女は情が深い」というのがありましたが、
三谷さん以前『王様のレストラン』で
「涙袋のデカい女は情が深い」
というセリフを思い出しました。
三谷さんの中では、
「情が深い女=いい女」なのでしょうか?
(このセリフの返し
「長門裕之が女だったら最高なんだ」も
 思い出してしまいました)
ふでさんの「近藤勇よく戦いましたっ!」のセリフ、
三谷さんのお母さんに似ているという
野際さんが言う事によって
香取くんをはじめ出演者、スタッフ、視聴者、
ひいては三谷さん自身への言葉のように感じました。
それにしても、香取くん貫禄がつきましたね。
ドラマと共に香取くんの成長をみた思いです。
史実と違う、大河ドラマらしくない等々
とにかくすばらしいドラマでした!
(前歯の大きい女)


=
三谷さんは残酷です。
あんなカーテンコールを用意して。
これじゃまた最初から見たくなっちゃいました。
こんないいドラマは滅多に出会えません。
本当にありがとうございました。
そしてほぼ日スタッフのお陰で
カメラワークや効果音、ライティング、小物や舞台など
美術の方々の職人技の凄さを知りました。
これからは、そういった見方も
テレビで楽しんでいきたいと思います。
(セナ)


=
最初の子を産んでからこの6年、
自分が見たい番組などあってなきがごとしで、
泣き声喧嘩声で筋がわからなくなること数知れず。
もうテレビはBGMとあきらめていたのに。
この一年日曜の8時すぎだけは鬼母と化し、
毎度子供を怒鳴り付け、
なんとか最終回まで無事見とおすことができました。
そんな鬼母のせいで
「新選組なんてだいっきらい!」
とまでいっていた息子と娘。
でも近藤局長の切腹シーンに4歳の娘は
「ねえしんごちゃん、死ぬの?
 御料理のときももう出ないの?」
(『SMAP×SMAP』も録画で見せているので)と心配し、
6歳の息子は号泣する母に
そっとタオルを持ってきてくれました。
来年の『義経』のCMに
「ほら『新選組!』終わってもまた次始まるって。
 よかったねおかあさん」とまで励ましてくれあんた達、
産んでほんとによかったと思いましたよ。
もっと大きくなったら一緒にDVD見て
新選組ゆかりの地を旅行しようね。
ありがとう! 『新選組!』
(とーま)


=
局長は最期、しあわせだったんだな〜。
よかった。初夏だったんだ。よかった。
トシも最期は
「かっちゃん」と言ったのではないでしょうか。
二人の、男女より強い絆が羨ましくさえ思いました。
しかし、ドラマで
呼吸困難になるほど泣いたのは初めてです。
(和子)


=
昨日は最終回を18時・20時・22時と3回楽しみ、
3回大泣きしました。とても素晴らしい最後であり、
でも熱いものが残るというか
自分の中に生き続けるような‥‥。
来週からドラマがないという寂しさと
「ありがとう!」という清々しさが混じって
まだ複雑な心境です。
『新選組!』で大河ドラマを見るようになり、
歴史に興味を持ち、
自分の趣味の幅が広がった事はすごい財産になりました。
来年からは『義経』を楽しみにしています。
今年ドラマに専念したぶん、
小説・映画・史跡めぐりなど
まだまだ私の中の『新選組!』は
終わっていませんよっ! いざっ!
(もぐうっち)


=
とても素晴らしいドラマでした。
そして、よくギリギリまでいい感じで引っ張って
最後に「なんじゃこりゃ」と肩透かしを食う
ことの多い昨今のドラマのなかで
『新選組!』は最終回も見事でした。
製作に関わった方々にありがとうと、
お礼を言いたいです。
一年間楽しませていただきました。
祐天仇討ちの一件、実はず〜っと気になっていたのです。
確かどさくさでいなくなって、
永倉さんも何も言及しないので
あれは仇討ちが果たせたのか否か
宙ぶらりんのままだったんですよね。
それが最終回で出てくるとは‥‥。
なんて長いスパンの伏せんなのでしょう。オドロキです。
三谷ドラマは噛めば噛むほど
味わいがあるスルメのようです。
これはDVD買わねばなりませぬ。
今からへそくりを貯めねば‥‥間に合うかなあ。
(さとりん)


=
最終回翌日(今日ですね)、
歯医者さんの予約があった私は、
あの爽やかなカーテンコールのあと
ずっと頭の中に流れ続けていたメインテーマのおかげで、
治療中に気分が悪くなって
何度も中断してしまっていた二年越しの虫歯治療を
無事に終えることができました。
斬首や隊士たちの心痛に比べたら
虫歯治療何するものぞ!
勇気をありがとう『新選組!』
その帰り道、ふと道ばたを見ると、
「新選組隊士永倉新八来訪の地」
という案内版があるではありませんか!
北海道大学の正門のすぐ北側にある
「札幌市北区歴史と文化の八十八選」の
07番の看板でした。私は札幌在住。
かかりつけの歯医者さんは北大近辺だったのでした。
晩年に北大で剣術指南をしたという説明文を見ながら、
お年を召した永倉さんが、そのとき張り切り過ぎて
腰痛を起こしたとかいう話をどっかで読んだなあ、とか、
スマステ処刑前夜新選組隊士大集合スペシャル!では
「永倉新八の死因は虫歯だった」
という小ネタが出てたなあ、とか、
ごんごん降りしきる雪の中、
しばし感慨にふけっていたら
麻酔がきれて歯が痛くなってきました。
(りう)


=
一年間大河ドラマを見続けたのは、
松本幸四郎さんが、染五郎時代にやった
『黄金の日々』以来でした。
まだ、中学生(小学生)だったころで、
あの時の登場人物は、いまだに心に焼きつています。
そういう思いをきっと今回の新選組をみた、
子供達もするのでしょうね。
本当に一年間、三谷さんやお芝居に関わった方たちには、
いい物を見せて頂きました、とお礼をいいたいです。
そして、このほぼ日のテレビガイドがあって
よけい楽しみが増えました。
自分の気に入っているものを毎回熱をもって
語ってくれているのを読むのがとても楽しかったです。
(hana)


=
「刀の時代は終わった」と前回までは強調されていたが、
最終回は、そのせりふもなく、
全編を貫いて見せてくれたのが「刀」でしたね。
「そう簡単に刀の時代は終わらない」
とでも言うことでしょうか。私にはわかりません。
小憎らしい仕掛けが、私には見えたのですが。
沖田がふとんの脇で吐いた赤い血は、
日本地図の形をしておりましたね。
北海道辺りに蟻がいて、総司は、いとおしく助けました。
ああ、また、泣けてしまいます。
三谷幸喜作の『新選組!』をみて、
私はなぜ泣けるのか?
これをしばらく静かに考えてみます。
答えは急がなくともよいです。ゆっくり考えてみます。
こういう時間がいまこそ必要なのだと思います。
みなさま、ありがとうございます。
(マムカ)


=
『新選組!』最終回の日曜日。
放送が始まるまで落ち着かなかったので、
板橋駅前にある
近藤さんの墓所にお墓参りに行ったのです。
いくつかある墓石の前にお線香を供えてお参りをし、
最後に永倉さんのお墓の前で
「こんなに大きなお墓を建ててくれて
 ありがとうございます」とお礼を言った直後、
供えたお線香の束が「ぼわっ」と火がついて、
まるでロウソクのようになったのです。
隣りにいた旦那さんと
「見た! 今の?」「見た見た!」
と驚きあっていました。
100円ライターではなかなか火が点かず、
ほんの少し煙がたなびいているだけだったのに。
なんだか不思議な、でも暖かい気持ちになりました。
(十六夜)


=
月曜日の朝、通学途中の電車の中で、
近くにいた他校の男子達がこんな会話をしていました。
「昨日見た?」
「見た見た」
「近藤、かっこよかったよな」
「いや、前にいた山南だってかっこよかったじゃん」
――ここで私は下車――
耳をそばだてながら、心の中で
「どの人もみんな、
 スゴイかっこよかったじゃないか!」と叫び、
会話の続きが気になったのは言うまでもありません。
帰宅後、このことを母に言うと、
母は「ほらー!」と勝ち誇ったように言いました。
そんな母は山南ファンで、私は土方ファンです。
(茜色)


=
最近、毎週月曜日は、眼が腫れて、
メイクするのが大変でした。
でも、来週からはそんな心配もなくなります。
寂しくなっちゃいます。
(しょう)


=
初めてメールさせて頂きます。
以下、わたくしの最終回の過ごし方です。
みなさまは、如何にお過ごしだったのでしょうか‥‥。
<平成15年12月11日 処刑前夜>
19:00〜23:00
舞台『消失』を観劇。
亡き隊士、河合耆三郎・武田観柳斎と
望月亀弥太(土佐藩士)にご挨拶。
おまけ:松原隊士の弟君(ヒロト氏)にも遭遇。
25:00〜5:00
UGA設置のカラオケBOXにて
『新選組!』メイン・テーマ熱唱。
(もちろんヘヴィーヴォイス使用しました)
<平成15年12月12日 処刑当日>
17:00
再度「流山」を確認。
18:00
sma STATIONを見てこれまでを振り返る。
19:00
カレーを食す。
20:00
「愛しき友よ」へと突入‥‥。
やるだけの事はやりました。微妙な達成感すら覚えます。
これ程大切に、
ドラマを観るのは生まれて初めての経験です。
素晴らしい時間を多くの方々と
共有させてくれたほぼ日のみなさま!
素晴らしいドラマを演じ、
創って下さったすべてのみなさま!
それなりにありがと――――――!
(畝)


=
自分の中で、これ以上ないくらいに
最終回に浸りきってやろうと目論み、
「流山」までの48話分一挙上映会を決行しました。
金曜の夜から観つづけてぎりぎり
BSの放送に間に合うくらいに48話を観終え、
昂ぶりきった状態で最終回を観ました。
近藤の顔が穏やか過ぎて泣けました。
土方の顔が子供のようで泣けました。
あらゆる人のあらゆる顔と言葉に泣けました。
沖田の寝床の血だまりが日本列島の形で
変に動悸がして、そんなことすら泣けました。
でも、こんなに泣いているのに
何回も声を出して笑いもしました。
観終えた後、おさまりが着かず
夜が明けるまで何回も観てしまいました。
すごい大河ドラマでした。幸せですね。
DVDは、ほぼ日で買います。
はやく喜ばせてください。
TVガイドの最終回も楽しみにしています。
(京都府 なんなんなん)


=
あんなにも幸せな最終回はないです。
もちろん勇は死んでしまうわけだし、
トシや総司のこれからも
歴史の流れとしては知ってはいるから、
それは幸せなことでは決してないけれど、
でもやっぱり私は、最終回の勇やトシたちの表情と、
「完」のあとのカーテンコールをみて、
三谷幸喜作『新選組!』を、
あんなにもすてきな出演者たちで見られたことが、
ほんとうにほんとうに幸せなことだと感じるのです。
悲しくてせつなくて、そして思い出せば楽しくて幸せで、
こんなにも泣ける‥‥。
そうそう体験できることじゃないですよね。
(ナツ)


=
加納鷲雄を演じた小原雅人さんは
三谷さん主宰の「東京サンシャインボーイズ」で
新見錦を演じた相島一之さんと争う
二枚目看板俳優だった人です。
母性本能くすぐり系が多かった
相島さんとはまた別の
大人の雰囲気のくぅわっこいぃっ
二枚目をやってらっしゃいました。
昔、小劇場に通っていた私としては、
今回の『新選組!』は、
当時、ファンどうし、夢のように語っていた
キャスティングが実現したドラマです。
あの頃から好きだった俳優さん達が山のように出演、
それも大きな役ばかり。
ウタ中のキャストを見ては、
嬉しい名前に悲鳴をあげた1年でした。
なにもかも丁寧なスタッフ、
キャストの底力を堪能しました。
いままでDVDプレーヤーを買い控えていましたが、
2005年2月ですね!
買いますよ! あの旗のために!
(100YO WADA)


=
みなさん、お疲れさまでした。
我が家でも、特に演劇ファンの夫が熱狂的に見ていて、
私はどちらかというと、
こちらのテレビガイドの熱気と夫の熱狂に引きずられて、
お正月からお付き合いしてきました。
今は、1年間、よく見続けたな、という気持ちです。
終わった後、夫とは、
「当分この役柄にしか見えない役者
 ナンバーワンは土方役の山本耕史だ」とか、
山南さんを演じた堺雅人については、
「どうせならいっそのこと
 役の名前に改名してくれないだろうか」とか、
「そういえば、坂本龍馬役の江口洋介は、
 その芸名を初出演映画の役名から
 取っているはずだ」とか、
もうどうでもいいような話を延々していました。
核心に触れる話がうまくできないんです。
一人の人の半生を見きったなあという、
何だか力尽きた感じの漂う日曜の夜でした。
(よしこ)


=
こんなに泣いて、
翌日も思い出すだけで涙でてくるなんて
実家の犬死んだとき以来ですよ!!
あの回想と、初め(出発時)に戻る終わり方で、
メビウスの輪の中にはまりこんじゃいました。
いつでも頭の中でエンドレスに
隊士たちが走り回ってるんです‥‥ぐるぐる。
(半蔵♀)


=
予告を見た時にもヤバかったのですが、
近藤さんや多摩の人々の姿に
やっぱり涙が溢れてきました。
が、それにしたって。
どうして「沖田のシーン」だけ、
あんなにもリアルに悲惨なんでしょう!!!
(藤原くん、演技うますぎ!です)
一晩明けた今朝からずっと、
沖田の姿が脳裏から離れません!
(総司に哀悼を捧ぐ)


=
最終回を見ました。見ている時はなぜか、
ドラマに集中できず、涙も出ませんでした。
遠い所で物語が走っていってしまった感じがしました。
見終わった後も、心の中が整理できず、
ただ、虚脱感と喪失感でぼーっとしておりました。
一晩寝て、今日、もう一度見ました。
すると、すべてのシーンが
しっかりと私の心の中に落ちてきました。
素直に涙が流れてきました。
やっと、私にとって、
『新選組!』は終わったのだ‥‥と実感できました。
ラストのラストのシーンを見ながら、
「はるけくも来てしまったものだなあ‥‥」
と思いました。
私にとっては1年、新選組にとっては約5年‥‥。
短いようで、はるかな年月です。
(こたつぶた)


=
ドラマの最終回を見た夜に新選組の夢を見ました。
夢の中ではラストの回想シーンが出てきて、
もう彼らの物語が見られないことの寂しさや、
近藤、土方、沖田らがたどった運命に思いをはせて、
驚くほど声をあげて自分が号泣していました。
テレビを見ている時には
静かに涙する程度だったのですが。
それだけ一年間という長いドラマとの
別れが悲しかったのかもしれません。
(ぷーる)


=
三谷『新選組!』が終わりました。
43年のファン歴の中でベスト3に入りました!
私の中で! ですが。
成熟した男達が思いを追っていく司馬遼太郎のとは違い、
若い何かを掴みたい男達が時代の渦の中で悩みもがき、
人と人の繋がりの素晴らしさを感じながら消えてゆく
(あくまで私の受け取り方ですが)という風がよかった。
今回きらっと光った尾形俊太郎ですが、
43年前、不器用だがとても誠実な
ある役者がもくもくと演じていました。今年はなぜか、
その人の事が日曜日の度に思い出されました。
そして、もう一人島田順司さんがご出演、万歳!
大好きだから。
(陽子)


=
私、捨助はもう一人の勇なのかなと思いました。
勝ちゃんが好きで、勝ちゃんの役に立ちたくて、
仲間に入りたくて、やっと入れたと思ったら
新選組は消えそうになって、勇も殺されてしまう。
生き残った他の仲間達が、それぞれに使命を感じたり、
また、勇が自分達を生かすために
死を覚悟していることを知って
生きて戦うことを決意する中で、
捨助だけがたとえ無駄死にだとしても、
大好きな勝ちゃんを助けに行かずにいられなかった。
それは勇の、幕府への強い思いと、
彼が辿って来た数年間と、そしてその最後とに
似ているなと思いました。
‥‥って言ったら勇ファンに怒られるかな。
すごいドラマでした。
一年間、楽しませて(泣かせて)もらいました。
最後の近藤勇を見て、香取さんに惚れました。
素晴らしかったです。
(ぽい助)


=
思い出すとそれだけで涙がぼろぼろ出てくるので、
とりあえず今思ったことだけ。
近藤さんの歳まであとちょうど10年。
もちろんそんなに早く死ぬ気はまったくありませんけど、
何かできるのかなあ。
ちいさいことでも、何か誇りに思えるようなことが。
自分がずっと後になって死ぬときに、
あんないい顔ができたらいいなと思うのです。
来年はみんなのお墓参りに行こうと思います。
今まで全然知らなくてごめんね。
そのかわりもう一生忘れることはないから、
それで許してくださいな。
金曜日にTVガイドを読むのも楽しみでした。
あーあ、楽しみが一気にふたつもなくなってしまった。
(トォヤ)


=
『新選組!』終わってしまいましたね。
きのう観終わったときは、
「最終回」っていう感じがないというか
もちろんしっかり観て、たっぷり泣いたんですけど
もう終わりなんだって気がしなかったんです。
寝るまでずっと。でも、きました。
今朝起きた瞬間から、もんのすごくきました。
終わっちゃったんだぁぁぁぁぁぁぁっていうさみしさが。
みんなの顔がばーーーっと浮かんできて、
果てしなく切なくなりました。
まだ、なんだか身の置き場がない感じです。
どうしたってさみしい。
こんなにハマりまくったドラマは初めてかもしれません。
とくに、大河ドラマの中ではダントツです。
もう、とにかく三谷さんにお礼が言いたい!
できることなら直接ありがとうと言いたい!
日本史の中でも、とくに幕末が大の苦手だった私は
三谷さんが書いてくれなかったら「新選組」なんて
一生出会うことがなかったかもしれません。
出会わせてくれた三谷さんに感謝です。
私にとっては最初で最後の「新選組」です。
(北海道 小樽市 さちこ)


=
三谷さんはすごい、と思ったのは、
捨助とお考さんの最後。捨助は架空の人物だし、
お考さんも史実とはだいぶ違った役割を果たして、
最後はどうするんだろう、と思っていましたが、
三谷さんはちきんと2人に幕を引きました。
死なせてしまうのは安易だ、
と思う方もいるかもしれませんが、
この2人は『新選組!』の中の人、
このドラマで生まれて、このドラマで死んでいく。
これで、よかったんだと思います。
『新選組!』は、
素晴らしい俳優さんをたくさん教えてくれました。
これは、きっとこれからの人生の
宝物になるに違いありません。
(青木)


=
近藤の首が切られるとき。
目の前にある、きれいな川や泳ぐカエル、を近藤は見て、
鳥の声を聞いていましたね。
私は、前の大河の宮本武蔵を思い出しました。
決闘のシーンで武蔵が問われるのです。
「お前は今鳥が泣いたのが聞こえたか?」と。
がむしゃらな武蔵にはそんなもんは聞こえないのですが、
時を経て、強いとは何かを悟った武蔵は、
いついかなるときも、
「鳥の声」を聞く余裕を持つのです。
あんなことになっても、
近藤には鳥の声が聞こえたんですね。
あの時の近藤の心は何を思っていたのでしょうか‥‥。
(ひの)


=
先日母との会話で『新選組!』の話題が出て、
「視聴率悪いけど、私は好き」とか
ほぼ日での盛り上がり具合を語ったところ、
新選組の話がかわいそうで好きじゃなかった母が、
最終回のみ観てすぐの
21:00頃電話をしてきた。
「しんごちゃんうまいねぇ」「藤原君きれいねぇ」
「おもしろかったのねぇ」って遅いよあんた!
(まさぞう)


=
私は、10年前、会津若松に程近い
山あいの温泉旅館に嫁いできました。
大きな茅葺屋根に守られた昔ながらの曲がり家のまま、
お客様を泊め、また私たちも生活しています。
この家が建てられたのは、
約130年ほど前、明治に入ってすぐ。
つまり、戊辰戦争が終わってからなのだそうです。
開湯1200年を誇るこの温泉のおかげで、
ずっと旅館として生計を立てていましたが、
会津本陣での戦が激しくなってきた頃に、
この部落の人たちは自らの手で集落を焼き払い、
山に隠れていたといいます。
会津西街道という大きな街道から
わずかにそれたこの場所は、水も温泉もあり、
官軍にとっても都合のいい場所になるのは
目に見えていたと思います。
でも、結局どちらの味方にも付かないという
意思表示のためと代々言い伝えられています。
あの頃のこの地に人たちには、
この戦争は、どのように映っていたのでしょう。
新選組のことなどは、漏れ聞いたいたのでしょうか。
私たちの生活が、まだここで続いているのは、
その人たちのお蔭かもしれません。
志を持って戦い抜いた人もいれば、
自分たちの生活を守るのに必死だった人もいたり、
幕末の混乱はTVを通して見た場面から、
今の私にも続いていることを実感しました。
私の生き方は、最終回が終わったこれからなのです。
(ひのき風呂の宿)


=
実は! 近藤さんのお墓から
さほど遠くないところに住んでおります!
月曜日にはスゴイことになってるだろうな、
と思っていましたが、行ってみたら
やっぱりスゴイことになっていました。
入れ替わり立ち代り、常に7、8人は人がいる状態。
老若男女、あらゆるカテゴリーの
人たちが来ている感じでした。
お花もいっぱいお供えしてありました。
みな言葉少なに見学し、静かに帰ってゆく感じ。
みんな昨夜見たんだな〜、みんな似通った思い、
それぞれの思いを抱きながら見たんだな〜と思うと、
またなんかうるうるしてきちゃいました。
(高野史緒)


=
ありがとう。他に言葉が無いです。
三谷さんと役者さんたちとスタッフの皆さんに。
あ、あと。スマステとスマスマにも。
『新選組!』に明け暮れた一年になりました。
本当楽しかったです。
(ひより)


=
最終回をみて‥‥。
沖田は往年の沖田、島田順司さんが、
土方は往年の土方、栗塚旭さんが、
それぞれ見送っていましたが、
近藤も、三谷幸喜さんの舞台では近藤勇を演じていた
阿南健治さんが見送っていましたね。
なぜ阿南さんが兄の役かと思っていましたが、
この配役に納得です。
涙の最終回ではありましたが、笑顔の人も多く、
なにかすがすがしさすら感じました。
(みーとん)


=
以前に「お汁粉をたべてない」という
話が出ていたと思いますが、
お汁粉をちゃんと食べてる回がありました。
第16回「一筆啓上、つね様」
土方と山南がおまさちゃんの店で食べてます。
しかも、土方はしっかりお餅をほおばります。
確かあったよな〜と思い、
録画したものを見ていてみつけました。
最終回の感想じゃなくてすみません。
(ガク&メイママ)


=
いつもより長かった最終回。
たぶん今夜で4回目に突入するでしょう。
何でこんなにも毎日観てても飽きないのか?
それはきっと来週からは同じ時間に同じ場所に行っても、
もう二度と逢うことができないから。
まるで彼女との別れ際に何度も振り返って
名残を惜しんでいるような感覚。
別れた恋人をいつまでも引きずるのはたぶんよくない。
でも『新選組!』は今後も
積極的に引きずっていきたいです。
たから、来年になったら一生モノのDVDボックスを
大枚はたいて「身請け」するつもりです。
(ツルけん)


=
『新選組!』最終回が終わって、2日経っても、
いろいろな場面を、なぞるように思い出して、
時々涙ぐんでしまいす。
かつての土方歳三役だった栗塚旭さんが、
歳三の兄・為次郎で再び出演されて、
山本・土方歳三に「よくやった」と語りかけるシーンは、
先輩土方が後輩土方を
ねぎらっているようにも見え重なって、
大粒の涙をこぼす山本・土方歳三の姿が、
ドラマを越えて、真に迫って感じられて、
ホント、ジ〜〜ンとしてしまいましたねー。
山本耕史クンは、演技の質は全然ウエットじゃないのに
山南さんの切腹後の号泣と言い、
源さんの死に泣きじゃくる様子と言い、
「泣き」の演技が上手いなー。すごいなー。
(猫の爪)


=
すごいです。月曜日、火曜日と、気がつけば
「愛しき〜友はいずこに〜♪」と歌っており、
今日に至っては、野際陽子さんの
「近藤勇!よく戦いました!」
という台詞を思い出して、
目に涙をためてしまいました‥‥(しかも何度も)。
やっぱりおもしろかったんですよね、『新選組!』
(はさみ)


=
先日インターネットのニュースで、
とてもイイ話を見つけました。
近藤勇が処刑された際、介錯役を務めた
岡田藩士の横倉喜三次が、勇のために岡田藩内で営んだ
法要の記録文書がこのほど見つかったそうです。
喜三次は、受け取った介錯の賞金全額をつぎ込み、
藩主や自分の菩提寺から僧侶を呼んだという
事実が記載されていたそうです。
喜三次は介錯役の立場を超え、
勇に心を寄せていたことを示す貴重な史料だそうです。
このニュースを読んで、
なんだかとても心が救われた気がしました。
(あやりん)


=
『新選組!』の最終回が遂に放送されてしまいました。
斬首の刑‥‥悲劇的な最後になるのだとばかり
思っていたのに全然違った。
なのに涙があふれて仕方ありませんでした。
ただ「ありがとう」という言葉が浮かんできて‥‥。
出演者・スタッフが愛し、
こんなにも視聴者に愛された大河ドラマを
リアルタイムで好きになれたことを
本当に嬉しく思っています。
(涼)


=
週末、社員旅行で生まれて初めて函館に行きました。
岡山県在住の私にとって、
函館はとても遠いものだと思っていました。
でも午前中に五稜郭を訪れて、
夜の8時には自宅のテレビの前に座れていたんです。
最後の新選組紀行にはさっき見たばかりの五稜郭が。
最終回の日に五稜郭に行けるなんて幸せ者だと思います。
三谷さんや関係者の皆さまに
感謝するのは当然のことなのですが、
この日この場所に旅行の計画を立てた
幹事にもこっそりと感謝しています。
(クロセ)


=
しゃぐまは、能楽で、神や鬼といった、
強い異形のものが被る
「かしら」というカツラに似ています。
有馬のしゃぐまはとてもよく似合っていて、
まるで身体の一部のようでした。
有馬を、決して人に馴れない
威厳ある獣のように見せていました。
(マナ)


=
新選組に少し興味があって、
藤原竜也ファンの私にとって、
この1年半はとても楽しく、充実したものになりました。
キャスティングから盛り上がり、
小説やまんが、ネットで勉強し、
日野や京都や函館に出かけて、
最近は出演者のみなさんの舞台に‥‥。
大河ドラマってこんなにも多角的に楽しめるんだ!
とあらためて気づかされました。
なぎなたのお稽古に行くのも
ちょっとコスプレ気分で楽しかったおまけつき。
しばらくはこの余韻にひたって
楽しみたいと思っています。
(Hitomi)


=
「この役を自分が頼まれたら」ネタ、
楽しく拝見してました。もし、自分が頼まれたら、
二つ返事で引き受けられそうなのは
後半2話で出てきた有馬役の古田さんでしょう。
陣の一画で気合を入れまくって刀を振り、
汗だらけで香川に呼ばれて振り向くシーンは、旦那曰く
「真夏に帽子被って草むしりして振り向いたお前の顔」
とお墨付きをもらいました。
最終回の喪失感を紛らわそうと、
おちゃらけネタで失礼致しました。
(戌井)


=
今朝、もう1度録画してあった
『新選組!』最終回を見ました。朝から号泣です。
2度目の方がさらに悲しいです。
1時間、きっちりと見終わって、
ビデオの電源を切ったら、テレビでは
「はなまるマーケット」をやっていました。
そして、そこに生出演中だったのは
沖田くんに労咳をうつしたであろう、
お笑い芸人「カラテカ」の矢部くんではないですか。
くーっ!! お前のせいで‥‥。
幕末と平成と歴史上の人物と今テレビに出ている人が
いっしょくたになってしまい、とても困っています。
(mamio)


=
今でこそ、全国に名を轟かせる(?)
宝塚に住んでいますが、以前住んでいたのは、流山。
「千葉のどこに住んでいたの?」と聞かれても、
「え〜っと、ナガレヤマ。
 サッカーのチームで柏レイソルってあるやん。
 その柏市の隣の市に住んでいたの」と回答していた私。
『新選組!』第48回でタイトルにまで
なってしまった「流山」。これからは胸を張って、
「近藤勇が最後に活動した、流山に住んでいたの!」
と答えていきたいと思います。
(クリュ)


=
芹沢鴨の暗殺や池田屋事件頃までは、
早く次が見たくて待ち遠しいという気持ちだったのが、
山南さんの切腹辺りから、次の回までの1週間が
素直に待ち遠しいとは言えない時間で、
史実は決して変えられないと思いながらも
彼らの事を思って過ごす日々でした。
今までいろんなドラマを見てきて、
はまる事もあったけど、
やっぱりドラマの1時間が終わると
日常がやってきていたのに、
このドラマはその日常にまで入ってきて、
次の回までの1週間という時間の長さが
リアルに感じてしまう物語でした。
でも、これが連ドラの醍醐味なんじゃないかと、
今は思います。
(のぼせもん)

=
最終回、言いたいことは山とあれど
(主に感謝と惜別、大好きの言葉)、
それは皆様の叫びにお任せするとして。
最終回のとある印象的なシーンについての感想です。
刑場へ飛び込もうとする左之助を
尾形君が止めるシーンがありますよね。
そして尾形君は山南さんの遺言によってこの場に現れた。
このことは、25話で左之助に命を救われた山南さんが、
形を変えて左之助の命を救い、借りを返した‥‥
というふうに見えるのです。
(前半の最終回と後半の最終回というリンクもあり)
こうして、ひとつの関係性を帰結させて、
話が終わっている。そして左之助の行動を見て、
初めて笑顔を見せた尾形君に、
希望さえ見てしまいました。
(良 茨城)


=
三谷さん、一年間ありがとう!
最終回はかまえて見ていたんですが
とてもさわやかに見終わることができて
なぜかホッとしました。
5年生11歳の娘が途中からはまりだし、
史実としての新選組の最後に悲しんだり、
永倉や斉藤は大正時代まで生きていたということに
そんな大昔のことではないんだと
ショックを受けていました。
実際の年齢も香取くんや藤原くんと
同じくらいだったのも心に重く響いたようです。
お友達の間でも観ている子は多くて
毎週、月曜の朝の登校時は
『新選組!』の話題だったそうです。
年齢がちょうどあっていたんでしょうが、
初めて真剣に観た大河ドラマは
一生、強烈に刻みこまれるでしょうね。
それが三谷さんの大河だったなんていいなぁ。
(綾野)


=
最終回、近藤勇は親しい人々と語り合うことは、
一度もありませんでした。
捨助は「知らない」人でしたし、
刑場で親族を確認しても
頷くことさえ許されませんでした。
皆がバラバラの道を歩んでいたのに、
でも、今までで一番
新選組の結束力を感じた回かもしれません。
まさに見えない力で繋がっている感覚。
ただ、「座って」「立って」「歩く」だけの
静寂に満ちた勇の背後に、
隊士みんなの顔が見えました。
貧乏道場時代の、隊士がどんどん試衛館に集まって
ふでさんが「まだ増えるか!」と
叫んでいた時代の昂揚感が、
不思議とオーバーラップしてきました。
納豆談義が懐かしい‥‥。
(鯵之介)


=
斬首される近藤さんが最後に見ていただろう
自分の首が落ちることになる小川の水面‥‥。
近藤さんの死を知らずに逝った
沖田さんが見ていた座敷の畳、
その向こうには平五郎さんが
丹精した木々が配置された庭‥‥。
自分がこの世を去るとき
最後に何を見るだろうか、と思った。
(絵異里庵)


=
最終回はつらすぎて、現実を受け止められず、
翌日、仕事帰りに、板橋の刑場跡に行き、
線香をあげてきました。
たくさんのお花やお線香でいっぱいでした。
新選組がどれだけ多くの人に愛されていたのかと、
改めて感じました。そのあと、
上野の彰義隊の碑のところにも行ってきました。
そこにも花が供えてありました。
今、平和に暮らせているのは
いろんな人たちのおかげだと、感謝したい気持ちでした。
(ひろこ)


=
いつもばたばたして集中できなかった日曜の夜、
最終回は夫婦でちゃんと座ってみることができました。
自他共に認める司馬遼太郎ファンの夫は、
見ながらいろいろ言うのでいつもは
「集中できないじゃん」と思っていたのですが、
最終回はさすが幕末好きという一言を言っていました。
「新政府も必死だよ」
まだ危うい存在であった新政府にとって
新選組近藤勇の存在は、憎いというより恐怖であり、
一刻も早く抹殺しないと
自分たちが恐ろしくてたまらなかったんだ。
だから裁きもへったくれもなく、
斬首、晒し首という極限の措置をとったんだと。
だてに幕末の歴史小説読み漁っていないなと、
見直しました。年末の総集編もたのしみです。
HDに録り溜めた『新選組!』、
DVDに落としたあとも
なんとなく消せなくて困っています。
(Aki)


=
僕にとって、いや僕の家族にとって
『新選組!』はとても大切な番組でした。
家族4人で初回以降、
1回も欠かさず見終えることができました。
もっとも見る場所は4月から僕の単身赴任により
東京と福岡に分かれてしまっていたのですが。
日曜の夜、8時45分になるとお互いに電話して、
語り合うというパターンです。
確か6月頃までは、某携帯電話会社は
「土日祭日はHAPPY HOUR」と称して
通話料金がその日は安かったので、
いっぱい話してたような気がします。
また「友の死」「ある隊士の切腹」などの回は、
電話が繋がっているのに、
互いにすすり泣くという時間がひとしきりあって
「お父さん、大丈夫?」と聞かれて、その言葉が
またさらなる涙を呼ぶということもありました。
ほんとに『新選組!』はありがたかった。
たぶん、何年も経って『新選組!』を
なんらかのメディアで見るときがあれば、
あの8時45分からの
何分間かの時間を思い出すことでしょう。
(hayasaki)


=
土方さんの出身地に住み、
親は五稜郭から歩いて数分の地の出で
「没記念碑」のようなものを見て育ちました。
わたしの中で新選組は
「問答無用の殺人集団」でしたから
心酔する人たちを異様に感じ、
『新選組!』もヒュースケンあたりで
1度リタイヤしてたくちです。
復活したときには、もう、
近藤はピンクのフリフリスカートを
はいてた慎吾ちゃんじゃなかった。
三谷さん独特のあて書きのせいか、
どんどん役に役者が同化して、若い人たちの顔つきが、
責任によって本当に
変化していく様を見ることができました。
それは新選組の組織の変遷に完全にリンクしていました。
ここまで、三谷さんが計算ずくだったとしたら、
ちょっと恐ろしいほどです。
歴史観や視聴率云々で、若い彼らには
どれほどのプレッシャーだったかは想像できます。
必死の働きにむけられる世間の冷たい眼までも、
当時の環境に近いものがあったのかもしれません。
自分がその一部だったかと思うと、
ちょっと泣きそうです。
これで郷土愛に目覚めるとか、
新選組詣をするとかいうことはないけれど、
二つの正義の対立や、歴史の転換点で
翻弄される人々を描ききったこのドラマに、
心を動かされた事は、間違いがありません。
くだくだ言いましたが、
ホントにキャスト全員、大好きなんです。
メインのいい男たち以外にも
脇を固めた役者さんの上手さ、
カマショーから、メガネのおかっぱまで。
(ともこ)


=
『新選組!』に始まり、
『新選組!』に終わった1年でした。
今年を一字で表すとしたら、
私の場合、間違いなく「誠」の一字です。
図々しい話ですが、ほぼ日の皆さんとはなんだか、
同じ旗の元に集まった同志のような気持ちで、
約半年間、一緒に喜び、哀しみ、
励ましあってきたような気がしています。
最終回の感想は今はとても言葉に出来ない心境ですので、
最終回にまつわるエピソードで、
私が知っているものをお知らせしますね。
まずは捨助。
もうご存知かとは思いますが、
近藤斬首と同じ日、刑場で処刑された新選組隊士がいた。
しかし、なぜか、
その隊士に関する記録は一切残っていない。
この話から、三谷さんは架空の人物
「滝本捨助」を作ったのだそうですね。
つまり、あちこちで邪魔者扱いされて、
道化役のようだった捨助は、最初から
「近藤勇と同じ日に死地へと旅立つ
 ただ1人の新選組隊士」という重い役割を背負って、
いつもいつもかっちゃんの傍にいたのでした。
豊田家のトミさん。
近藤勇が幽閉されていた家の少女です。
実在の女性で、自分の娘のことを思い出してか、
近藤はこの少女をとても可愛がっており、
トミさんはおばあさんになっても、
近藤の命日にはお墓参りを欠かさなかったそうです。
近藤の介錯人の喜三次さん。
彼は、近藤の斬首を命じられたものの、同じ剣士として
「近藤の生き方には感じるものがあった」と心を寄せ、
斬首後、介錯の賞金を投じて僧侶を呼び、
近藤の法要を執り行ったのだそうです。
『新選組!』という作品に出逢えたこと、
そして、多くの『新選組!』が好きな方たちと
気持ちを重ねて過ごせた時間が、今年一番の私の宝物。
ああ、本当に楽しかったなぁ。
(東京都 あき)


=
最終回が終わって三日。
うつむいて机に向かって仕事をしていると、
最後の場面がよみがえって、涙がでてきます。
オープニングの歌詞の意味が、見終わった後だからこそ、
わかることができます。口ずさむとまた涙が‥‥。
初めて一年通して見た大河ドラマでした。
この番組をきっかけに、家族総出で、
新選組、幕末、明治に関する本を読みました。
高知に旅行に行って思いをはせたりしました。
興味の全くなかった幕末が、今では、
私の中でなくてはなならないものになりました。
本当に出会えてよかったなぁ‥‥。
三谷さん、出演者のみなさま、
スタッフのみなさま、本当にありがとうごさいました!
そして、ほぼ日のみなさま、ありがとうございました。
大好きなほぼ日で、
新選組のコーナーができ、うれしかったです。
(MIZO)


=
今はまだ新選組を語る状態ではありませんが、
1年間通して見てきて本当によかったと思います。
主役・近藤勇の一生じゃなくてよかった。
新選組に登場する全ての人があの人達でよかった。
脚本が三谷さんでよかった。
そんな色々な「よかった」が詰まった大河でした。
このどれか一つでも違っていたら、
きっと途中で見るのをやめていたと思います。
勇を演じた慎吾君、本当にいい顔になりました。
慎吾君は局長近藤勇を演じる為に、
三谷さんという人と出会うべくして出会った、
と思えてなりません。
最終回翌日のスマスマでのコント『局長!』に、
お腹抱えて笑いましたよ。
私の代わりに三谷さんへ伝えてください。
1年間、素敵な贈り物をありがとうございました。
三谷さんからの贈り物を全て受け取る事ができて、
なんだか誇らしい気持ちです。
おまけ。
今日買い物のためにポイントカードを出して
よくよく見てみたら、
有効期限が来年の4月25日でした。
だからナンだ、ですが。
(みか)


=
うちは三鷹で、すぐ裏に天然理心流の道場があります。
甥っ子二人が子供の頃に通っていました。
もう10年以上前になります。
彼らはもう大人になって、
剣道から少し離れたところにいますが、
今でも毎週土曜夕方、日曜朝には
近所から小さな剣士たちが集まってきます。
甥っ子たちから10年の時を経た今、
後輩の豆剣士たちがいます。
甥っ子たちから100年以上の時を遡った昔、
先輩の彼らがいました。
彼らから甥っ子たちへ、そして今の子供たちへ、
確実になにかがつながっていると思うのです。
道場からはいつも、元気な掛け声が聞こえてきます。
(ふじ)


=
新選組! よく戦いました! ありがとう!!
(らいら)

2004-12-17-FRI

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